2024/01/23の投稿・椿象との思い出(高校生編)
こんにちは。カメリアです。
ようやくお正月ボケも抜けてきて、日常に戻ってきた気分です。
雪の多い地域なので、職場は快晴でも自宅付近は吹雪いてるなんてことがざらにあります。先輩に雪降ってたと言っても信じてもらえないので、写真を撮ったスマホを見せながら、証拠付きで雪降ってたと伝えています。
さて、そんなことを言いつつも今年は、1月はわりと暖冬でしたね。
吹雪いた日はありつつも、一日中ではなく朝だけとか、深夜だけとか。
そのせいなのかなんなのか、この前の雨が降った割に暖かった日、職場のビルの近くの街路樹の下に緑の椿象が3匹、茶色のが1匹落ちていました。
街路樹で冬眠していたのに雨で落ちたのか、暖かいから出てきたのか。
そういえば、このブログでは緑の椿象の話が多かった気がしますが、勿論茶色いのとも戦っています。
やっぱり、緑の方がどんくさいというか、動きがゆっくりなので観測しやすいんですよね。茶色いのはでかいくせに異常に動きが速いのです。
あと緑はやや丸っこい形なのに対して、茶色は角ばっているというか、見た目からも攻撃性の高さが伺えます。
緑が天敵、くらいの認識なのに対して、茶色は戦慄、恐怖みたいなイメージです。
あれは高校一年の頃、洗濯物を取り込むように母に頼まれ、窓を開け、網戸も開けようとして手が止まりました。白いタオルに、何か、ついているのが見えたのです。
「なんか……でかいカメムシ……?」
今まで、椿象は緑しか見たことがなくて、小さくて丸っこいのと、少し大きくて比較的角ばったのは見たことがあったけれど、茶色くて、触覚と手足が長くて、かっくかくの。
じっとタオルにとまっているそれを追い払いたくて、網戸ごしに殺虫剤を撒きました。あんなでかいカメムシにとまられているタオルは、洗いなおそうとがっつり狙って噴射しました。
いつもの緑なら、じりじりタオルをのぼって飛び立つか、コロンと下に落ちるので、そのつもりでいたのですが
「ぎゃあ!」
殺虫剤がタオルに届くや否や、大きな羽音を立てて、こちらに飛んできたのです。
網戸に勢いよく張り付かれて、思わず悲鳴を上げながら尻餅をついてしまいました。
しかも網戸にもとまるのではなくてシャカシャカと高速に動いていて、再度殺虫剤を振りかけると、ブンッと大きな羽音を立てながら飛んではまた網戸に戻ってくるのです。まるで、復讐に中に入ってこようとしているみたいに。
怖すぎて、窓を閉め、きっちり鍵もかけて母に事情を説明してギブアップ宣言をしたところ、その日は洗濯物を取り込まないことが決定したのでした。
まあ、そんな戦慄と弟も戦った話がありまして、またそれは後日お話しさせてください。
ということで、今回はこの辺で。
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【この記事のタグ】
>椿象 >思い出 >高校生 >緑 >茶色 >臭木 >暖冬
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