堕天使の下剋上
狼月
第1話
西暦40XX年 第二次戦国期
小さな1つの火種が膨張し、この国は
内乱が多発し始める。
警察、消防、政治家...もう誰の言葉も、
制御も効かなくなり始めていた。
そんな時、1つの集団が現れ、
それまで発生していた内乱のほとんどを
1ヶ月弱ほどで鎮めてしまった。
彼らはその後、戦国時代を思わす城を建て、
強さの象徴とした。
彼らは『織田家』。かの織田信長の末裔。
この第二次戦国期が始まるまでは
特に姿を現すことなどなかったが、
内乱が多発し、表舞台に現れた。
初代将軍 織田国人。
彼が、この内乱のほとんどを鎮めた
織田家の頂点に立つ者だ。
そして、彼らには1つ切り札が存在する。
切り札といっても、いつでも使える訳でもなく、どちらかというと、信仰している神のような存在。その者の名を---
《堕天》と呼ぶ。
堕天使の下剋上 狼月 @unknown07
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