第26話 他の転生者ばなし 山崎 郁斗の場合
私は弁護士をしている山崎
神のミスにより地球あちらで死にアールラウドーと言う今いる世界に転生させられるという、実に
本当なら裁判物ですが、神に言ったところで立場が違うので揉み消されるのが関の山でしょうから素直に能力の要求をして、聞けるだけの情報もいただいた。
貰った力は、今は取り敢えず秘密ということで、だが視力を回復して貰ったのはかなり嬉しい。
だけど壊れない伊達眼鏡もいただいたのでこれからもメガネはかけるのですが。
今流行りのメガネ男子というやつです。
そして少しあの日の事を語るとしましょう。
あの日は、朝からクライアントの所に出向いて色々相談にのっておりお昼を大分過ぎた頃に終わった、相手方の社長はお昼の出前でもご一緒にとおっしゃられたが、あの人は昼から焼き肉を食べるような人物なので丁重にお断りをした。
そしていつもの馴染みの蕎麦屋【橘蕎麦】に行くことにした、昼過ぎということで客も私を含み四人しか居なかった。
いつもの冷やしタヌキ蕎麦を注文し少しした頃にあの神のミスによる大量殺人事件がおきたのだ。
そのせいもあり、最後の晩餐ではないが蕎麦を食べ損なったのが残念である。
そして今に至るのだが、幸いにして神に生前持っていた財産(マンション含む)に今回の示談金?を少し足してもらいこちらでの貨幣としてアイテムボックスとやらに大量に入っている、もちろん着ていた服や鞄や時計もこちらにある良品と交換してもらうことも忘れてない。
まぁ~途中から担当の神から上司の実行犯の神に交代していたが。
それも過去の話、これからはこちらでできる限りの事をして生きていこう。
初心にかえって立場の弱いものを守りたいと思って弁護士を目指していた頃に‥‥‥
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます