第8話

 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 取引先との打ち合わせ後

 ほろ酔い気分の私の失態…

 てっちゃんと タクシーに…


 それから慌てて途中下車

 オマケに迷子…


 初めて掛けた電話が

 "迷子のお呼び出し"だなんて

 恥ずかしかったけど…

 彼は

 急いで迎えに来てくれた…

 

 私は今…

 彼に告白され 抱きしめられている



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



「やばいな…俺、

 告白するの初めてなんだ…」



「嘘ついてませんか?あ…

 そっか!部長は、告白される方ですね?」



「敬語…それに、名前…」



「あ、ごめん…(ノ∀≦。)ノ」



 落ち着いた声で、まさくんが言った



「返事、聞かせてくれないか?…」



 私も…この人と一緒に居たい…

 返事、しなきゃ…



「俺と……付き合って…」



 近づいてきた彼の唇を受け入れ

 深くて長い…無言の返事をした




 *・゚・*:.。.*.。.:



 リップ音は 鳴り止まない



 キスをしながら

 互いに一枚一枚…床に服を脱ぎ捨て

 寝室のベッドにダイブした


 舐めまわすように手を這わせ

 時々、視線を合わせる


「…もう、すごいことになってる」


「言わないで…」


 蜜が溢れ出し 勢いよく指が滑り込む…


「あぅ…っ…」

 その声に、息遣いも荒くなる



「……いい?」


「…うん…っ…」



 あ、そういえば…アレがない…



「いいよ、そのままで…」


 その言葉に甘え

 一気に奥まで到達すると


 あ…ぅ…この締めつけ…やばっ…



「ごめん、もう…」



「んっ……えっ?…何?」



「……っうっ…出るっ」


「ん?ちょっと待っ…」



 ⊂('ω'⊂ )))Σ≡ドピュッシー



 お腹の上にsplash…



「………」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 〜柾國side〜


 アミが呆然としてるうちに

 ササッと、ブツを拭き取り

 俺の〖バズーカ〗にも…

 後処理を施した…



 また早いとか、満足出来なかったとか…

 言われるんだろうな…

 と、とにかくっ!!!!


 ギュッ…

 何か言われるのを覚悟して

 横たわるアミを抱きしめた



「ねぇ…」

 アミが口を開いた


 キタ━━( ºωº )━━!!!!


「ん?何?…」


 今の感想だろ?

 早かったって言えよ…どうせ、俺は…



「今日は、ごめんね!

 TS商事との打ち合わせ…

 私、食べて飲んで終わっちゃった(*´꒳`*)

 役に立たなかったね… (´▽`*)アハハ

 しかも 帰りは迷子になって

 迎えに来てもらうって…

 いい歳して お世話掛けました…(*´艸`) フフッ」



 ……やっぱり

 他の女とは、違うなぁ



 抱きしめる腕に、チカラを込めた

「好きだなぁ…そういうところ…」


「ど、どういうところよ!(*ノдノ)テレッ」


「ここ…噛んでいい?」


 アイツに付けられたんだろう…

 消えかかっている、首筋の歯型しるし


「えっ?」



 ガブッ…



「…あ…っ…」


 加減がわからないけど

 何とか歯型が付いた


「アミは、俺のだ……わかったな?」


「…うん」


「もう少ししたら帰るから…」


「…うん」


 朝まで一緒に居たい気持ちを抑えて

 再び腕に温かいアミを包んだ


 抱き締めて しばらくすると

 アミの寝息が聞こえた

 おでこにキスをして 部屋を後にした



 *・゚・*:.。.*.。.:



 聞き慣れたスマホの

 目覚ましアラームが鳴り

 ゆっくりと瞼を上げた…

 隣に居たはずの 彼は居なかった…


 ………。


「なんか、寂しい…(´⌒`。)…」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 社内 エレベーター前

「マサクン⤵︎…マサクン⤴︎︎︎…それともマサクン➝…

 イントネーション問題…(*°∀°)・∴ブハッ!!w!!」



「おはよう、アミ!

 朝から独り言か?気持ち悪いな…」


「おはよう〜♡じんくん(*-∀-*)」



「は?仁くん…だと?

 どうした?アミ?!熱でもあるのか?

 病院連れていこうか?」



「なんとでも言って 仁くん♡

 今までのセクハラ発言も

 ぜ〜んぶ 許して あ・げ・る♡

 かーっかっかっかっ(ノ∀≦。)ノ」

 スタスタ((((((*´꒳`*))



「( °◽︎° ;)…どうしたんだ?アイツ…」

 仁が驚いていると


「あれ?仁さん…

 今日は先輩と一緒じゃないの?」

 しゅんが話しかける



「おい、俊…」


「はい…」


「アミ…おかしくなったぞ…」


「…はい?」


「俺の事…"仁くん"って言ったんだ…( ゚∀ ゚)」


「いいなぁ〜♡

 俺も"俊くん"って呼ばれたい((( *´꒳`* )))」


「絶対、何かあったはず!」


「そうですか?

 ただ機嫌が良かっただけとか」


「飯食いに行くぞ…」


「え?」


「仕事終わったら、アミ誘って飯っ!!!!!」


「は、はい…」


「何があったのか

 吐かせるぞ…ε-(`・ω・´)フンッ」


「わ、わかりました…( ˙꒳​˙ )」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 事務所に入ると


 仁が 先に席についてたアミに声を掛けた

「仕事終わったら、俊と飯行くぞ!」


「ごはん?」


 急だなぁ…

 まさくんには、哲の誘いは断れと

 言われていたが…

 仁と俊だったら、大丈夫かな?


 まさくんを見る( *¬ω¬)


「(。'-')(。,_,)ウンウン」


 あ、行っても良さそうね…

 ん?


「【( ¯꒳¯ )」


 ん?なんだろ?…あ、電話?!



「*゚∀゚)*。_。)ウンウン」



 終わったら、電話しろってことね!

「OK(‘▽^d)」



「(๑¯꒳¯๑)ニマッ」

 何、あの顔…(*≧艸≦)プッ



 秘密の交際…

 ちょっとドキドキしている



『………』

 面白くなさそうに

 こちらを見ている人物…

 気が付かなかった…



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



「あ、哲さん!」

 ある女子社員が声をかけた


「はい?」


「今日、飲みに行きませんか?」


「え?俺?…

 いや、ごめん…行けないよ…」


「アミさんのことで…ちょっとお話が(ボソッ)」


「……アミのこと?」



『ほ〜ら、食いついた…♡』


「仕事終わったらロビーで…」



「…うん」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 終業時刻


「あ、哲さん!こっちです!

 行きましょうか!」


「………」


 アミの話って…何なんだ?



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 女子社員 ひよ子に

 居酒屋に連れていかれた



「注文しましょうよ」



「俺、そんな暇じゃないんだ…

 …アミの話って何?」



「やっぱり哲さんって

 アミさんと知り合いだったんですね…

 あ、もしかして 付き合ってたとか?」



「……だったら?」



「単刀直入に言います!

 私と 手を組みませんか?」


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