第11話
B級ランクパーティに昇格した事で周りからも祝福された。
自分たちでも祝の席を設け盛大にパーティを執り行った。
ドボル商会のボルボなんかも呼んでもいないのに駆けつけていた。
俺は酒が強い方ではないので程々にしていたが、酒の好きなクラリスは、あろうことかドワーフのドットと飲み比べをしていた。
デュランは静かに飲む方が好みらしくちびちびと嗜み、その横では酒に弱いミナが既に酔いつぶれていた。
後は親しくしているパーティ数組といつも世話になっているギルドの受付嬢なんかも呼んでいて、みな思い思いに楽しんでくれたようだ。
その日は日が変わるまでどんちゃん騒ぎをし、ベロベロに酔ったクラリスを担いで家まで帰った。
家に帰ったクラリス酔いが覚めておらず、普段では絶対に言わない甘い言葉で俺に迫ると「好き、好き」を連呼してキス魔に豹変していた。
俺もそのうち男の欲望に負け、クラリスが完全に寝落ちするまで愛を交わし、気付けば日が昇り始めていた。
もちろん二日酔いで目を覚ましたクラリスは昨晩の記憶がなかった。
今後は飲みすぎないように注意しておいたが、二日酔いで頭の痛いクラリスはそれどころではないらしくその日は一日「うー」と唸っていた。
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