解説 ヘロドトス

 今回は歴史家のヘロドトスについて解説します。


 歴史家のヘロドトスとメソポタミアに何の関係が? と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの方、メソポタミアについても記録していらっしゃいます。

 ちなみに彼の生地は現在のトルコのボドルムという町で、そこからメソポタミアまでは千キロメートル以上あります。

 世界初の歴史家であると同時に、旅行者でもあったようです。

 彼の没後およそ百年後にどっかの大王が生まれたことを考えると、いいタイミングだったともいえるかもしれません。

 ただ、彼の執筆スタイルは面白おかしく物語のように歴史を記録するもので、現代の歴史家からすると不正確だと批判されることもありますが、面白くもなんともないただの資料として記録していたものばかりではおそらく彼の名前がこんにちまで残ることはなかったでしょう。

 みんな面白い話が読みたいでしょうし。

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