第13話
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"
私たちの事 話しておきたいの…"
まさくんに話した
「…そうだな」
「てっちゃんにも…」
「てっ…ちゃん?…( ¯−¯ )」
「あ、
元カレだということも しっかり話した
「…タイミングをみて話するね」
「わかった…
長く口止めさせて ごめんな…」
いくら抱きしめても足りないほど
私たちは互いに恋焦がれている
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翌朝
カーテンの隙間から
眩しい光が射し込む
温かな彼の腕枕…
目が覚めた時、一番に飛び込んでくる
愛しい人の寝顔…
『まさくんって、整った顔してるなぁ…』
美白の艶肌に 手を伸ばし頬に触れる…
ゆっくりと目を覚ました 彼は
その手を掴み
再び 私を腕の中に 閉じ込めた
「おはよう…
顔に何か付いてた?」
「目と鼻と口…あと眉毛?」
「…ぷっ((´∀`*))…だな!
明日も休みだし…
今晩、飲み会が終わったら
俺の家に来いよ!」
(o´罒`o)ヘヘッ
1人でニヤけてると
「…返事」
「は〜い♡」
「あ!飲んでる時
ひよ子との距離、気をつけてよ!」
「…お?妬いてんの?( ̄∀ ̄*)」
「…あら?返事は?」
「はい…」
見合わせて2人 クスクスと笑う
…おはようのKiss
からの〜
「ち、ちょっと!遅刻するっ…んぁ…」
「アミが隣にいるから悪い…っ…はぁ…
うっ…っ出るっ…」
⊂('ω'⊂ )))Σ≡ドピュッシー
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夜の飲み会…
社長の長〜い挨拶から始まり
乾杯の音頭で飲み始めた
「アミ
あの子…ここでも部長にベッタリよ!」
事務のチハルが ひよ子を指さしている
「なんやねん、あれ!部長も部長やで!
デレデレすなっ!」
同い年のカナが怒ってる
毎日、朝からずっと
他の社員にも
あまり良く思われてないみたいだ…
「先輩…飲んでますか?」
俊が話しかけてきた
「うん、飲んでるよ!」
「あの〜…仁さんから聞きました…
…反省してるみたいです」
少し離れたところで
背中を丸めて飲んでいる仁…
何だか可哀想になってきたので
声をかけてみる
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「仁…」
「…えっ!…あ、アミ…
この前は本当にごめんっ!!!!」
勢いよく頭を下げた
「いや、こちらこそ…:( ;´꒳`;)」
「あれから、アミと話せない日が続いて
ツラかった…(;´∀`)…ァハハハ…ハハ…」
「そうだよね…(´∇`;)」
毎日のように ふざけてた私たちだから…
こんなに口をきかなかった期間も
今まで無くて
…同じく、私も寂しかった
──きっと 今…言うべき時なんだろう…
「明日、2人に…話がある」
「えっ!Σ(゚д゚;)もしかして
絶縁されんの?俺たち…(>︿<。)」
「仁さん…(。´-д-)ハァ-
何もしてない俺を巻き込まないで」
「あ?…違う違う(ヾノ・∀・` )」
仁と俊は、顔を見合わせていたが
「絶縁じゃないなら何でもいいよ!((´∀`*))
…取り急ぎ この前の件は許してくれる?」
仁が上目遣いで 私をチラ見する
「仕方あるまいて…(◦`꒳´◦)」
「ははっ…やった!!!ヽ(´▽`)/
アミ、仲直りの乾杯しようか!!!!
俊、音頭とれ!」
「だから巻き込まないでくださいって!」
とりあえず、こっちは大丈夫だ
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アミ達は 盛り上がってるみたいだな…
横目でアミの方を気にしながら
飲んでいた柾國
「部長ぉぉ〜♡飲んでますかぁ〜♡」
「うん、飲んでる…」
「部長ぉぉ♡私、酔ってきちゃったぁ〜♡」
(^∀^;)アァ……
このひよ子を何とかしないと
アミをまた 不安にさせる…
「もう飲まない方がいい…」
「え〜♡私が歩けなくなったらぁ
部長に送ってもらうからぁ
いいんだも〜ん♡」
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「だも〜ん♡…じゃねぇわ!(`Д´)…チッ!!」
ひよ子の様子にイライラしながら
なみなみと入ったお酒をグビグビ飲んで
テーブルに音を立ててグラスを置いた
「………」
哲は、柾國とひよ子の様子を見ていた
『すごいな…あんなにグイグイと…
ちょっと、引くレベル…
この飲み会で
勝負かけるって言ってたし…』
……
『アミも…やばい飲み方してるなぁ…』
同時にアミのことも気にしていた
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「ちょっと席外す!!!!」
ベタベタしてる2人のことを
見てられなくて
私は会場を出た
外の空気を思いっきり吸い込む…
「はぁ…(´△`)知らなかった…
私って こんなに…
ヤキモチ妬くんだ?(ボソッ)」
「もうそろ終わるし
先に帰ってもいいんじゃない?」
仁が後ろから着いてきた
「1人抜けてもわかんないよね?
帰ろうかな〜ホントに…」
「部長に言っておくから帰りな!」
「じゃあ、お願いします(*´꒳`*)」
コンビニ行ってから帰ろうか
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
会場では
柾國がアミを探していた…
「…どこに行ったんだ?」
「部長…アミは帰りました」
仁が報告した
「そうか…わかった」
「あの…」
何か言いたげな仁…
「……?…」
「アミに…あまり
怒らないで欲しいんですけど…」
「……何か、不都合でも?」
「アミは、俺にとって…大切な同期です
つい最近まで、退職も考えるほど
悩んでました………
怒らない言い方もあると思います…」
「……へぇ〜
アミの保護者みたいだな?
それとも……同期というより
特別な存在…なのかな?」
「……そ、それは…」
「安心しろ…もう怒鳴ったりしないから」
「…分かりました
それじゃ、お先に失礼します…」
スタスタ(((((*´・ω・)
「はぁ…」
柾國は ため息をついた
大人げなかったか…今の言い方……
俺は お前たちがキスしてるところを
見たんだぞ!
これくらいの態度をとったって…
「部長ぉ〜♡送ってくださぁ〜い♡」
ひよ子が近づいてきた
「………」
もう絡むなよ…( - - `)…ハァ
「…駅までだぞ!」
「わ〜い♡」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
駅近のコンビニで
気になってた雑誌をチラッと立ち見…
『最近のコンビニのスイーツ
美味しいんだよねぇ〜
まさくんは、何食べるかな?』
好物を探して
少し時間がかかってしまった
コンビニを出て、歩いていると
柾國とひよ子が一緒にいるところを
目撃してしまう
『……やっぱり一緒に帰ってるし(´^`*)
…何、話してるんだろう…』
今にも泣きそうな
ひよ子の声が聞こえてきた
「私…部長の事が
ずっと前から好きでした…」
ひよ子…やっぱり、まさくんのことを…
だからあんなに、ベッタリだったんだ…
複雑な気持ちのまま ため息をついた
「……家で、俺の帰りを
待ってる人がいるんだ…
気持ちには応えられない…ごめん…」
『……まさくん』
……待ってる人
そう、私の事よ!!!!
諦めなさい、ひよ子!!!!!( *¯ ꒳¯*) ドヤァサァ…!!
その言葉を聞いて嬉しくなって
スキップしたい気持ちを抑えながら
柾國の部屋に向かった
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
「どうしたんだろう…
あれから…結構時間経ってるのに…」
部屋に ポツンと1人…帰りを待つ
空が明るくなっても
柾國は、帰ってこなかった
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