解説 占い

 今回はメソポタミアの占いについて解説します。

 人類は古代から様々な形で占いを行ってきましたが、当然ながらメソポタミアでも占いは盛んにおこなわれており、明確に記録に残っているだけでも四千年以上前のものがあります。

 煙を使う香煙占い、水の上に油をたらす油滴占い。ありとあらゆる占いがありましたがその中でも神々へと捧げられた獣の内臓などを観察する内臓占いは特に注視されていました。

 一方で、占い師が多ければその都市は悲嘆であるなどという皮肉めいた文言も記録されており、未来を知りたがるなんてそんなに不安なんだね、というどこか醒めた洞察も行っていたようです。

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