後日談『焦げた卵焼き』
紗「てか、珍しいね。隼人が焦がしちゃうなんて」
隼「いや、本当にすまん……なんか、気づかなかった」
紗「えー、何それ。あ、もしかして、私に見惚れちゃってた?」
隼「断じてない」
紗「えー、即答じゃん。でもさ……ん」
紗「……ふふっ」
紗「なんか醤油の焦げた感じとか、私、好きだよ」
隼「——っ。……お、おう。そっか」
紗「あ、照れた」
隼「照れてねえし! つーか、早く飯食って帰れ!」
紗「あはは。急に冷たいじゃん」
とある休日。幼馴染との一幕であった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます