第26話

 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



「詳しく決まったら また教えるけど…

 そうだなぁ〜期間は

 2週間くらいかな〜( ̄-  ̄ ) ンー」



 社長室で父から

 まさくんも同行させるという

 出張の件を聞かされた



「2週間か…」


 離れていても 心は繋がっている…

 私たちは もう大丈夫!



 …だよね?( ゚∀ ゚)ハッ!



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 社長室を出ると、さとちんから

 "1階エレベーター前に

 至急戻って来て!"

 …との指示の電話が入った


 急いでエレベーター前へ行くと


「アミさん、大丈夫だった?(>ㅿ<;;)

 社長室で作業したことなかったから

 アミさん連れていかれて

 何かされたんじゃないかって

 心配だったよo(´^`)o」



 (*°∀°)・∴ブハッ!!wそうだよね…

 娘だって言ってないから

 心配するよね…


「大丈夫、大丈夫!

 "お仕事頑張ってください"って

 激励してもらったの!(嘘も方便…)」


 内緒にしてごめんね

 さとちん( ̄▽ ̄;)



「あ、そうだ!」


「はい?」

 …仕事か!( `꒳´ )キリッ☆


「昨日…あの事務所の新人さんと

 ご飯行ったの?」


 _(┐「ε:)_ズコー


 ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙( ´△`)…

 忘れてなかったか…

 ここは、正直に…



「うん、行ってきたよ…」


「へぇ〜行ってきたんだぁ〜

 そっかぁ…彼氏がいるのに

 別のオトコに誘われたら

 ご飯とか 行けちゃうんだぁ〜

 へぇ〜( *¯ㅿ¯*)」



「ぐぬぬ…(*´-ω-)…」



「も、もう行かないよ!

 …(;´∀`)…ナハハハ…ナハハ…ナハ…」


 って 言っておけば…


「じゃあ、僕とも ご飯行けるよね?

 …( ㅍ-ㅍ)ニヤッ」



「え…!!!Σ(゚ロ゚??」



?(๑¬ _¬๑)ジー」



 ほら〜!ハァ━(-д-;)━ァ...

 言わんこっちゃない…

 返事を躊躇ためらっていると

 さとちんから ゴリ押し


「僕と ご飯!!!٩(๑`^´๑)۶」



「い、行きます…( ´ㅁ` ;)」



 ほらね…

 結局こうなる……(lll-ω-)チーン



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 今日の業務終了…


 ロビーで さとちんを待っていたら


「おっ!アミ!おつかれ(*´ ³ `)ノ」

 のんちゃんがやって来た


「お疲れ様です(*´꒳`*)」


「マサ待ちか?仲良いな(`▽´)ヒヒヒ」


「あ、違うの! あのね…っ…」


「アミさん、お待たせ〜εε=((((ノ*´꒳`*)ノ」

 さとちんが テケテケと走って来た


 そして


「望さん、お疲れ様で〜す!

 これからアミさんと ご飯行くんですぅ♡

 ね!アミさんっ♡(((´∀`*)))ニマ~ッ」


「えっ…∑(°∀° )そ、そうなの?」

 望は驚いている…



「アミさんは 彼氏いるのに

 柾國さんとご飯行ったんですよ!

 それなのに、僕とは行けないって

 不公平でしょ?٩(๑`^´๑)۶プンスコ」


『のんちゃん…ごめん!(´Д`;)アゥ...

 まさくんに伝えて!(*>人<)』


 必死のジェスチャー…


 わかってくれたのか

 苦笑いで頷いた



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 それから間もなく


「あれ、望さん…帰ったんじゃ…?」


 仕事を終えた柾國が

 望を見つけ話しかけた



「マサ…」


「はい?」


「アミ、智とメシ行ったぞ…」


「…え?Σ∑(°∀° )」


「彼氏がいるのに、

 マサとは ご飯に行って

 自分と行かないのは おかしいってよ」


「……あぁ〜」


「まぁ、そうなるよな…」


「ですよね…」



 また…失敗した…

『俺は 何やってんだ…』



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 会社を出た、アミと智…

「アミさん、どこ行きたい?」


「美味しい屋台知ってるから

 そこに行こうよ!!」



 *・゚・*:.。.*.。.:



 屋台とは…やっぱりココ…



「あれま〜!

 アム(アミ)でねぇか!おしさだな」


 そう、チムラ軒…


「おるァ…見ねぇ顔だな、おぇ…

 誰だ、チミは?…うぇァ?」


「ち、チミ…?∑(*ºㅿº* )?」


(*°∀°)・∴ブハッ!!w…

 おじさんの訛り、通訳必要かな?


