第47話 8月12日①…白い道と宗谷岬と癖の強い配信者達

カーテンから漏れる光で目を覚ます…体は少し疲れているはずなのだが北海道ツーリングに対する期待感と高揚感で普段より早起きをしてしまう。


これは年を幾つ重ねても変わらない。


宿泊した部屋はツインベッドの部屋を一花と一緒に饗庭あえばと鳥居はそれぞれダブルの2部屋でゆっくり寝ている。


ホテルのベッドはやはりキャンプに比べて柔らかく快適な睡眠が取れる。キャンプで快適でないのはマネージャーの饗庭が原因なのだがあえて言うまい。


朝食会場はすでに提供が始まっているが6時から7時の間は仕事で利用しているビジネスマン達で混雑する為、わざと時間をずらして行く予定だ。


先に温泉で一風呂浴びに行く。…昨夜も温泉に入ると饗庭から背中を洗うようにせがまれたのだが洗ってやる度に奇声を上げるので参っている。


保護者として付いて来てもらってる手前、無理に断れないのが痛い所だ。


「はあー朝風呂はやっぱいいねー…。」


露天風呂から眺める稚内の空は今日も青い。


一人の露天風呂を満喫した後は部屋に戻りスキニージーンズに夏用キャミソールへ着替えると昨日、約束していた朝の8時にロビーへ全員集まり朝食会場へと向かう。


テーブルの4人席に座りドーレーイン稚内の名物、海鮮丼を皆で頂くがイクラは昨日のウニ丼で堪能したので刺身をのせて趣向を凝らしてみる。


「それで今日はどんなとこ行くの?」


「ん-…白い道と宗谷岬と、地平線に続く道かな。」


「なんかファンタジーな感じがするね。」


「…そりゃもう北海道自体がライダーにとってファンタジーだから。」


歴史的に見てもまだ北海道は開拓が行われてから年が経っていない。主要都市は開発されていても地方はまだ自然が多く残っている。


そんな話をしながら朝食を食べていると騒がしい声が聞こえてくる。


「すんませーーーーん!!ここにグラビアアイドルのハルちゃんが泊ってると聞いたんですけども!」


「宿泊していない方は入る事が出来ませんので。」


「ちょっとだけだから!俺寝ないで稚内まで来たのよ?ちょっとだけだから!」


朝食会場の手前まで声のする男が来ているがフロントマンが必死に制止している。


だが声の大きい男は体躯も大きくホテルのフロントマンの制止を振り切って朝食会場に現れる。


「あーーーーー!いたいた!皆さん居ましたよ!グラビアアイドルのハルちゃんです!!」


声の大きい男は片手にスマホをコチラに向けてさらに大きい声を上げてくる。どうやら生配信をしている様子だ。


「…失礼ですがどちら様でしょうか。」


饗庭が厳しい表情で声の大きい男の前に立ちはだかると、男が得意げに自己紹介を始める。


「動画配信者のでーっす!よろしくー!」


その名を聞いて思い出す、いわゆる迷惑系配信者で常識外れな方法で視聴回数を稼いている有名配信者だ。


丸みを帯びた顔に人を食った様な表情をしたいずなまりゅーが自己紹介をすると饗庭を無視して俺の姿を撮影し始める。


「うっわー!エロっ!谷間見えてるって!皆さん見てますか!これからおっぱいチャレンジしまーす!触れたらチャンネル登録よろしくね!!」


いずなまりゅーの独特な動きと勢いに俺が呆気に取られていると、いきなり俺の胸を触ろうと腕を伸ばして来る。


その瞬間、いずなまりゅーの手を俺の胸に触れる寸前で鳥居が掴む。


「兄さん、ちっとやり過ぎだ。」


いずなまりゅーの手を握ると俺から離れる様に力強く引っ張る。


「いてっ!いてててて!お、おい警察呼ぶぞ!ふざけんなよマジで!」


悪びれる様子もないいずなまりゅーはまだスマホで配信している。鳥居がもう片方の手でいずなまりゅーのスマホを取り上げる。


「どうやらこのスマホが悪さをしている様だねえ。」


鳥居が撮影しているスマホを取り上げると饗庭の足元に投げる。すると饗庭が見事な踵での下段蹴りでスマホを粉砕する。


「…ああっ、偶然に落ちた誰かのスマホを踏んでしまいました。」


「おまっ!ふざけんなよ!高いんだぞそれ!」


「…兄さん、ちっとお仕置きが必要だ。」


いずなまりゅーの両手を鳥居が手四つで握り込むといずなまりゅーの手の骨が軋み始める。あまりの痛みにその場に跪くいずなまりゅー。


「うっぎゃあああああああ!いてえええええええ!!」


「静かにすれば力抜きやすけどどうします?兄さん。」


「んんんっ…。」


