第24話 他の転生者ばなし 山田 エコナと月本 沙雪の場合



僕はエコナ、ネットアイドルしている、自分で言うのもなんだけどすごい人気だよ。


少し人見知りだからリアルの仕事は受けないことにしてる、それでも歌やダンスを配信したら凄い額のお金が稼げてるから、テレビとかに出る予定は無いのです。


でも最近では顔が売れ過ぎて、好きな秋葉とかにも買い物に行けない。

あっ、言っておくけどもちろんオタクだよ。


「てへぺろ」


そんな僕がなぜ、ここ錬金術師ギルドに要るかというと、地球むこうで死んでしまったからなんだけどね。


学生時代からのお友達の沙雪さゆきちゃんにコスプレをしようと何回も誘われてついに断りきれなくて、その日、コスプレ衣装作ってきたから会おうと言われたので待ち合わせ場所に向かってたんだよね、時間少し遅れてたから走っていたら、さゆきちゃんも別方向から走ってるの見えて2人であーっ!ってなったんだよね。


2人で思わず笑っちやったんだよね。

2人とも時間にルーズなところあるからね。


でもそれが最後になったんだよね。

そこからの記憶はなくて、気づいたら神様だと名乗る少女がいたんだよね、目の前に。


そして色々事情とか聞いてたんだけど、彼女は錬金術の神様だと言うんだよね。


僕はゲームとかも大好きで特に錬金術とか物作り系が好きだったので、くれる力はそれがいいと言ったんだ。

そしたら女神ちゃん、喜んでくれて多めに力くれたらしい。


錬金術がかなり得意になる能力と念話?出来るみたいな力もくれた、ネットアイドルしてたからかな。


聞いたら関係するような力は与えられやすいらしい。

なのでこっちに来てすぐに錬金術師ギルドを目指して今、着いたって訳。


これから受付してあとは錬金術師のお店を開こうと思ってるの資金は貰ったからね神様から。

チュートリアルクリアの報酬もあるしね。


死んでしまったけど、一応することも決まったので頑張ってやるとします。


錬金術師ならそんなに人とも接しないだろうしね。

でも気がかりなのはさゆきちゃんの事だよね。


こちらのどこかに来てるはずだけど場所まではわからないから、まぁ~念話でここから少しの距離までなら単語ぐらいならみんなに送れるから近づいてきてくれたら呼べると思うんだ。


だから僕はこの街で待ってることにした。

探しにいっても都合よく会えないと思うから。


僕は待つタイプなのだ!

あっ!そうだサブタイトルの所に山田って載せんな!


あんなありったりの名字嫌だからエコナって名乗ってたのに!

まぁ~こちらではエコナってなってるからいいけどね。

ではまたね。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


あの日は、お友達のエコナがついにコスプレしてくれるって言ったから、何着も衣装作って持っていったんだ、まぁ~少し遅れて途中で出会ったんだけど向こうも遅れていたしね。


まぁ~それは済んだことだから笑い話なんだけどね、それが最後になったのも今となっては悲しい想い出じゃなくていいと思ってる。


また会いたいと再会したいと強く思えるから。


そう、私達は死んで新しい世界に来たんだ、神様にも会ったしね、能力も貰った私の力はユニークスキル【紡績ファクトリー】とジョブ【コスプレイヤー】だった、まさに私のための力で神様には感謝してる。


紡績ファクトリーは、デザインとか考えたらそれをなん着でも自由に作れる工房をどこにでも作り出せるという能力、中に入れるから住むことも可能みたいだ。すごい。


コスプレイヤーはそのまんまかな。

一瞬でアイテムボックスに入ってる服とか装備に着替えられるというジョブスキルや着替えることにより能力の底上げも出きるみたい、私的にはかなり好きで便利です。


戦闘はあまりしたくないけど最低限することもあるだろうから。

これあると多少は戦えると思うから。


あっ、一応自己紹介しとくね。(誰にとはこの際言わないでね。)


私は月本つきもと 沙雪さゆき23才、彼氏いない歴=年齢。


一応ファッションデザイナー、趣味でコスプレイヤーをしてるもちろんオタク。


エコナはたぶん動かずに待ってるタイプなのでどこなの町で生活してると思うので私の方が動かないといけない、そこでスキルの紡績ファクトリーが役に立つよね。


どこでも家を出せるからね。

そこ!家じゃなく工場じゃねとか言わない!

まぁ~そんな感じで行動するつもり。


「エコナー待っててねぇー!」


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


はたして2人は再会できるのか、はたまたそこでの生活を楽しむのか、彼女達の性格ではどっちでもやれる気もするけどね。


by運命の神

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