第22話

 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 柾國まさくにの実家で

 2人の"すったもんだ事件"を報告後

 アミの実家にて経緯を説明…



「びっくりさせないでよ!

 何事かと思ったわ、まったく(。´-д-)ハァ-」


「まぁまぁ…良いじゃないか!

 大変だったな、柾國くん(´∀`)ハハッ」


「ご心配おかけして

 申し訳ありませんでした…」


 深々と頭を下げた柾國は


「離れてみて、改めて…

 アミさんが俺の中で

 どれだけ大きくて大切な存在なのかが

 わかりました…

 これからは…何があっても

 ずっと一緒にいます」


 キュ-(⸝⸝⸝°◽︎°⸝⸝⸝)→ ン…



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 お見合い以来、久々に会ったので

 お茶を飲みながら談笑していると



「そういえば、柾國くん

 仕事辞めたんだろ?どうするんだ?」

 父から投げかけられ…


「すぐに就活します!」


「良かったら、うちに来るか?…」


「∑(°∀° )えっ?」

 ビックリしている まさくん



「あ…!!!!」


 …そうだった、

 うちのお父さん…社長だった…(^_^;)



「アミは、どうするの?」

 母から質問され


「う〜ん、同じ事務所で仕事するのは

 もう嫌だなぁ( ̄▽ ̄;)アハハ…」



「まさか、同じ会社だったとは

 思いもよらなかったわよ…

 縁って…ホント不思議ね

 ヾ(  ̄▽)ゞオホホホ」


 両親も かなり驚いていた


 今回の騒動も、

 上司と部下の関係だった私たちが

 お見合いをして

 ひよ子のはかりごとに社長も加わり

 離れることになってしまったから

 


「だったら…そうだなぁ〜…

 クリーンスタッフとか どうだ?

 1人で大変そうだから

 そろそろ増員しようと思ってたんだ」


 おっ!!!!お掃除は嫌いじゃないっ!!!!!



「よろしくお願いしますっ!!!!」



 2人とも再就職決定( *¯ ꒳¯*)ヤッタ!!!!



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



のぞむくんも、頑張ってるぞ!」


「えっ!のんちゃん!!??」


「家にも、よく来るわよ!!!」


「元気かなぁ〜のんちゃん…

 全然会ってないよォ((( *´꒳`* )))ポワワーン」



「望さん…とは…?」



 まさくんが聞きたそうだったので

「のんちゃんはねっ…っ…」

 

 と、言いかけたら


「アミのなのよね〜

 ヾ(  ̄▽)ゞオホホホ」


 と、母が楽しそうに話した


「ち、ちょっと!お母さんっ!!!!」



『アミの…初恋……(^_^;)』



 ピンポーン♬.*゚



「あら、誰かしら?」



 タイミング良くインターホンが鳴った



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 〜柾國まさくにside〜


 再就職も決まって

 ホッとしたのも束の間

 ……アミの初恋の人……だと?


 のんちゃんこと、

 のぞむさんという人物…

 さっきの話からだと、

 お義父さんの会社にいるようだ…

 そして、ここにもよく来るという…



「………」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



「噂をすれば…望くんよ、アミ!」



「ホントっ!!?!.。゚+.(・∀・)゚+.゚.+゚.」



「お邪魔します!!!」

 爽やかな笑顔でリビングに入ってくる

 スラッと背の高い男性…


「のんちゃんっ!!!!(ノ*°▽°)ノ」


「えっ!…アミか?

 おぉ〜!元気だったか!!!"(ノ*>∀<)ノ」



 ぎゅゅぅぅ……(´。-ω(-ω-。`)



「………( '-' )…エッ…」

 柾國の目の前で…


「うわぁぁぁ…アミだァ…( *´꒳`*)

 パッと見、全然分からなかったよォ〜」


「のんちゃん、会いたかったぁ〜♡」


 ぎゅー♡(*>ω(>ω<*)


『に、2回もする必要あるのか?』

(;¬_¬)…

 アミと望の抱擁を

 疑いの眼差しで見る柾國


「…おっと、こちらの方は?」

 アミから少しだけ体を離して

 柾國の方を見るのぞむ


「紹介するよ!

 ウチに近々 入社する柾國くんだ」


 父に紹介された まさくんが


「柾國です、お世話になります(*_ _))*゜」

 深々と90°のお辞儀…



「望です!……

 あ、もしかしてアミの…?」



「そうよ、アミの婚約者…ね♡」



「こ、婚約者って言い方は

 照れるからやめてよぉ(*ノдノ)テレッ」


 望に抱きついたまま

 照れているアミ


「………」



「望くん、色々教えてやってくれ」


「わかりましたっ!!!…

 改めて柾國くん、よろしくね!」



「……よろしくお願いします」



『ん?まさくん…どうしたのかな?』



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 実家を後にして

 帰りの車内は…ずっと静かで…



「まさくん?…どうしたの?

 さっきから無言だけど…」



「え?…いや、何でもないよ…」



 いやいや、何でもなくは ない…

 気になって仕方ない……のぞむさん


 アミの初恋の人…

 彼を見た時の嬉しそうなアミの顔…

 俺の目の前で 繰り広げられた

 感動の再会…熱い抱擁(2回も)…


 ……どんな関係?

 初恋の人…

 もしかして、初カレ?

 ってことは…アミの…

 初めての…オトコ……なのか…?



「………………」



( *¯ ³¯*)ム──ッ…

 俺の嫉妬ヤキモチ発動…



「まさくん?」


「今日は、アミの部屋に泊まる…」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 発動すると…

 俺の〖バズーカ〗が疼く…


 本能のままに…

 自分が優位に立ちたいのか…


 アミの部屋に常備してあった

 〖バズーカ暴発防止カバー〗は

 別れた日に 全部処分したと言っていた



 どうしようもなく

 直接 その肌に触れたい……

 遮るものは もう必要ないだろ…



 だって…俺たちは…



 久しぶりに触れ合った肌が

 気持ちよくて…

 狂おしく強く…溶け合った


 熱くて甘い 想いを込めて

 何度も ねじ込んでは撃っていく



 ── もう…離すもんか…… ──



「んっ…激しっ…あっ…」


「アミ…っ…愛してる…」



 この言葉にアミの躰が応えてくれる…



 吸い取られていく…


 搾り取られていく…



「…っ…はぁ…ぅっ…」


 実弾ストックも空になるほど…

 バズーカの乱射は 夜な夜な続いた…


 *・゚・*:.。.*.。.:


 今日まで 色んなことがありすぎて

 眠れない夜が続いていた…

 優しくて心地良いアミの香りに

 包まれたからなのか

 久しぶりに ぐっすりと眠った


 翌日 昼過ぎに目が覚めると

 実家から初出勤の詳細の連絡が来た


 1週間後、俺たちは また

 へ 出勤する



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 週明け…元職場では

 朝礼が始まろうとしていた


 いつもパッとしない郷布ごぉふ専務が

 イライラしていた


 それに気がついた仁…

「俊…」


「はい…」


「なんか雰囲気おかしくね?」


「…ですよね」



 ムッとした顔の郷布専務が 口を開いた


「アミさんが退職されたことは

 ご存知かと思いますが……」


 ……少し間を置き


「部長も、退職しました……チッ…

 また俺の負担が増える!!((o(>皿<)o))キーー!!」

 1人怒っている郷布専務


 …………


 事務所の反応は…


 … ('ロ'('ロ'('ロ'('ロ' )エッ!!!

 ∑(°∀° )(;`ω´);°з°)ェェエエ工!?

 ε=ε=ε=ε=(ノ,,・д・)ノゎ-

 !?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエ…マジかよww!

 … ( ゚∀゚)ポゥ!!



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 社長室では


「どうして辞めちゃったのぉ!!!

 おじさん、部長を止めてよぉ〜!

 私、頑張ったのにィィ!

 。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。エーンエーン」


「まさか柾國くんまで辞めるとは…

 もう、諦めろ…ひよ子…」


 ひよ子と社長が 嘆いていた



 事務所の皆は、私たちの仲を

 わかっていたようだと

 仁から後日 連絡が入った



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 初出勤まで、まだ日にちがある…

 離れていた時間を

 埋め合わせするかのように

 2人で過ごした



「もう、返せって言わないから…((´∀`*)」


 鼻にシワを寄せて

 まさくんが笑った


 部屋の合鍵が

 私の元へ戻ってきた



「言われても 返すもんか!(*´艸`*)」



 やっぱり 隣にいるのは

 いつだって あなたがいい…

 笑顔いっぱいの ふたりがいい…




 ෆ‪┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ෆ‪



 ここまで読んでくださり

 ありがとうございます!

 この回で、第1章が終了となります!


 次回 23話からは

 第2章が始まりますよ(*」´□`)」

 引き続き、よろしくお願いします!!!!

 m(_ _*)m゛

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