自分が惚れたヒロインじゃないと書けないと思った話

【自分が惚れたヒロインじゃないと書けないと思った話】


 私は今までにたくさんのヒロインを生み出してきた。

 で、小説の長さは大なり小なりあったんだけどさ。


 今まで書いてきた小説の中でさ。

 やっぱりこのヒロインは可愛いな。このヒロインはええなぁ〜。

 そう思えるヒロインを書けてないと、やっぱり伸びてないんだよな。

 というか、自分が本気で惚れたヒロインじゃないと、小説が伸びないと気付く。この伸びる伸びないというのは、評価ではなく、お話の長さのことね。


 やっぱり自分が好きなキャラじゃないと……。

 自分が本気で惚れたヒロインじゃないと……。


 小説を書こうと思えないんだよなと気付きましたね。

 今までにもいろいろな作品を書いてきましたけど、改めてそう思いました。


 んでさ。


 半年前ぐらいにさ。


 王子様系女子の話や、地雷系女子のお話を書く。

 こんな話をしていたんだけども……。


 正直、この二つを選んだのは……。


 当時のジャンルを研究した結果——。


 一番伸びる属性だなと判断したからなんだ。

 で、それを実行にうつそうと思って……今まで時間がかかってるんだけども。


 真面目な話さ。


 私は王子様系女子に魅力を感じていなかったんだ。

 全然興味なかった。

 また、地雷系女子に関しても、全然魅力を感じてなかったんだ。

 でもさ、つい最近の出来事なんだけど。


 どっちともの属性に関して、私は興味を抱く出来事があったんだ。

 その出来事に関しては、話が長くなるので割愛させて頂くけども。


 心の底から「書きたい!」「この属性のヒロインを生み出したい!」


 そう願ってしまったんだ。そう本気で思うことができたんだよね。


 で、その感情が生み出された瞬間から、一気にアイデアが思いつくようになった。次から次へと、今まで考えていなかったアイデアがね、バンバンと。


 で——。


 結局伝えたかった内容を話しますと——。


 ヒロインの属性選びは、自分が本気で「好き」と思うものを選ぶことやね。

 もしくは、流行に合わせるとしても、「この部分が好きだ!」と思える部分を探すことだなと思いましたね。


 地雷系女子の話を書く前は、全然ヒロインのことを考えてなかったんだけど。

 今では——。

 どんなファッションにさせるか。

 どんなメイクをしているのか。

 どんなことに興味を抱いているのか。


 こんな感じで質問を繰り返して、解像度が高くなるんだよな。

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