解説 ネルガル神

 ネルガル神について解説します。


 エレシュキガル神の配偶者であり、冥界の神ですが、この神が司る属性は多く、病、戦争のほか、太陽も司っていたようです。

 ライオンをシンボルとすることもあれば、冥界の象徴であるハエをシンボルとすることもあるなど、とにかく多面的な神と言えます。

 が、いずれにせよ負の方向に解釈されることが多く、崇められつつ、同時に恐怖を抱かれていたようです。

 あとやっぱり習合されまくっているので異名、別名が多すぎるので割愛しますが、旧約聖書にさえ名前が出ており、また、エジプトなどからもネルガル神についての資料が発掘されていることから、それなりに広く名前が知られている神だったと思われます。

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