第41話
剣神祭当日。
トーナメント出場のためのエントリーは済ませてある。
出場資格の四迷宮攻略の承認が冒険者ギルドに委託されているため、偽名での登録が出来なかった。
それは良いとして、今年の注目を集めているのが四剣聖の出場のようだ。
彼らは神月流を祖にする四つの流派の頂点。
ノートンが教えてくれていた風月流とやらもその一つで、現剣聖はクラリス。
炎月流が剣神に最も近い男と呼ばれるカシュー。
地月流の剛剣のアルゴー。
水月流の天衣無縫のリメルダ。
剣聖の四人は特別でシード枠らしい。
それ以外でも総勢三十六名ほどの猛者共が集まり、例年にない盛り上がりを見せている。
幸いといっていいのか、俺とクラリスは決勝でなければ当たらない組み合わせとなっていた。
試合は専用の円形の闘技場で行われる。
そして俺の初戦の相手。
鞭剣使いのガリア。
鞭剣は軌道が読みにくく、間合いも広いので厄介な相手だ。
まあ、以前の俺ならばの話しだが。
実際、試合開始早々に決着は着いた。
鞭剣の軌道は手首をの動きを見ればある程度の予測は付くので動きを見切り。接近して刀でみね打ち。それで終わった。
ただ盛り上げに掛けたため、見ていた観客には不人気だった。
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