手の痛みを堪えて口を塞ぐいずなまりゅー、ホテルのフロントマンがすでに警察を呼んでいるので鳥居がこのまま到着するまで手四つの状態でいずなまりゅーを確保する。


少しすると警察官が来ていずなまりゅーを連れて行く。


「お前ら覚えてろよ!ぜってえー諦めねえからな!」


捨て台詞を吐いてパトカーに押し込まれて行くいずなまりゅー。朝食会場からは一部始終を見ていた利用客から拍手が起こる。


饗庭と鳥居の見事な連携で俺の胸の危機が守られた。


「私さ…迷惑系って初めて見たけど…心底屑野郎なんだね。」


「…それには同意する。」


一花が初めてみた迷惑系配信者に忌憚のない感想を述べる。質が悪いのはそれを分かっていてやっている事なのだが。


それよりもこのホテルに俺達が泊まっている事を嗅ぎ付けた件だ、恐らくSNSのせいだとは思うが俺達に気付いた人がSNSで居場所を投稿したのだろう。


フロントマンが鳥居に感謝のお礼をすると恥ずかしそうに照れている。俺も助けて貰ったので鳥居にお礼を言う。


「助さん、ありがとう。あの動きは全然読めなかったよ…。」


「これくらいしないと俺の居る意味が無くなりますからね。」


自分の役目を少しは果たせて嬉しいのか鳥居が珍しく口を笑わせている。すったもんだあったが朝食を終えると部屋へと戻り出発の準備を整えてチェックアウトを行う。



国道40号から国道238号へ入り北方面へ走行中─


午前10時にホテルを出るとすぐに国道40号へ入りブンナグッタルド40号稚内店の近く交差点を左折すると国道238号へと入る。


夏の時期でもこの辺りは少し肌寒い、左手に宗谷湾、右手にはレッドヴァイカントの運営する宿泊施設、稚内空港が見える。


「こんなとこにレッドヴァイカントあるんだー。」


「レッドヴァイカント会員なら安く泊まれるからライダーにお勧めだね。」


会員以外でも利用が出来るのだが、ライダーからの人気は高いので繁忙期は予約が必須だ。


「一花、後ここからだけど動物出現率アップするから注意してね。」


「…北海道の道路は動物ガチャがあるんだ。」


稚内辺りから宗谷岬周辺は鹿の生息地なので飛び出しに注意が必要だ。さらに稀にヒグマまで出現する。


国道238号の広い道をしばらく走行していると右手に宗谷公園の看板が見えてくる。その手間には白い道への案内看板があるのだが注意点が一つだけある。


宗谷地区からの白い道はなので宗谷岬のから入るように稚内の公式HPで紹介されている。


以前は宗谷地区から白い道へと入って宗谷岬に行くのが鉄板ルートだったのだが人気が出て来た影響ですれ違いが出来ずに渋滞する問題が起こり出来上がったルールだ。


白い道ゴール地点から数分走り続けると宗谷岬へと到着する。


「ここが宗谷岬だけど、そこの道を右折して丘の上に登るよー。」


「うっわー坂道が凄いんだけど…転倒しないようにしないと。」


「にしても今日は宗谷岬は人で溢れてるな…珍しい。」


宗谷岬はそれほど人が押し寄せる観光地では無いのだが今日はバイクや車が駐車場に溢れるくらいに人が居る。


それを横目に宗谷岬へは入らず反対の丘の上へ続く坂道を登って行く。丘の上まで登ると白い道への案内板が出て来る。


それに従って宗谷丘陵の合間を縫う様に走り始める。


「牛が居る!牧場もあるんだ。」


「放牧している時もあるから良い撮影ポイントだけど…触ったり入ったりしたらダメだよ。」


「うー…あんな近くに居たら触りたくなる。」


北海道の丘陵には牧場が良くあるのだが許可なく触れる入る事は禁止されているのだが一部の観光客は無視する事がある。


旅行先で舞い上がるとやってしまいがちなので要注意である。


宗谷丘陵は道が入り組んでいて分かり難いかったのだが看板のお陰で迷わずに進める。これは非常にありがたい事だ。



白い道スタート地点─


少し走ると白い道スタート地点へと到着して入って行くのだがここで注意点を説明する。


「ここから白い道だけど舗装されていない道だから急アクセル、ブレーキに注意。さらに道も狭いから饗庭さんの痛車は対向車が来たら最悪バックでよろしくね。」


「オッケー!バイクなら問題なさそうだね!」


「フフッ!私のドライビングテクニックを披露する時が来ましたね!」


「…俺は大丈夫です。」


全員に説明を終えると白い道へと突入する。


白い道とはホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた約3kmの道である。廃棄するホタテの貝殻を有効活用しようとしたのが始まりだ。


