第2話 後悔/後編

君は異世界転生系の小説を見たことがある?

女神「異世界人よ...あなたには...」

俺(木村)の目の前には真っ白な空間と綺麗な女神と思われる女が居る

まず俺は死後の走馬灯が何らかの形で歪んだと思った

生前...いや走馬灯を見る前とでも言えば良いのか異世界小説を

俺は良く見ていて...

女神「ちょっと?発言を無視しないで!これは走馬灯じゃないわよ!」

[しかし、その言葉は女神の発言により書き消される]

女神「いい?次に女神の発言を無視する事したら地獄に落とすわよ!」

良く喋る走馬灯だな...

女神「心の声聞こえてるわよ...」

走馬灯だとしてもまともに返事するか...おっと失言を

木村「で?ここは何処だ?」


女神「ここを走馬灯呼ばわりしたのはあなたが初めてよ...」


女神「というかあなた死んだわよ」


木村「そうですか」


女神「あれ?反応が軽いわね...まあちょっと調子が狂ったけど...」


木村「まさか世界を救えとでも言うのか?それとも滅ぼすのか?」


女神「話が早くて助かるけど『異世界を救う』は正しいねというか

私の発言を取らないで欲しいねというか突然滅ぼすとか頭大丈夫かしら」


木村「この状況がすでに非現実的でそんな発言もあるかも知れないだろ」


女神「うぐ...それを突かれると何も言い返せないね...」


木村「で?異世界を救うからには何かしらの能力をくれるんだろ?」


女神「本当にあなた話が早いね...前の異世界人は『ギャーギャー』騒いでたのにまあ望む能力と物を一つあげるわよ。」


木村「本当に?確実にか?」


女神「ええ、本当だしちゃんと確実にあげるわよ

騙されたと思って能力を言ってごらん?というかわざわざ聞いてくる...」

...

木村「創造魔法」

...

女神「ええ...創造...何て?」

コイツは耳が悪いようだな

木村「創 造 魔 法」

今度は聞こえるか?

女神「...えっと...その...それは無理だわ...上司に怒られ、」

ここで言質を使うか...

木村「確実にと聴いたが?女神は責任を取らないような糞みたいな

存在なのか?」

この女神は押しに弱いようだな...これは無言の圧力を...

いや心読まれてるな癖を直すのは難しいな...無心だ..........

女神「変ね?心が急に読めなく...分かったわ...そんな無言の圧力を

掛けないでちょうだい...スキル創造魔法を与えましょう。」

怒られそうで嫌だけどね...」

(木村はスキル:創造魔法を手に入れた!)

女神「ではあなたにはあまり説明は必要無さそうだし...異世界に転生させま...」

木村「まだだが?」


女神「次はなんなんだよ!!」

(女神は度重なる遅延により怒りを漏らした...)

女神「ゴホン...失礼...あなたを地獄に落としたくなってくるわ」

コイツ(木村)をさっさと転生させて次の転生者を呼ばないと...

木村「そんな権限がありそうな態度には"全く"見えないがな」


女神「うるさいわよこのクs...で言いたいことは?」


木村「『能力か物』と言ってないだろ?物を寄越せ」


女神「めちゃくちゃ強欲ね...まああげるけど...何が欲しいの?」


木村「お前」

生"物"だろう?

女神「...私は物じゃないわよ...屁理屈捏ねてそろそろ行かないと

地獄に落とすわよ!」


木村「ならスマホ」


女神「さっき貰った創造魔法で作れないの?」


木村「なるほど...確認できた早く転生させr」

(その言葉を言い終わる前に...転生は強制的にされた)


木村「あの女神...責任を放棄しやがった...」


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