世界大戦-8

 前述の通り、アメリカのレインボー作戦とは物量にものを言わせた多方面同時侵攻作戦である。

 通常であれば兵力の分散は愚策であるが、大軍を多方面に同時に送れるのであれば、話は変わる。アメリカの物量をバックにした必勝の作戦であった。

 アラスカ方面に1部隊。これは油田の爆撃を行い、敵の石油資源に打撃を与える事を狙っている。その寒冷な気候を考えると都市と空港、港湾を破壊すれば復旧には数年を必要とするだろう。そのため徹甲爆弾の他に対陸上攻撃用の通常爆弾も大量に積んでいる。次にハワイ方面に3部隊。これはハワイの陸上基地に航空機が配備されている事を想定して1500機の大部隊となる。可能であればハワイの空襲を行い、その基地機能の喪失を目指す。そしてトラック方面に2部隊。確認されている同盟国艦隊撃破により、領域の貿易路を寸断して同盟国の日本対する信頼を低下させる事を目的とする。

 そして別働隊として強襲揚陸艦5隻からなる艦隊がミッドウェイ島を目指す。ハワイの占領も検討されたが、敵戦力の全てを把握できていないため、今回は断念。ハワイに大艦隊を派遣することにより、敵の目をそこに集中させて、その間にミッドウェイ島を攻略。恒久的な基地を作ることになった。ここに前進基地を作ることにより、ハワイに対する抑えとなり、日本の本土攻略の足掛かりともなる。

 強襲揚陸艦は 排水量1万トン、飛行甲板を待ちF4Uコルセア20機を搭載。対空戦闘だけでなく陸上爆撃も行うことができる。12センチ連装砲一基と10センチ連装高射砲2基、対空機銃10基を装備。海兵隊員1000名と軽戦車2台、野砲2門を積んでいる。


 いつもの部屋の俺と弾正。


 「いよいよ来たなぁ。2年か。ちと間が空きすぎた気もするが、こちらもあれこれ準備できたし、一概に悪いとも言えんか」


 「左様でございます。ドイツが思いのほか強かったのと、東ロシア帝国の善戦により、西進する速度が速く兵站の確保に苦労しましたが、概ね上手くいっております」


 「まぁ、ユダヤ人のホロコーストを防ごうと、東エルサレムに逃したり、中心になる奴らを何人か神隠しにしたりしたが、アジアと違って向こうの歴史に対する介入度が小さすぎるのか、どうも元に戻って同じ道を行こうとしたがるようじゃ」

 「殺してランプのシェードにするより、強制労働させて食料増産に努めさせた方が良いと気づかせるのが精一杯であった。だがそれも結局ドイツの国力増進を助けた事になり、心中微妙ではあるのう」


 「生きていればいずれユダヤ人達も仇を打つ事もできましょう」

 「それと、ほとんどを落としたり沈めましたが、こちらの選んだ、わずかな偵察機と潜水艦に偽情報を掴ませる作戦も上手くゆきましたなぁ」

 「命懸けで手に入れた情報が、まさかこちらの与えたものだとは思いますまい」


 「島嶼の周りに網の目のように張り巡らせた聴音網とレーダー、早期警戒機により敵の動きは一目瞭然。こっそり探るような真似は不可能じゃ。おまけに、こちらのラジオやテレビはケーブル放送だし、通信は全て圧縮デジタルじゃからドイツのエニグマ暗号も真っ青。平文でも絶対解読不能じゃ」


 「解読不能と言えば、上様が欺瞞情報を与えるために流しておけと言って始めたアナログ波のラジオ放送が国民に大受けでございまして、

同盟国からも、もっと大出力で放送するか、録音を再放送してもらいたいという要望が出ております」


 「5〜6年前に、当たり障りのない音楽と、嘘のニュースや小説の朗読、落語や英会話教室でも流しておけと言って始めたやつか?」

 

 「で、ございます。放送しているのを自作ラジオで受信するのが流行っておりまして、中でもオリジナルドラマ、織田信長一代記から始まった信長シリーズがオオウケしまして、その後の信長公が異世界転移して魔法で無双する話とか、信長公が悪役令嬢に生まれ変わって最後はギロチンの露となる話とか、最近では信長公と森蘭丸、前田犬千代のBL三角関係。あれは脚本が放送コードスレスレだったので大変苦労しましたが、腐女子を中心にかなり広範囲の女性のファンを獲得いたしました。クリエイター冥利に尽きますな」


 「弾正、貴様俺の事が嫌いであろう。正直に申せ。嘘を申すな。目がぐるぐる回っておるぞ。吐かんかこのガキ!」


逆上した俺に弾正は締め落とされたのであった。


 大英帝国首相ウィンストン・チャーチルは現在八方塞がりとなっていた。破竹の勢いで欧州を席巻するドイツの勢いを何とかドーバーで停めているし、北海海戦も互角に戦い引き分けとなった。だが、ドイツを押し返す力は無く、膠着状態であった。

