解説 ハンムラビ法典
おそらく最も有名な古代の法典、ハンムラビ法典について解説します。
玄武岩でできており、高さ二メートルとなかなか巨大です。
法典の序文においてマルドゥク神に全人民のエンリル権(この場合王権という意味。エンリルは神であると同時に王の権利を定めるものです)を与えると記され、次にマルドゥク神の偉大さを讃えています。
このあたりからも法律は神から与えられたものであり、神のためのものというメソポタミアの人々の意識がうかがえます。
なお、ハンムラビ法典の上部には法律の神シャマシュの像が建てられ、さらにシャマシュ神の神殿に石碑が安置されています。
その結果としてシャマシュ神は比較的有名になっている気がします。当時のメソポタミアでは太陽神であるシャマシュ神はいまいち立場が弱かったのですが、意外なところで名を上げてしまったようです。
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