第3話 プロローグ 帰ってきてそうそう
目が冷めると、月が出ていた。
明るく白い三日月だ
「何がったんだ」
目をこすりながら、胴体を上げる
チャリンと何かが横で止まる
「大丈夫ですか?」
目を、向けるとそれは警察官だ
「何かありましたか?」
「いや・・・・」
頭痛がした
「なんでこんなところで寝転んで」
僕はそう言いかける
「なんか身分を証明できるものあります?」
「あ、はい。」
僕はそういって、学生手帳をだす。
「学生さんでしたか?お話しうかがえますか?」
僕は立ち上がり「はい」といった
その3時間後
「はー。」
天音が、茶机の上に、缶ビールの袋をおく。
「さすがに参るわ」
僕は、缶コーヒーをぷすっとあける。
「あれだけ襲われたってはなしてんのにさ。何が寝てただけだ。」
ぶつぶついいながら買ってきたたこさしをたべる。
「これじゃ、警察も給料どろぼうといわれるわけだ。」
といっても、僕も刑事志望だけど
僕が、テレビをつけるためにリモコンをつけようと、片手でとろうとしたときだ。
そのとき、ピンクの腕のリングが、目に入る。
「あ、そういえば。これ。あったな。」
「なんなんだろう。これ?」
その瞬間光出す。
「なんだ?」
「びっくりドンキ!」
金髪の可愛い女が現れた。
あの時の女、名前えっと
「こんにちは!久しぶり!天音次郎!」
彼女は、手に星のスティックをもちながら、てへぺろとした。
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