冒険者登録②
俺たちは冒険者ギルドの中に入って、冒険者になるための手続きをするために受け付けに向かった。受付につくときれいな受付嬢がおり多分ここで冒険者ギルド登録ができるのだと思い尋ねた。
「すみません、冒険者登録を行いたいのですか。」
すると受付嬢はにこやかに対応してくれた。「はい、冒険者登録ですね。それでまず名前をお伺いしてもよろしいですか?」
「カミナです。」
「承知しました。それでは冒険者登録完了しましたので、カードをお受け取りください、こちらのカードは身分証明書の役割を果たすものになりますので大切に保管してください。それから、冒険者様は一律で皆様初期ランクからのスタートとなりますのでよろしくお願いします。それでは冒険者登録は終了です。」
???想定外の速さに俺は驚いてしまった
「ありがとうございます、意外にすぐ終わるんですね。」
「そうですね、皆さんそうおっしゃいますね、しかしギルドといたしましては冒険者様の名前、活動実績、そしてギルドから認められたランクさえ分かればいいだけですので冒険者登録はすぐに済むのですよ。それでは良き冒険者ライフを。」
なるほど、登録しておくべきデータがすくなくていいからすぐななのかと納得した俺は冒険者ギルドを後にした。なぜならば正直疲れているから今日は宿屋で休息を取りたかったからだ、しかし宿屋の場所を知らない俺はもう一度受付に向かった。
「何度も申し訳ないです、ここ周辺で安く泊まれる宿屋をしょうかいしてもらえませんか。」
「承知ました。このあたりですと、15分くらい歩くことになってしまいますがかなりコスパのいいおすすめの宿屋がございます。」
「こちらが、宿屋までの経路になります。」
といいと、そこまでの経路をメモしてわたしてくれた。
「わざわざありがとうございます。」
俺はさっそく宿屋に向かうことにした。冒険者ギルドを出た途端にオリヴィエからの声がした。「おわったー?」
「おわったよー、やけに静かだったけどどうしたん?」
「いや、あぁいう堅い話めんどいから嫌いなんよ」
なるほど確かにこいつは、こいつにああいう話は向いてなさそうだし妥当かと思った。そんなことより今日のおれめっちゃあるいてね?明日絶対筋肉痛だわ。なんて思ってたら「お前引きこもりだったし明日筋肉痛かもなww」なんて煽られながら俺はまたオリヴィエともに宿屋に向かいながら雑談しながら歩き始めた。
そうこうしているうちに宿屋についた、俺はチェックインを済ませて自分の部屋に向かった。部屋についた俺は窓を開け間取りを確認した。ベッドルーム一つとトイレ、風呂付まるで部活の遠征部屋を思い出させるような間取りだが休息をとる分には十分なサイズの部屋だった。
「そんなことより、飯行こうぜ!!!所持金多分贅沢しても大丈夫なくらいあるはずだからぱぁーっと使おうぜ^^」
!!そんなに俺の所持金があるのかと思った俺は異世界に来て一日目だし今日くらいはいいかと思い財布のひもを緩めることにした俺は、受付のおじちゃんにおすすめの飲食店を聞き早速向かった。
「へい、らっしゃい、こちらのせきどうぞー」
活気のある店内からは、酒を飲み高揚してる人達と美味しそうな食べ物の香りがし、俺は心の中でさいこーだぜぇー^^と叫びながら席に着いた。
周りを見渡すとみんな多種多様な飲み物や食べ物を食べているが、俺の今日のメインとドリンクは決まったので店員を呼んだ。
「あの、黄金エールってあちらのお客さんが持ってる飲み物ですか・・・了解です、じゃぁそれと、串焼きの盛り合わせってあれですよね・・・じゃぁそれでお願いします。」少しするとたべものとドリンクが運ばれてきた。
「お待たせいたしました。こちらエールと、串焼きになります。ごゆっくりどうぞ。」
!!!!うまそ!!!!!串焼きの香りが俺の鼻腔を刺激してくるもう我慢ならんと思った俺はいただきますを言い早速串焼きから手を付けた。ジュワっと広がる肉汁に炭の香りがするまるで焼き鳥のモモ串のような串焼きを、すかさずでエールで流し込んだ!!!!!たまらぁーーーーーーーん、この黄金エールという飲み物まんまあっちの世界の生ビールだった。俺は満腹になるまでこの店でたのしんだ。
俺の憑神は生意気 中澤ユウキ @kamina8621
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