風微か朧月夜を船がゆく




 風微かおぼろ月夜を船がゆく


 うちの近所の湖では、宴会用の座敷船を見かけることがあります。夜に提灯をぶら下げてやんわりと湖をゆく様子は、なんとも長閑な眺めです。湖面に映り込む灯りには、なんとも言えぬ風情があります。

 その様子を詠んだだけの俳句です。

 何度か岸辺から船の写真を撮ろうと試みたのですが、上手に撮れたことがありません。ふふふ。


 季語は「朧月夜」です。


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