第5話 帝国魔導団
「団長どの、どうやら
帝国魔導団の会議の間にて、白髪の老婆が上座の男に告げた。
「それはまことか?あのムテキの事なのだな
団長と呼ばれた男が老婆に問いただす。
「
「内容は、「
「我が団の魔導師極秘記録の書き換わりを読み取り、死亡と判断致しました」
「元、筆頭聖女のそなたの言葉に偽りはなかろうが…あの用心深いムテキがなくなるとは…」
「ムテキは同期ゆえ、儂も奴も年には勝てぬとゆう事かと」
「これで最近の我が団員を狙った闇討ちの裏に王国の…教皇の意向があった事は分からずじまいとなったな」
「それについては、儂がはなっていた従魔からの報告によると奴の従魔が未だに生き残ってるようなので、手練を向かわせ捕らえれば、なにか分かるかと…」
団長がもらした言葉に、老婆が解決案を提示した。
「奴の最後の従魔は、対魔導に特化している模様でございますので…」
「ならば人形使いと虫呼びを当たらせよう」
「数でとの事ですな」
「魔導師が直にあたらなければ我が団の損失もないわけだ…それでも無理ならば…総力戦だ」
「まるで
「まるでではなく、まさしく戦なのだ!我が帝国魔導団と聖王国の」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます