　相変わらず三十階層から下の攻略には苦労していた。

　クエストを失敗する事も何度かあった。

　状況を打開するために連携の見直しを前衛の三人で話し合ったり。

　魔術のタイミングをネルソンとミナも話し合って調整したりした。

　俺も弓の腕に磨きをかけ命中率はかなりのものになった。

　目に見える効果は乏しいくて、歩みは遅くても着実に迷惑攻略は進んでいる。

　でもどこかクラリスは焦っていた。

　俺は少しでも肩の力を抜いて気分転換になればとデートに誘ってみた。

　しかし余裕のないクラリスは「そんな場合じゃない」と怒ってしまった。

　確かに俺も誘い方が不味かったかもしれない。

　それでも一方的にぶつけられる感情に我慢できなくなり久しぶりに大喧嘩した。

　クラリスは飛び出し、その日は帰ってこなかった。

　心配して探し回っていると、翌日ミナが来てクラリスが自分の部屋に転がり込んでいることを教えてくれた。

　俺が迎えに行くとクラリスは気まずそうにしながらも謝ってくれた。

　俺も誤り、お互いを許して仲直りした。

――――――――――――――――――――

読んで頂きありがとうございます。

評価をしていただいた方には感謝を。

続きを書くモチベーションにも繋がりますので

面白いと思っていたけたらた

☆☆☆評価をお願いします。

もちろん☆でも☆☆でも構いませんので宜しくお願いします。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい