第3話

「それでは、重富さんも入ったことだし、改めて生徒会と学園について説明したいと思います。まず、この学園には生徒会が複数あり、政党のごとくになっていて、国会のような学園会で話し合いをします」

「えっ、選挙とかは」

 隣から声が上がった

「重富さんはびっくりするでしょうがそうなのです。選挙は学園の全員が各会に所属し、実行委員から選ぶのです。中は各生徒会で異なるので詳しくわ言えません。私は生徒会の一つ民友党からきましたが。担任替わりなので党の主張はできません。話を戻します、議席は会員に比例し、全生徒の3分の1の署名で学生会の解散を5分の1で各生徒会の解散を50分の1で法の制定、廃止を求めることができ、その後60日で大会議が施行されその後学生投票が行われます。大会議はそれ以外にも2パターン開催理由があります。一つは直接会議、生徒会の役員同士がプライドを賭けた討論を行います。もう一つは、今はまだ話す必要はありません。それでは、話が一通り終わったので、学級委員を決めましょう。今日はそれで終わりです」

 そこから、討論と投票が行われたが、俺と隣の席は全く動かなっかた。お嬢様はどうやら何か考えているようだ。そして全てが終わり終礼も終わり俺は帰ろうとした。やつぎに質問されているお嬢様を横目に歩いていると、お嬢様は周りお人との話をやめ俺に近づいてきた。

「話があるの、いい」

 そう小声で話しかけてきた。

「ああ、いいよ」

 俺は空気を読んで小声で返した。

 

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