ティリーアにとってアスラは、真っ暗な世界に差した一筋の光でした。司竜だからこそ自由に振る舞っても許された、という反面で、司竜であるゆえにいつかは離れてゆくに違いない……という覚悟は、苦しかっただろうと思います。
アスラ本人は、全然そんなこと考えていなさそうですけどね^ ^

今も昔も活発な子竜ですので、ティリーアとしてもすごく可愛かったでしょうね！　戸惑いも大きかったでしょうけど（笑）
いろいろと覚悟を決めて微笑むティリーア、どうなっていくでしょうか。

弟は大人たちの態度や村長様の言葉に惑わされることはなく、ティリーアが優しい姉だと気づいたようです。これも司竜ゆえなのか、単純に子供の勘なのか……
ただやはり司竜ともなれば、いずれ特別な役割が課せられるのも見えており……という。いろいろ考えてしまうティリーアなのでした(ノ_＜)

そうなのです……(ノ_＜) 幼少時から誰にも愛してもらえなかったティリーアにとっては、弟の存在が自分を唯一肯定してくれるものなのですよね。それでも、同じだけの自己否定も抱えているという……。
弟の存在によって一人は寂しい、ということも自覚してしまったので、なおさらかもしれません。

ですです、司竜は人間だけでなく一般の竜族とも違う役割の竜なので、いつかは遠くへ行ってしまうと思ってたんですね。弟的には全くそんなこと考えてないでしょうけど！
複雑な心境のティリーア、得体の知れない訪問者を歓迎する気にはなれなかったのでした^ ^

ティリーアとしては、唯一のよりどころが弟なので、複雑な心境なのでしょうね(>_<)
偉いお方、何をしにくるのでしょうか。小さな村ですし、何かあるとしたらアスラの存在くらいですが……^ ^

ですです、お姉ちゃん大好き反抗期の弟くんでした！
しかし、弟は逆にすごい立場すぎて、いつかくるだろう別れを今から怖がっているティリーアでもあり……(ノ_＜)
アスラ自身はまだ自分の権能については無自覚なので、姉の気持ちにも全然気づいていないようです^ ^