第18話 心
「この度は多大なご迷惑をお掛けしました。そして、とても感謝してます」
「いえ、迷惑なんて思ってませんよ。よかったですね、吉田さん無事に手術が決まって」
「ええ、
西野教授が改めてleisurelyに訪れてくれた。吉田さんも順調に回復していき手術も予定されているようだ。
「お兄ちゃん、この間はごめんなさい。勝手に出ていっちゃって・・
「
「うん・・嫌だ」
「湊人くんがいなくなったら、みんな悲しむ。蓮くんもそうだぞ?だけど、誰かを救いたいその気持ちは大切だ」
湊人くんの気持ちは決して悪いことではない。こうやって成長をしていくんだから。俺は湊人くんの頭を撫でる。
「元気でな!」
俺は笑顔で挨拶する。
「湊人!手紙書くからな!オレのこと・・ヒクッ・・オレらは友達だからな」
「うん・・友達だよ!お兄ちゃん・・」
仲良しの二人、離れ離れになってもこの二人なら大丈夫だ。
「それじゃ、
「はい、西野教授今までお世話になりました。あなたに教えて頂いた事、しっかり、みんなに伝えていきます」
抄湖さんはどことなく寂しそうだ。恩師で理解もしてくれた人だから・・
「観音寺くん、少しホッとしているよ」
「え?」
西野教授は俺の顔を見て微笑む。
「この先、何か
西野教授はそう笑みを浮かべて、湊人くんと一緒に吉田さんのところへ向かった。
「随分と意味深だね・・」
「
何だろう?西野教授の言葉と言い、抄湖さんの顔が少し赤らめいていた。
〝余計なことを・・〟何故か呟く
西野教授達が帰った後、俺達は久しぶりにゆっくりくつろぐ。
「おおーー!!こ・・これは」
抄湖さんの目が輝いている。それもそのはず、西野教授が手作りで持ってきたのはカヌレ。今、再びブームで女性に人気だ。
「美味だぞ・・」
抄湖さんは天を見上げ凄い顔している。好きな物を食べるとああいう顔になるんだな。
「はい、
カヌレはラム酒が入っている為、香りがしっかりしている。だから、コーヒーはもちろん
「浅煎りのコーヒーですね」
「ご名答!爽やかな香りを広げる為、ケニア産の豆を使ってるよ」
「大志郎、そろそろ甘いものを出すのもいいじゃないか?」
「フェスティバルが終わってからね!抄湖ちゃんが全部平らげてしまうしね」
「ワシはそんな
「カヌレ、俺の食べる?」
「食べる!」
それが卑し坊・・食いしん坊と言っておこう。それにしても、このコーヒーはやはり、美味しい。
「マスターやっぱり、コーヒーを美味しく提供するなら勉強とか必要ですかね?」
「そうだね、知識を知れば知るほど味わえるコーヒーにも出会えるよ。勇人くんは実家が同じ喫茶店だよね?卒業したら、故郷に戻るの?」
「・・故郷」
「うーん、すぐには考えてませんがいずれ親が経営している店を引き継ぎたいと考えてますが・・」
将来の事まだ、先だと思っていたが大学で学んだ知識とコーヒーの知識を取り入れることここ最近考えるようになった。
その帰り、抄湖さんと少し歩く。彼女が俺の前で歩いていてすれ違う度に様々な人々が振り返る。その背中を見つめ思う。今日は少し元気がないような気がするが・・
「勇人氏」
「わっ!びっくりした」
突然振り返る抄湖さん、何事かと思ったら
「お主は故郷に帰るのか?」
「え?・・ああ、まあそれが条件で上京したから今すぐではないよ」
就活はここでしてある程度身につけて戻るそれが両親との約束だった
「元々は上京も反対だったからそれを守る事でここにいるって感じかな」
「そうなのか・・」
少し安堵したかの抄湖さん。俺もここ最近、マスターや抄湖さんと知り合って居心地がいいと感じていた。
「そう言えば、抄湖さんのお手伝いって明日からだよね?フェスティバルの準備と重なるけどよろしく」
「ああ・・そうじゃな。お主を含めてあと三人、ワシの補助をしてくれる。西野教授がこの大学を辞めてしまったが何かしらの手助けはしてくれる」
大学院に入ってから言葉の意味を調べ続けていた抄湖さん。その集大成となる今回の研究。抄湖さんにとっては大切な研究だ。
「抄湖さんにとってこの研究って何かきっかけとかあったの?」
「そうじゃな・・生まれてからそうかもしれないな」
俺の目を真っ直ぐみてそう話す。
「人は自分に持ってないものを羨ましく思う。それがとても輝かしかったりするものだ」
人と比べてしまう。他人のほうが自分より恵まれていると感じてしまう。
「じゃが、それが決して恵まれているとも限らない。何度言っても人は妬み嫉み恨みそれを繰り返してきた。言葉で伝えてもだ。じゃが、その中枢となる言葉が問題ならその意味を考えたいと思ったのだ」
「その意味をか・・」
ふと、抄湖さんをみる。彼女もこちらを不思議そうに見る。
「な・・何じゃ?」
「あ、いや・・」
そりゃわかるまい。人が伝えたい時は言葉を発しないとわからない。
「俺は嫌だなと言う思いや言葉は直接伝えて欲しい。言いにくい事もあるし、その言葉でも不愉快になるかもしれなくても言わないとわからないので」
「お主は不思議じゃな・・」
微笑みながらゆっくり目を閉じる抄湖さん。やはり、その表情が美しいと感じる。
「周りは外見だけを見る・・その見え方はどういう風に見えてるのか」
沢山の人が抄湖さんに近づいていく。ただ、それだけだと彼女は言う。
「本質を知れば去っていく。周りが求めているのとはワシは違うようだ」
今でも、抄湖さんを見て見惚れてる人がいる。すれ違い様、綺麗な人だとか話をしたいとかみんな、嬉しそうに話をしてこちらを見るが
「ワシに何かようか?お前らは先程からこちらを見てるようだが?」
その言葉を発せれば皆驚き、イメージが違う。ヤバい奴かもなど好き勝手に言葉を抄湖さんに投げつける。
「答えになってないだろ?こちらを見てたけど何か用かって言ってんだよ」
その言葉を相手にぶつける。相手は少し怯む
「きちんと言葉にしろよ?何か用か?」
「いえ・・すみません。・・おい、行こうぜ」
人は自分がないものを欲しがる。だけど、それは違うなのかもしれない。
「勇人氏・・」
「抄湖さんが研究している言葉、その意味を知るのは面白いかもしれないね。こんな俺ですが
お手伝いさせて頂きます!」
頭を下げると抄湖さんは
「ふふ・・」
「おっ・・」
「あはは・・お主が頭下げているのは不思議だ・・あはは」
「みんな、もったいないよな」
「え?」
「こうやって笑う姿が見れないのは実にもったいない。これが抄湖さんなのにな」
その言葉に驚き少し安心したかのように微笑む彼女。その場所を求めてたのかもしれない
周りにどんな風に見られてるかいつも何かしらのバリアを張って生活するのは疲れるさ。
「俺が見る抄湖さんは甘い物にがっつく姿しかないんだけどな」
「勇人氏・・ワシの感動を返してくれ」
抄湖さんの思いなど少しわかって言葉の大切さを知るようになる。そして、抄湖さんの研究課題が始まる。俺もこの研究に参加する事で何か成果が出るのかもしれないとこれからの為に
次の日、俺は抄湖さんのいる大学院の中にいた。そして、その目の前の人物に
「何故、参加してんだよ
「決まってるだろ?当然、おれは抄湖さんに
会うため・・」
———ガゴンッ
「痛ってえええぇぇぇーー何すんだよ!勇人!」
「すまんすまん、丁度いい位置に頭があったチョップしたらどんなんだろうと思ったわ」
「・・お前ナメてんの」
「相変わらず、うるさっ」
後からやってきたのは・・
「
「おはよう、勇人」
後の二人は柚鈴さんと
〝柚鈴・・チャンスじゃん〟
〝ちょっと・・桃声が大きい〟
「これはいいかもしれない!抄湖さんと柚鈴ちゃんなんてこったい!」
「お前は何しに来たんだ?」
呆れるが本人は何のその!そろそろ、抄湖さんが来る頃だ。
「勇人もこの課題を選んだの?」
「最初は違ったけど、ここ最近言葉の勉強をしたいなと思ったからさ」
「・・そうなの?」
不思議そうな顔をする柚鈴さん。彼女は確か教育の学部だからここの専攻も含まれてるんだろうな。
「今から一緒にやっていく人、ほら、この間のプリンアラモードの時にいた人。あの人は凄いよかなり勉強になると思う」
「・・随分と嬉しそうだね」
「え?・・」
「私といる時と全然違うよね・・」
少し拗ねる彼女を見て
「彼女と君とは違うよ・・嬉しい時は沢山あったさ、柚鈴さんといた時もとても楽しかったけど?」
「うん・・楽しかった。勇人がよく行ったお店覚えてる?大学から近い」
「ああ、あのトンカツ屋さんか!懐かしいな」
「うん、この間桃と行ってきたんだよ。お店のおじさん元気だよ」
「懐かしいな・・」
「だからさ、今度食べに行かない?おじさんも会いたがってたよ」
今までと変わらない関係のようで関係ではない。頭に浮かぶ顔は・・
「皆のもの揃ったな」
「おぉーー!」
真壁よ鼻の下伸びているぞ・・たくっ
「これからのこと打合せをする。実習室Aに行ってくれ」
抄湖さんはそう言うと沢山の資料を運ぼうとする。あんなにあるのに・・少し、緊張しているのかどこかぎこちない。
「抄湖さん、運びますよ。真壁くんも」
「あいあいさ!」
「すまぬ・・恩に切る」
「いいよ、このくらい。柚鈴さん達は先に行ってて。抄湖さんも」
そのやり取りを柚鈴さん達は見ていた。
「あの人、凄い美人なのに話し方変わってるよね。
「え?」
「チャンスよ!また、こうやって一緒にいるなら行くべきよ!」
「桃、やめてよ・・フッたのは私だし・・」
「でも、フラれても話をしてくれるのはまだ、未練があるからじゃないの?」
「・・未練」
「そっ!元に戻るなんていくらでもあるじゃん」
そんな話などしてるとはつゆ知らず、抄湖さんが少し緊張しているのを見て
「大丈夫?緊張してるんじゃない?」
「してない・・のだ。そう言うわけではない」
「?」
先程からあまり目線を合わせないよな?
「皆、揃ったな?好きな席に座るのじゃ」
「柚鈴はここだよ!」
桃さんが俺の横に柚鈴さんを座らす。そのやり取りを抄湖さんは黙ってみている
「よろしくね・・勇人」
「ああ、うん」
これからしばらくはこの五人でやっていくのだから仕方ない。チラッと抄湖さんを見るが資料に目を通している。こちらを一瞬見るがまた、目を逸らす。俺、何かしたか?
「今日はワシの・・私の研究〈言葉〉について参加をしてくれて感謝をする。私の名前は観音寺抄湖だ。まずはここに集まったメンバーでこれから言葉の意味を知るため課題をみんなでする事になる。そこで、まずは自己紹介してくれ」
抄湖さんが淡々と話をしていき、自己紹介をする事になった。
「あっ、真壁・・
抄湖さんに睨まれる真壁くん
「嘘っす!何かの役に立てたらと応募しました。どうぞ、よろしくお願いします!」
睨んでも綺麗だとまた、変な顔になっている真壁くん。そもそも参加した理由が露骨過ぎるんだよ。
「白川柚鈴といいます。えっと・・教育学部で将来は教師を目指してます。言葉を教えるのに深く
知るのにここを参加しました。それに」
チラッと俺をみる柚鈴さん。
「まだまだ、言葉足らずの事が多くて教えるには大事だから・・それを大切な人に伝えたいです。どうぞよろしくお願いします」
「はいはい!相田桃です!あたしも教育学部で白川さんと同じく教師を目指してまーす」
「チャラいな」
「アンタに言われたくないわ!真壁・・まあ、とにかく、勉強の為頑張りたいと思います」
それぞれの紹介が終わりいよいよ俺の番になる。みんながこちらを見ていて抄湖さんは真っ直ぐ俺の方を見る。
「高梨勇人、俺は故郷のお店を継ぐためこの大学で経済学部を学ぶ事にしました。最初はそうでしたがこの研究に参加をしたきっかけは自分を知るためでした」
その言葉にみんな驚いている。抄湖さんは真っ直ぐ俺を見ている。先程とはまた違う表情だ
「そのルーツを知ることで将来何かを得る事出来るのでは?そう思わせてくれた人達がいるからです」
そう、抄湖さんやマスター今まで出会えた人達がいるからだとそう思えるんだ。
「まあ、趣味のことはこれから話していくのよろしくお願いします!以上」
「感謝する・・みんな、それぞれ個性があって面白い。それが生まれるのはやはり言葉だと言う事だ」
これから俺達がする事は抄湖さんが研究している言葉について論文をまとめるお手伝い。俺達も卒業する為に卒論があって今まで何を学んでいるのかその為にはこういうお手伝いは意味がある。
「言葉の影響力とは、〝何を言うか〟〝誰が言うか〟という二つの構成で成り立っている」
「二つの構成?」
「左様、言葉の影響力は〝誰が言うか〟に係る信頼度に比例するということだ。 信頼関係を築くためには普段の在り方が重要だということ」
確かに自分にとってマイナスになる人、信頼がない人の言葉は信頼ある人との言葉、同じ言葉を並べても捉え方は違う。それを話すだけでは伝わらない
「日頃からの行いは大事って事か」
「左様、言葉は箱のようなものだ。その箱にいかに気持ちを入れる事が出来るかだ」
抄湖さんがその言葉の意味を説明をする。どんなに良い言葉を並べてもそこに気持ち、魂がなければ伝わらない。つまり、その魂を貰い受けるには日頃からの向き合い方だと話す。
「それによって影響力があるのじゃ。誰かを救う言葉・・誰かを悲しませる言葉・・様々じゃ」
抄湖さんは何やら考えている。その長い睫毛、美しい横顔・・みんな見惚れている。
「ワシの言葉はどう思う?それがお主達の宿題じゃ。次回聞かせてもらう。では、この資料を
配る」
こうして、今日の研究課題は無事に終わった。外はいつの間にか暗くなっている。
「わあ!いつの間にか夜じゃん!柚鈴、アンタ一人で帰れる?」
「え?ああ、桃はバイトだもんね。大丈夫だよ・・」
「何言ってんの!!アンタ、ここから1時間はかかるんだから。そうだ!高梨!柚鈴を送っててくれない?」
