「数霊」と、「願い」と、「フラワーエッセンス」
数霊で、自分自身の人生設計図を確認し、
フラワーエッセンスに期待する効果を確認する。
「今日は、どんな事を願い望みますか?」
「自分自身に素直になること。」
「去年の今頃、インナーチャイルドが急に話し始めまして、もう、煩くて煩くて、自分ではまったく興味がない高額の講座を受けさせられまして、分かったことが、今の人生は嫌だと、それに気付かせたくて、申込みをして、契約するまで、ずっと話し掛けてきていたんです。」
「本当は、砂浜に近い海の近くに住みたいらしいんですよ。ずっと憧れだったって。」
「それを叶えられなくていたら、今度は整体を習い始めまして、それも海の近くで、毎月通い続けたんですが、「嫌だ嫌だ。嫌なことばかりをさせる。頭外したい。要らない。頭要らない。」って、泣き続けているんですよ。」
「ずっと、我慢させ続けて、可哀想なことをさせてしまっている。」
「どうやら、私は、自分自身が嫌いらしく、これが、頭が圧縮されてカピカピに乾燥してしまっている様な、そんな痛みと、脳震盪の様に、叩かれてワンワンしている様な振動に苦しんでいます。」
「ほんの少しでも、魂の、インナーチャイルドの願いが叶えられたら。。。」
「分かりました。」
「少し、スピっていらっしゃるようなので、ご自身で、フラワーエッセンスのエキスを選んでみますか?」
空と雲と花の妖精さんは、ポストカードを机の上に広げ、混ぜ始めました。
そして、念入りにきった上に、4枚数え
私の目の前に広げました。
「この中で好きなカードはありますか?」
「1枚選んで下さい。」
「これです。」
「分かりました。」
選んだカードを一枚、脇に置き、
選ば無かった3枚のカードをその横に置いた。
新しいカードをまた4枚広げ、
「この中で好きなカードはありますか?」
「これです。」
「分かりました。」
手元に控えていたカードが全て広げられるまで続け、そして、今度は選ばれ無かったカードを広げて混ぜ合わせ、そして、きりはじめた。
また4枚、私の目の前に広げ
「今度は、このカードの中から、嫌いなカードはございますか?」
「これです。」
またすぐさま、4枚カードが広げられ
「こちらの中で、嫌いなカードはございますか?」
また、手持ちのカードが全て広げられるまで繰り返したのち、今度は、選んだカードの野中から、より好きなカードと、嫌いなカードを抽出していく。
(嫌いかどうかなんて、良く分からない。)
(ただ、なんとなく、そう感じるだけ。)
これで良いのかと、不安な気持ちが募りつつ、カードはどんどん枚数を減らしていった。
シャンティ シャンティ シャンティ 一粒 @hitotubu
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