「名前は?…だって(*´꒳`*)」


「(; ꒪ㅿ꒪)え?(今、名前聞いたの?(ボソッ))」


「君は誰?って(*´艸`*)」


「さ、さとしです…」


「あんだって?こえねぇだよ!」


「智ですっ(」°ロ°)」!!!!!」



「そうけ…さとすか…」


(*°∀°)・∴ブハッ!!w


?…ぃゃ…

 さと…なんだけど(ボソッ)

 えっと、まぁ…そんな感じです:( ;´꒳`;)」


 …何ともやり取りが初々しい

 最初は聞き取れないんだよねぇ〜

 私もそうだったから(*´艸`*)


「おじさんの作るメニューは

 どれもハズレがないの!!!!

 前の会社にいた時に

 同僚とよくココに通ったんだよ(*´꒳`*)

 おじさん!今日のオススメは?」


「んだなぁ〜今日は

 松茸ご飯と、ズブズブだな…」


「(。゚∀ ゚。)えっ?」

 さとちんの驚いた顔が

 いちいちツボる私(*´艸`*)


「おじさん…もしかして、スンドゥブ?」


「Σ(º ロ ºノ )ノ…えっ?」


「そうとも言うな…ボハハハ!!!!」


「スンドゥブが…ズブ…(๑° ꒳ °๑)」


「松茸なんかよ…

 ワシの若い頃のアレに似て

 ぅわぁ〜ぉ!!!!ヽ(( ゚∀ ゚))ノ…」


「お、おじさんっ!!!! シ━ッd((ˊ皿ˋ ;)」


「わ、わぁ〜ぉ…?!( ⊙Д⊙)ハッ…」


 さとちんの驚く顔が可愛すぎて

 キュン死(*∩ω∩)

 ここに連れてきてよかった(*´艸`*)フフッ



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 家に帰って来た柾國まさくに

 落ち着きなくソワソワと

 智とご飯に行ったアミを

 案じていた


「(。´-д-)ハァ-…

 やっぱり内緒にするのは良くないな…」



 わかっていたはずなのに・・・

 前にも痛い目に遭ってるはずなのに・・・



 "自信は あとからついてくる"…

 のぞむさんから言われた言葉が

 今頃 刺さる



 堂々と・・・アミの隣に立つ為に・・・



 スマホを取り出した



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 屋台でお腹いっぱい食べて


「美味しかった〜♡」

 頬を両手で挟んで喜んでいる さとちん


「でしょ!?…

 おじさんの訛りのクセ強いけど

 味は確かだよ!(´꒳`*)ドヤァ!!!!」



 ブーッ、ブーッ…


「ごめんね、電話出てもいい?」


「うん( *´꒳` )フフッ」

 満足気な さとちんが目を細めている



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 席を外し、電話に出た



「もしもし?…まさくん?」


 ──「今、どこにいる?」


「チムラ軒にいるけど…」


 ──「迎えに行く…そこにいて」


「えっ…でも……」


 ──「アイツも待たせておいて」



 久しぶりに聞いた

 力強い まさくんの声…

 鳥肌が立った…


 あの"鬼部長"を彷彿させた



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



「アミさん、誰から電話?(*´꒳`*)」


「彼が、迎えに来るって(*´艸`*)」


「Σ(ㅇㅁㅇ;;)エッ…

 僕と一緒に居たらマズイんじゃ…」


「あれ〜?私の事…落とすって

 言ってなかったっけ?( *¬ω¬)

 …ふふふ(*ˊ艸ˋ)♬*」


「あ、あれは…だってぇ〜…(*/-\*)」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 待つこと20分…



「Σ(º ロ ºノ )ノ…えっ!!!!なんで?」


 今日は驚いてばかりの さとちん…


「こんばんは、智さん…

 アミの彼氏の…いや、

 ・・・婚約者の柾國です( *¯ ꒳¯*)」



 まさくん、今なんて・・・?



「俺、ヤキモチ妬きなので、

 あまりアミに

 近づかないでくださいね((´∀`*))」


「は…はぃ……(⊙Д⊙ )( ⊙Д⊙)」

 まさくんと私の顔を交互に見ながら

 驚いてる


「さとちん、ごめんね…

 そういうことなので(*´꒳`*)」


「最初っから

 言ってくれたらいいのにぃぃぃ!

 …(*ノε` )σ ン、モー!!」



 無事にさとちんにも

 伝えることが出来た



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 柾國の車で

 智を家まで送って



「今日は、俺の家で良い?」


「…ぅん」


「ん?…アミ、どうした?」


「・・・・・・」



 アミの様子が…なんだかおかしい…

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