「ちょっと!桃!?」
「アタシ、バイトあるし帰る方向違うからさ!親友を頼む!」
お願いする桃さん。抄湖さんの方を見るが背中を向けられていて・・まただ・・すると、振り返りこちらを見る。
「高梨くん、彼女を送ってやれ」
「え?・・」
「なら!オレ!抄湖さん送りましょ・・」
「断る!ワシはまだ、作業がある。」
再び、背中を向ける。何だよ・・一体
「柚鈴さん、送るよ。行こう」
「え?うん、ありがとう」
「柚鈴!ファイト!」
「勇人、お前だけズルいぞ!」
「なら、アタシを送ってくれてもいいんだけど?」
「さて、帰ろーっと」
「てめぇ・・」
「観音寺さん、俺行きます。また、明日」
「お疲れ様じゃ・・」
結局、抄湖さんは背を向けたままだった。何だろう・・少し、気分が乗らない。
俺は柚鈴さんと一緒に駅へ向かう事に・・。横一列に並んでゆっくりと歩き出す。車のライトが明るく照らす。
「また、こうやって帰るの照れるね」
「しばらくはこうやって二人はなかったもんな。あの、鍵を返しに来た時か」
あの頃はこの先も一緒にいると思ってた。そして、お互い違う道を選んだけどまた、こうやってこんな風に二人で歩くなんて思わない。すると、柚鈴さんが立ち止まる。
「柚鈴さん?」
「私達・・やっぱり、終わったんだよね」
その言葉は何を意味をするのか?柚鈴さんはゆっくり俺を見て
「別れた事後悔してる」
少し、悲しそうに俯く。柚鈴さんがそう思っている事・・
「後悔・・言わなきゃ・・そう。もっと構って欲しかった!私は我儘だし、頑固だし・・だから、あの時にちゃんと言えば良かった。今日の話を聞いて分かったの」
「柚鈴さん・・」
柚鈴さんの感情むき出しは今まで見た事なかった。きっと、俺達は幼かったんだろう。
「きっと、あの頃はそれが許せなかった。それは自分勝手な思いだと今、分かった。あの時に今のあなたの優しさをわかろうともしなかった」
「そんなに自分を責めるなよ・・それはお互い様だから。俺も柚鈴さんに甘えてたんだ。今、お互い離れて思った。幼過ぎたんだ」
そう思えるようになったのはやっぱり・・。ふと、考えてしまう。
「それはあの人?抄湖さん?」
「え?」
「あの人と出逢ってからまた、違うあなたを見れたから・・それがとても素敵だと思って」
「柚鈴さん・・」
その言葉が伝わる。魂があるからだ。柚鈴さんは俺の側までやってきて、俺の胸に顔をうずめ手を後ろに回す。
「もう一度やり直したい・・ううん、断られても諦めたくないもん」
「なっ・・柚鈴さん」
「だって、子供だもん!調子がいいのもわかってる。だって、気持ちが止まらないもん!」
いや、本当に子供だぞ・・俺が戸惑っていると柚鈴さんは呟く。
「負けたくない・・あの人に」
「え?今、何て言ったの?」
「何でもない・・でも、これも私だから!」
そう言って柚鈴さんは俺の頬にキスをする。
「おやすみなさい!」
柚鈴さんは手を振り駅のホームの中に消えていった。
「はぁ・・参ったな」
空を見上げると綺麗な月が俺を照らす。
「今日の月はとても綺麗じゃない?大志郎ちゃん!」
「本当・・綺麗だな・・」
喫茶 leisurelyではマスターと小町さんがフェスティバルの打ち合わせをしていた。
「どう思う?大志郎ちゃん」
「どうって、何がだい?」
「抄湖ちゃんと勇人くんだよ。あの二人不思議な関係だよね。お似合いだと思うけどなー」
ゆっくりと流れるJAZZがお店の中を包みこむ。その音と共コーヒーが漂う。
「お互い近すぎて気づかないんだろうな」
大切な想いは後からわかるもので、少しのすれ違いで見えなくなっていた。抄湖さんはまだ、大学院の中で作業をしていた。今日の月明かりは抄湖さんを優しく美しく包んでいた。その月を眺めていた抄湖さんは呟いた。
「勇人・・のバカやろう」
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