第6話

「お、お姉さん!僕1人で入れますから…」


「ほらほら〜遠慮しなくていいから〜はい、ばんざい〜!」


「ちょっ…」




 あれよあれよと服を剥ぎ取られ、裸にされてしまう僕。


 とっさに手元にあったタオルで大事な部分は隠したけれど、依然として状況は最悪で、僕の貞操は蹂躙されかけていた。


 一瞬でもお姉さんの事を信じた僕がバカだった。


 たった今、お姉さんが僕を引き取った目的が分かったような気がする。


 それは、僕を「おもちゃ」にするため。


 このお姉さんは、男子小学生に欲情する変態さんなんだ……


 きっと、シャワーを浴びると言うのは建前で、嫌がる僕をめちゃくちゃにして楽しむ気で‥…




「よし。じゃ、私も…」


「いづっ!?」




 けれど、予想は少しだけ外れて。


 お姉さんは僕の目の前で


 薄く、淡い色をした下着。


 どうやら自分も一緒にシャワーを浴びると言うのは本当みたいだ。


 何が何だか分からず混乱していると、お姉さんは躊躇なく下着も外し、中に包まれていた二つの大きな塊が露わになった。




「うわっ!」




 僕は驚いて、咄嗟に目を隠す。


 けれど、一瞬だけ、その全てが僕の目の中に映ってしまった。


 お姉さんのそれは、想像もつかないくらいに桃白く透き通り、頭がおかしくなってしまいそうなほどに大きかった。

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