第二ボタンがなくなると、こういうことになることもある。

語り手の僕とこの子が今までクラスでどういう関係だったのか、彼女の人となりも僕の性格も戸惑いも、こんなに短い中で絵に描いたように思い浮かびます。第二ボタンにまつわる最後の一文に胸を射抜かれました。