 世界中に植民地を持つ大英帝国ではあるが、現状貿易量も落ち、インドから来る軍需物質と中東から来る石油が無ければ、島国の大英帝国はとても戦える状態ではない。もちろん送られた物資の全てが届くわけではなく、Uボートにより沈められる船も多く、船舶の喪失量は海洋帝国イギリスの造船能力を超えている。

 植民地経営とはそこに高度な技術や教育を移す事なく搾取するのみの政策である。インドの上流階級にはイギリスで教育を受けた者も多いがごく一部である。とても不足する航空機や船舶をインドで造れるような状態ではない。

 更に支配しやすくするため、ヒンズー教徒、シーク教徒、イスラム教徒の対立を利用してきたため、この機に独立を唱えるグループも出現してきた。


 しかも忌々しい事にアメリカのルーズベルトは日本と戦うソビエトを援助する為、輸送船を少しそちらに割り振ると言ってきている。

 おまけにソビエトが毛沢東の援助を減らすので蒋介石に対する援助も減らすと言っている。

 チャーチルに言わせれば愚策の極み、愚者の選択である。

 毛沢東はスターリンと同じ裏表のある、陰謀家。陰険な性質で己の国民を犠牲にする事に何の痛痒も感じない男である。しかも外面が良いため最下層の国民層からの支持も厚く、様々な権力闘争を勝ち抜いてきた男だ。

 それに対して蒋介石は陽性の王様気質。援助を同等に減らした場合、蒋介石が不利になり中国の共産化が進むのは明らかだ。我が国はアメリカの援助を受けている身ではあるが、アメリカが手を引くならインドから銃火器を流すしかないだろう。それほどの武器は要らない。自動小銃と迫撃砲の数さえ揃えられれば何とかなる。とは言え、窮乏著しい今の状態ではでは、その程度の事でも国力にダメージを与える。


 ルーズベルトはどれだけ日本が嫌いなのかわからないが、そのためにソビエトを援助するなら、その分はこの戦争が終わった時、負債として利子が付いてこちらに帰ってくるだろう。

 アメリカはあれほど警告したのに日本と戦争を始めている。確たる理由を言えないのが悪かったのだが、こちらも酷い目にあうからやめとけとしか言いようがない。ただ、日本が全体主義だとか、同盟国と称して支配下に置くいくつかの国を搾取しているとか、アメリカの非難は何の証拠もないのだ。我々だって植民地経営を行っているし、自分達が中南米でおこなっている事を棚に上げて何を言っているという話である。 

 ただ、何度も日本に宣戦布告して共に戦ってくれと言う申し出を断っているが、それが限界である。対ドイツ戦を一緒に戦ってくれと頼んでいるイギリスの立場を考えれば、アメリカに対してそれ以上はつよくいえない。

  

 とにかく、輸送船団を構成する輸送船と護衛する船舶と戦闘機が足りない。ゴムも石油も不足しているし、工作機械もギリギリである。チャーチルはヤケクソの様に葉巻をふかしながら部屋の中をぐるぐる回っていた。


 執事のジョージ・チャン・ブラウンがお茶を運んでくる。イギリス貴族たるもの如何なる状況であれお茶の時間を無視するなどということはあり得ない。


 「旦那様、過度の葉巻は体に毒です。ほどほどにされますよう」


 「ワシとて好きで蒸気機関車の真似をしているわけではない」

 「戦闘機の生産を2000機くらい増やす方法と石油を手に入れる方法を誰かが教えてくれるなら禁煙しても構わん」

 

 チャーチル家の機密、謎、闇?何代目かの中国系イギリス人の執事ジョージ・チャン・ブラウン。今では中国系を自称する名残はセカンドネームだけで、見た目は普通のイギリス人である彼は暫く熟考したのち口にする」


 「多少アレンジした機体でも良いのであれば、私の遠縁の叔父がオーストラリアで飛行機工場を営んでありまして、スピットファイアをライセンス生産しております。2000機程度であれば融通できるかもしれません。輸送の折にタンカーを同行させれば石油も多少運べるはずです。他に要り用な物がございましたら言って頂ければ手配可能なものであれば一緒にお運びいたします。何、気にされる事はございません。チャーチル家はその会社の株を5%保有する大株主でございますから」


 そうだ、我がチャーチル家の家訓。「困った時は執事に聞け」を亡き父からも祖父からも教えられていたのを失念していた。チャーチル家はその優秀な執事のおかげで何度も危機を乗り越えてきている。国交も無い国の、名前も知らない兵器製造会社?の株主であるというのに疑問を感じないわけではないが、これは考えたら負けというやつだ。祖国のために気づかない事にした。


 戦時内閣の強権で話は進み、最初の荷は4ヶ月後。スピットファイア500機とタンカー2隻分の原油、ゴム、医薬品その他が運ばれる事になったその後隔月で500機が3回の計4回。支払いは25%は金。残りはイギリスの国債でという事でまとまった。インド出港のイギリス船籍の船団という事でアメリカに話を通し、ユニオンジャックを掲げて航行。ドイツのUボートは自分達で何とかするそうである。

 どうやって連絡をとっているかなど考えたくもないが、あれよあれよという間にスイスに日本の臨時公館が置かれ密かに動いていた情報部が話を纏めたということになり、何故か勲章をもらう者や昇進する者もでた。挙国一致とはいえ、政府内からも野党からも全く反対意見が出なかったのは怖かったが、これも気付かなかった事にした。


 4ヶ月後、イギリス国旗をつけた、元は我が国が売却したもののようだが、少し形の変わった10隻の駆逐艦と飛行甲板らしい物を持った空母とも違う異形の船を護衛に従えた最初の船団がリヴァプールに入港した。

 スピットファイアが現地仕様にしてあるため、特殊な整備技術と操縦指導が必要だという事で20人程の技術者とパイロットの集団が同乗していた。我が軍のパイロットの中にはアジア人を馬鹿にしていた者も多かったが、イギリスの用意したスピットファイアを使った、同じ条件の戦闘機による模擬戦で教官クラスでも全く歯が立たず、素直に彼らに従う事となった。


持ち込まれたスピットファイアは見た目そこ似ていたが全く別物であった。翼の形状が少し違って、エンジンが積み替えられているだけに見えたが、従来のマリーンエンジンを積む物より最高速度が100キロ近く速い。実用最高高度も11000mを超える。防弾性能もかなり向上しているそうである。機体の内部構造も変えられており、よくわからない材質の部材も使われている。

 戦闘機のエンジンは消耗品であり、空中戦の時は全開近くでエンジンを回しっぱなしとなるため寿命が短い。ある程度の飛行時間を過ぎたら積み替える物であるが、指定のオイルとエアフィルターを定期的に交換していれば4倍の寿命をもち、燃費も30%も向上している。

 30機ほど混ざり込んでいた「tuned by MORIMURA」という真鍮プレートの貼られた機体は多少エンジンが神経質になるものの、更に50キロスピードが出る物であった。

 武装も20ミリ機関砲2、12.5ミリ機関砲2に加えて翼下に1基の噴進弾発射装置が装備され、奮進弾2500発が一緒に運ばれて来た。赤外線誘導装置が搭載されているが、使い方を誤ると味方機を落とすので訓練受けてないパイロットは使うなと警告された。また、技術漏洩を防止するため、分解して調べようとすると爆発するとも言われた。更に機体には操縦の補助装置が装備されており、離着陸や旋回や引き起こしなどがやり易くなっており、これは現在持っている機体にも付けられないからと相談したが、発電量、バッテリーの容量が不足な上、真空管では無理だと断られた。半年の間に届いた2000機の機体により状況は劇的に改善した。高性能、長寿命のスピットファイアを国内に配備することにより、地中海のマルタ、アフリカに戦闘機を送る余裕ができたのである。

 この半年の間に地中海のイタリア海軍の艦船が何隻か行方不明になり、ドイツのUボートが大幅に減ったという報告があったが、偶然だろうか?


 話は戻って太平洋。

アラスカに向かった第一機動部隊は沿岸まで800キロまで近づいていた。司令官のレイモンド・スプルーアンス中将は第一次攻撃隊として戦闘機120機、急降下爆撃機100機、爆装した艦爆50機を発進させた。敵地の情報が少ないため、大群で一気に叩く方法が味方の被害を少なくすると考えたからだ。敵には駆逐艦が20隻くらいいるだけで、空母はいない。確認されている軍用の空港は2箇所。まず、第一次攻撃隊で陸上の基地を潰してしまうつもりであった。


 もちろん、アラスカ方面軍司令官の長宗我部宗近中将はアメリカ機動部隊の接近を早くから気づいており待ち構えていた。彼の受けた命令は敵に戦果を与えた気にさせつつ敵戦力を撃滅。味方の損害は極力無くす事という嫌がらせか?というようなものであったが、彼はその期待によく応えた。


 アメリカの第一次攻撃隊が沿岸から100キロに近づいた時、数十発の奮進弾が飛来して味方航空機が撃ち落とされた。攻撃隊は15%を喪失するも攻撃隊隊長のウィリアム・カービー大佐は攻撃続行を決めそのまま進む。軍港に近づいた時、彼等はそこに巨大な戦艦が停泊しているのを発見した。

