春疾風逆らってゆく旅客機
天気の良い昼に空を見上げたら、旅客機が飛び去って行きました。行手には大陸があるので、きっとかなりの距離を飛んでゆくのでしょう。その日はとても風が強かったのですが、ジェット機はものともせず、彼方へと消えてゆきました。
人類の科学力、否、意思力の強さみたいな物を感じました。
季語は「春疾風」です。
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