第2話 プロローグ 天国での出会い
目が覚めると、そこはあたり一面、白い花が咲いた野原だった。
僕は横たわった体を起こし、周りを見渡す
「どこだここ」
その瞬間頭が痛くなる
頭に流れっる襲われた記憶 そして自分の体が変な男の歯によって 噛み砕かれたことを思い出す 「しんだのか?」 身体中を見回し、傷や 出血がないかどうか調べる だが何一つ傷はない
「どうなってんだこれ、ここはどこだ」 空は青く太陽なのか光源 のようなものが煌めいている 僕は立ち上がると、一歩一歩原っぱを 歩いていく 周りを見てもひたすら花畑だ
「どうしたらいいんだ」
とりあえず、歩いて何かないかを探す しばらく歩いていると、何 か黄金でできた扉があった どくろのような装飾がされている
「何これ?」
僕はその扉のような門に近づき、じっくりと見回す ヨーロッパ風 のかなり精密にできたもんだ 僕が左手で、その扉に触れようとする
「ハイ」
突然後ろから男の声がする 僕が振り向くと、そこには金色の髪を したロングコートの女がいた。茶色の仮面をつけ、緑のナイトロング
コートを着ている 「久しぶりだね!!」 男はそういう
「誰ですか?」
僕はそう答える
一度もこんな女に会ったことがない そもそも顔が見えないので誰だかもわからない 「あ、そっか。こちらでは初めてだもんね。」 「私の名は、サンダルフォン!君の守護天使」
「守護天使?」
「まあ、昔からの親友みたいなもんさ」
男はそういう 「ここにきたということは、あいつらがきたんだね、魔物」」 「魔物?」
僕は自分を殺した男をお思い出す
「確かに殺されました」
僕は一瞬手のひらを握る
「僕やはり死んだんですか?」 「うん。でも大丈夫。私が蘇らせるから」
「開け!生命の門」
その瞬間黄金の門がゆっくりと開く 「これで帰れるよ。現実世界にね」
「本当ですか?ありがとうございます!!」 「ただし条件がある。帰った後私と一緒にある悪魔たちを討伐し
てほしい」
「悪魔ですか?」 「ちょっとね、かなり酷い世界なんだ。君の世界。」
「確かに殺人とかありますけど、でもそれはよくあることです し」
僕はちょっと戸惑いながら答える
「まあ、日常だよね。君たちにとっては。でも違うんだよ本当 は。今ね君の世 界。神様がいないんだ。お隠れなさった」
男がそういうと風がただすうっとふいた 「神さまが隠れた?なんの話ですか?」 僕がそういうと、彼は答える 「まあ、死んだという意味だ。」 「えっ」
「まあ、君にはとにかく生きて帰ってもらう。悪魔をやるために もね、他にも色々あるけど」
サンダルフォンはパチンと指を鳴らすと、僕の体が空中に浮き、 そのまま扉の前へと いく
黄金の扉の中は渦巻何かの世界が見えた 「いろいろって!他に僕を助ける理由あるんですか?」 「ある。」
「えっ」
僕は目をぱちくりさせる。
彼女に片腕を握りしめられると、ピンクの輪っかが手にできる。
「理由それは私が君で君が私自身だからだ。」
その瞬間ビュンと体が黄金の光の中に入る
「待って・・・!!」
だが渦巻の中に入った瞬間僕の声は途絶え、黄色い渦巻の中に消 えた。
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