第2話やってきました!
お気づきだろうか……?
海へと辿り着いた俺達に何が待っているのかという事に。
「そう、それはなんと、海なら水着だろぉー!水着回って奴だぁぁぁぁー!」
「と、豊和君…何を…?」
「に…にぃに…何言ってるワン?」
「海に来たら泳ぐ!泳ぐと言ったら勿論水着に着替えるだろ?」
「そ、そんな…いい顔で言われても…」
「水着って…なにワン?」
「…だよね?」
う、嘘……だろ?水着を知らないのか…?
し、しまったぁぁぁー!?浮かれ過ぎて忘れていたがルナは海を知らないし、そもそも水着等持ってきていなかったぁぁぁーーー!
「そ、そんな…馬鹿な…」
「水着ならあるよっ?」
ヒー○ーのドラマのマスターみたいな口調でリアが言った…。マジかっ!?
「本当に?」
「備えあればウルメイワシだ…」
「…憂い無しだろ?とにかくリア…流石だな?」
「もっと褒めてくれても構わんぞ?」
「リア、ならば次の行動は分かるな?」
「クックックッ…愚問だな…。我はダークエロフぞ?任せよ!そなたの欲望、我が叶えてやろうぞっ?」
「頼む…」
「…ルナねぇ…何か2人盛り上がってるワン?」
「…だね」
「さあ、ルナ!クルル!あの岩陰に行くぞっ!」
「ちょっ、ちょっと!?お姉ちゃん!?」
「私もワン?」
リアがルナとクルルを連れて近くに見える岩陰へと向かった。
「こ、これを着ればいいの?」
「そうだ…。裸になった後、これを着たら…」
「…着たら?」
「豊和を悩殺でき…セッ○クス出来る!」
「やるわ!」
「やるワン」
そんな声が聞こえてくる…。悩殺はされそうだけどヤらないからな?
***
着替え終え、最初に出てきたのはクルル…。
「がふっ……」
「にぃに!?」
一人目から俺は膝を地面についてしまった…。崩れ落ちるほどの衝撃の光景が目の前にある…。
クルルの水着は…スクール水着…。何故クルルにピッタリなサイズを持っているのかとか何処に持っていたのかは気にしない。何とも似合っていることよ。
「…ええっと、どうワン?」
俺は親指を立て、たった一言。
「最高だ!」
「なんだか照れる…ワン」
照れるクルルがまた至宝だな…。
「私が来た!」
続いて目の前にモデル歩きでやって来たのはリアだった。
「リア…は予想を裏切らないな?」
「えっ…それは褒めてる?」
「さぁ…どうだろう」
リアの格好は貝で作られたブラにフンドシ…。フンドシって…。
「クルルより反応が薄くないか?ダークエルフ族に伝わる性装ぞっ!?」
「正装の字が違うんじゃない?」
まあ、似合っているけど…。俺はリアのお陰で再び立ち上がる事が出来た…。
「なんで立ち上がれるのだっ!?テントが張られてないじゃないかっ!?エロフの伝承は嘘だったとでも言うのかぁぁぁあぁあー!」
「と、豊和…君、ど、どう…かな?」
恥ずかしそうにやって来たルナ。ルナを見た瞬間俺は地面にまたもや膝をつき、鼻血出してしまった。
下半身は白いフリル付きの水着…。ブラは…………手ブラだと!?ばばば、馬鹿な…。そんな高等テクニックがこの世界にも伝わっていたとは…。
「豊和君、大丈夫!?」
鼻血を出した俺に慌ててルナが駆け寄ってくる…。手ぶらだということを忘れて…。
―ぷるんぷるんぷるんぷるんぷるん♪
「がふっ…」
そこに…確かに桃源郷は存在した。乳房と一緒に揺れるピンクのソレはまるでテールランプが暗闇で残像を残すかの様だった。
「豊和君!?また鼻血が噴き出して…」
「ルナ…」
「何?豊和君!?しっかり…しっかりして…」
ルナが俺を胸元に抱き抱えられる形になる。と、いうことはおっぱいが間近に拝める形になるわけで…
「おっぱい…万歳…がくっ…」
「と、豊和きゅーーーん!?」
「豊和の馬鹿がっ!私ではテント張らなかったくせに…」
言うんじゃないよ…リア。
ほら見ろ…ルナがまぢまぢと俺の股関を凝視しているじゃないか…。これは仕方ないと思う…。
―その後、しばらくして落ち着いてからみんなで海で遊んだ。
***
あとがき
データが消えて投稿遅れてすいませ〜ん!
しっかりまた書きますので応援宜しくお願いします!
「男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件」 https://kakuyomu.jp/works/16817330665184482917
こちらの作品が現在日間ラブコメランキング3位になっております!是非一読と応援を!
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