P.13
〈 フィヨンフィヨンッ……
フィヨンフィヨンッ……… 〉
“客” が、入って来た………。
すると……………
[ いらっしゃいませぇ~っ!! ]
さっきの “ヒス店員” が……
普通(対応)の人になっていた。
( ちょ待っ、ちょ待てよ~っ!!
なんだよ! 俺ん時だけ~っ!
全っ然、違ぇ~じゃんかよ!!
めっちゃ普通(対応)じゃん! )
店員の “変貌ぶり” に少々…
呆気にとられていた僕だったが、
“その直後” ……… それを、
“遥かに上回る出来事” が……
…………起こったのである。
さっき入って来た “客” が…
僕の所へと近づいてくる。
その “客” は……………
………冷蔵ショーケースを開け、
僕が、さっき手に取った………
“ほっ…とコーヒー” を……
カゴに入れた………。
( ほぉ~…………
…………奇偶だなっ、
コイツ(眼の前の客)も……
これ(コーヒー)……………
好きなんかぁ………… )
…………と、
そんな事を思いながら………
ソイツの “顔” を見た瞬間……
僕は、思わず…………
…………仰け反ってしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます