『俺』 P.23


 「「 ふ、ふぅ~…………

   ………………ったくぅ、


   な、何なんだよっっっ………

   アイツ(1日前の俺)ぅ………


   い、いきなりっ………

   いなくなりやがってぇっ………


   “ほっ…とコーヒー” ………

   買えず仕舞いだったじゃんかっ!



   ………………っっってっ、



   そーゆー事じゃねぇんだよ!!


   ………………、

   アイツ(1日前の俺)…………


   『俺』 が……………

   会社クビになる………って、


   そう言ってたよな……………


   ………………ま、まぁ、

   思い当たる節は……………


   あるっ………ちゃ………ある。


   ………………だけど、


   人数(社員)…………

   ギリギリでやってる会社だぜ?


   いきなりっ…………

   そんな事(クビ)には………

   …………ならねぇだろ??



   …………ハァ~、

   疲れてんかな、俺……………


   んな事(もう一人の俺に遭遇)…

   あり得ねぇもんな、普通………


   …………………うん、


   ありゃ、きっと……………

   幻覚だ……………うん、うん。



   ………………ん、んぉっ、

   だとしたら…………………


   ヤっっっベぇわ! 俺ぇっ…!!


   は、早くうちに帰ってっ………



   ………寝た方がいいわ、うん。



   うぉし………………

   寝よ、寝よ、寝よっっっ。 」」



    “疲れのせいで” ………

   “幻覚 を見てしまった………


   ……………そう解釈した僕は、


   ぐっすりと眠る事にした。


   寝て起きたらまた…………

   いつもとなんら変わらない……

   日常が訪れる……………


   ……………そう思っていた。



   だが……………………

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る