走り始めるとヨーロッパの様なメルヘンな放牧地帯を連想させる景色が広がる。緑の丘がいくつも連なりその中に1本の白い道筋が映えてさらに現実離れした景色を作り出している。


前後に他の車が来ていない事を確認したら道の途中にある丸太のベンチ近くにバイクを停めて早速自撮りを始める。


「…なんか日本じゃないみたい。どこかの世界に入った様な不思議な気持ちになるね。」


「うつし世の夢、北海道こそ夢のまこと…ってとこかな。」


どこまでも広がる緑の丘が地平線まで続きその丘の上に風車が立つ景観にまるで夢の中に居るかの様な錯覚をしてしまう。


そして程よいそよ風が体に当たりその場に自分が居る事を実感させてくれる。


そんな世界観に魅入っていると饗庭が声を掛けてくる。


「ハルさん-後ろから車来たので早くして下さいー!」


「…はっ!わ、分かりましたー!」


人気の観光スポットである白い道、車ではゆっくり出来ないのが難点である。宗谷丘陵と白い道をバックに一花と一緒に自撮りを行うと急ぎ足でその場を出発する。


宗谷地区の白い道ゴール地点に到着すると再び宗谷岬を目指して走り始める。



宗谷岬─


ほぼ満車状態の駐車場へ入るとバイクを停めて宗谷岬のモニュメント『日本最北端の地の碑』へ歩いて向かうのだが、その道の脇で撮影用カメラを構えた人々に囲まれる。


「ただいま噂の北海道ツーリング中のグラビアアイドル結城ハルと役者の真柄一花が宗谷岬に到着しました!」


一人の男がリポーター風に言うと周りの人もそんな感じの話をしている。どうやら全員生配信、配信用の撮影を行っている様だ。


SNSで位置情報で宗谷岬で待ち構えていた様だ。


とは言え勝手に撮影をされている訳で気分が良いものではない、饗庭が俺達を取り囲む配信者の前に出て脅しをいれる。


「えー、無許可の撮影は禁止しています。許可なく撮影したら今ここでカメラ叩き割りますよ。」


饗庭がカメラを構えた配信者達の前でカメラと同じくらいの大きさの石を取り出して地面の上に置いて手刀で叩き割る。


「こんな感じで。」


饗庭が目が笑っていない笑顔で配信者達を恫喝するとカメラを持った人達がカメラを急いで隠し始める。


朝の件と言い北海道に上陸してから3日目で位置をすでに特定されている。俺達以外にもSNSに俺達の情報を上げる人間が居る以上仕方の無い事かもしれない。


配信者以外に俺と一花のファンも十数人待機していたので一緒に日本最北端の地の碑で記念撮影をして対応を始める。


「…一花、車で待っててもいいんだけど。」


「ハールー、新潟でも言ったけど2人でやれば早く終わるんだからやっちゃおうよ。」


「うん、助かる。」


そうして一通りファンサービスを終わらせると残った配信者達が俺へ期待の視線を送ってくる。ここまで俺にこだわる理由を配信者達を集めて聞いてみる。


「知名度はもちろん、前田家夫婦バイクチャンネルの影響ですよ。」


「ハルちゃんの神対応もバイク配信者の間じゃあ有名です。」


「バイク女子しかもグラビアアイドルで高校生というだけで取れ高凄いですから。」


ここに居る配信者達は主にバイクと旅をテーマにした駆け出しで前田夫婦と同様に登録者数の伸びが少なく悩んでいる様だ。


前田夫婦のチャンネルも俺が出演して以降、登録者も今や5万人を超える人気が出ている。俺は配信者達にとっての希望という事だ。


配信者は星の数ほどいる、もちろん実力が無い者は淘汰されるべきであるのだが俺に助力を求めて来る以上は何とかしてやりたいという人情が出てしまう。


色々と考えた結果、1つの案が浮かぶ。


「それじゃあ皆さんに提案があります。方式でなら出演しても良いですよ。」


「何?熱湯宣伝って?」


「…うん、一花はまだ生まれてないね。」


熱湯宣伝とは昔のバラエティー番組で行われていたもので、内容は熱湯風呂へ入った時間だけ宣伝を行えるというものだ。…俺の生着替えはもちろん無い。


今回の配信者達の宣伝を10秒を上限として俺が紹介するという方式で提案する。ただし追加で条件を加えておく。


「…という訳で皆さんのチャンネルを紹介しますが。条件がさらにあります。」


「1つ、事故を誘発する危険運転映像は流さない。2つ、倒したバイクを映像に残さない。3つ、交通ルールを遵守して怪我をしない。」


「以上の3点が守られているチャンネルなら喜んで紹介します。」


迷惑系以外にも視聴回数の為なら危険を厭わない人が一定数居る。そんな人の配信を俺が紹介してでもされたら責任問題にもなりかねない。


ここは厳しく行かなければならないのだ。


条件を提示すると何人かが危険行為を行っている内部告発を受けて省かれる。配信者同士でもお互いのチャンネルはチェックしている様だ。


残った人達にじゃんけんをさせて順番を決めさせると早速撮影に入る。


「【内勤ライダーチャンネル】さんは主にバイクの入門にはもってこいの内容となっています、皆さん登録して下さいね。」


「【鬼畜バイカーズチャンネル】さんは毒舌ですが安全運転し過ぎて逆に煽られるというどっちが鬼畜なのか分からないです。チャンネル登録よろしく!」


「【不退転倒チャンネル】さんはバイクを倒したら即引退という縛り運転をしてます、その分テクニックもあるので興味ある人は登録よろしくお願いします!」


順当に俺がチャンネルの特徴を紹介していくと次の配信者が物凄い恰好で出て来る。


「ハルちゃん…お、お願いします…。」


その配信者は身長190cm位でボディービルダー並みの筋肉質な体にレザーサスペンダーとレザーパンツ、使い古した革靴のみ。そして顔には鉄仮面の様なお面をしている。


流石の俺もやばい奴だと思い気付かない振りをしていたのだが、ここに残ってるという事は俺の提示した条件を満たしている優良ライダーなのだ。


そのインパクトがあれば紹介しなくても大丈夫だと思うのだが。


「ハ、ハルちゃんを10秒間も独占できるなんて…幸せ過ぎる…。」


「じゃ、じゃあ紹介始めますね。」


俺の横にその男が立つとまるで俺が人質になった脅迫映像の様になるのだが気にせず続ける。


「【荒野の支配者チャンネル】では日本中を旅して寺社を回り交通安全祈願とガス欠に困っている人には24時間以内に手を差し伸べるのがモットーに平和的活動をして…ブッフォ!」


ここで俺が我慢出来ずに噴き出してしまう。どう見ても平和という言葉とは程遠い恰好だしガス欠をした人を助けるというよりガスを奪う方が似合っている。


そんな俺を置いて男はカメラに向かって演説を始める。


「お前たちには失望した…高校生のハルちゃんですら安全運転が出来ているのだ。」


「自分勝手な運転で人に安心を分け与えようともしない…そんな路上の平和は私が守るチャンネルです。」


鉄仮面の男が俺を横目に演説を終えるとその男がレザーパンツの中から名刺ケースを取り出し名刺を俺に渡してくる。その生暖かい名刺を人差し指と親指で摘まむ様に受け取る。


「ハル天会員No.8 須賀 大人すが おおひとさん?」


「大ファンです…わ、私、石油備蓄設備の会社で働いてまして…。」


見た目とは裏腹に物凄く腰の低い話し方に驚くが、一番驚いたのはその恰好をして石油備蓄を生業にしている所だ。むしろ襲ってないかというツッコミを入れたくなる。


「石油を奪うんじゃなくて備蓄してる方なんですね…。」


「そんな事もあって私の苗字の須賀をに読んでガス様って愛称にしてます。」


「うーん…絶妙なネーミングセンス…。」


須賀という男は俺達と同じく休暇を北海道ツーリングで満喫中に偶然SNSで俺達が近くに居たのを他の配信者と一緒に待ち伏せしていたのだ。


(…この先ガス様と出会う可能性あるのか。)


この男が北海道ツーリングをしているだけで色々な意味で脅威である。



その後も宗谷岬のモニュメント横で10数人分のチャンネル紹介を行う。しかし十人十色じゅうにんといろとは良く言ったものでそれぞれの個性が出ている。


その分、売り部分がはっきりしていて紹介もしやすかった。


撮影が終わると配信者全員から感謝をされ、それぞれ編集をしに戻って行く。その様子を近くで見ていた一花が呆れる様に言ってくる。


「あいっかわらず、あまあまだねーハルはさ。」


「甘いのは認める…けどさバイク好き同士なんだから助けになりたいんだよね。」


「まあそれがハルのいいとこなんだけどね。」


俺の長所だと褒めてくれる一花とファンと配信者から解放された俺で日本最北端の地の碑を背景に2人だけの記念写真を撮る。


3日目で北海道最北端へと到達した。


「よーっし!じゃあ次は給油をして最北端の記念品を貰いに行こうか。」


「へーそんなのがあるんだ。」


宗谷岬からすぐの給油所で給油を行うと最北端給油証明書とキーホルダーを貰えるのだ。それを目当てに来る人が居るくらいに知名度は高い。


バイクに戻ると給油所へと向かって出発をする。


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