 戦艦は対空機銃を撃ちはじめている。本来であれば無視して陸上基地に向かうべきなのであろうが、より大物を狙うというのは海軍航空部隊の本能である。しかも攻撃を受けて無視することはできない。カービー大佐は母艦に向けて、皆とに超大型戦艦と駆逐艦6席が停泊している。第二次攻撃隊は魚雷の必要ありと認むと打電して急降下爆撃機50と戦闘機15をそちらに割り振った。

 良く見れば、その戦艦がかつて日本に拿捕されたアメリカの戦艦だという事がわかったかもしれない。前部甲板に大きな日の丸が描かれており、船体も日本海軍の黒鉄色に塗られ、巨大なアンテナと思われるものが艦橋後部に設置され、甲板には大きな筒状や箱型の装置のような物がいくつも設置され、前部副砲の撤去された跡にはドーム状の何かの装置のような物が置かれている。艦橋の形も防弾板のようなもので形を変えられているし、高射砲の砲身は妙に短く、対空機銃の数は減らされている。

 しかも航空機に向けて撃っているのは対空機銃のみで、高射砲は沈黙している。機銃の動きも戦闘機パイロットの目でよく見れば、機械的な単調な動きで航空機を追ってない。適当な方向に向けて発砲しているだけである。横についている兵士は近づいて見ればマネキンである。そして、甲板の構造物は変えられているが、艦首の形や艦尾のラインなどの特徴はそのまま残されている。

 駆逐艦もかつて報告された、単装砲一門装備の、大きな艦橋を持ち、アンテナだらけの異形のものでなく、砲身のやけに短い単装砲が6門と対空機銃がいくつか装備され、窓ガラスの入っていない大きめの艦橋が置かれ、甲板には沢山の筒状の何かの装置のようなものが設置されている。こちらも対空機銃が単調な動きで発砲されているだけである。

 実際、アメリカの航空機を撃墜しているのは、戦艦の艦橋に設置されたレーダー管制の機関砲1基と港に巧妙に隠された同じくレーダー管制で発砲する90ミリ砲一門だけなのだが、噴進弾により多数の味方機を落とされ頭に血が昇っていたアメリカのパイロットでそれに気付く者はいなかった。


 カービー大佐の連絡を受けスプルーアンスは残った艦攻50機を全て雷装に変え、1時間遅れで

戦闘機70、艦爆40、艦攻50の第二次攻撃隊として発艦させた。

 その頃更に二手に別れた第一次攻撃隊は敵基地に到着した。編隊を組み直し攻撃を開始しようとしたその時、左上方から噴進弾が飛来して攻撃隊の機体が撃ち落とされてゆく。更にそれに続いて、薄いグレーに塗装された機体で構成された航空機の編隊がすごいスピードで現れ、銃撃を加えながら米軍機の編隊と交差してゆく。圧倒的なスピード差になす術もなく米軍機は墜とされてゆく。何人かのパイロットは、全く違う音をたてて超高速で飛ぶ敵の機体が、彼らの考える飛行機とは全く異なる後退翼のプロペラを持たない機体であるのを目にした。


 第二次攻撃隊が敵の戦艦に到達した時、第一次攻撃隊から新型の戦闘機が現れ、全く抵抗できずに撃ち落とされているという無線が入った。第二次攻撃隊を率いるブルース・バークレー大佐は急遽目的を変更。全機に目の前の戦艦を攻撃して速やかに帰艦するように命令した。

 突撃命令と共に90機の艦爆と艦攻が戦艦に群がる。港に停泊中の船舶など関連用の標的と同じである。大きい分だけ外さない。魚雷と爆弾が次々と戦艦と駆逐艦に命中し、炎と黒煙が上がる。30分余りで駆逐艦は全て沈み、戦艦も右に傾いて甲板を海水が洗っている。

 北の方角から来る敵機を発見したため10機のF6Fが迎撃に向かい、残りのF6Fは最後の攻撃隊を護衛しながら母艦に向かった。


 その頃、スプルーアンスは日本軍の攻撃を受けていた。奮進弾とも違う小型の飛行機のような物が海面スレスレに多数飛んできて空母に突入してきたのだ。重装甲の戦艦であれば砲弾と違って炸薬量も少なく、質量の軽い航空機が突入してきても軽傷で済むだろう。だが、駆逐艦や空母はそうはいかない。艦体を突き破られてしまう。2隻の空母と10隻を超える駆逐艦が沈み、沈まなかった艦も殆どが満身創痍である。 護衛のF6Fも、駆逐艦の対空射撃も、近接信管もそのスピードの前に全く無力であった。そして西側から10機程の航空機の編隊が凄いスピードでやってきて奮進弾を発射して帰ってゆく。

 10発の噴進弾は意思があるように空母の飛行甲板に命中した。これにより更に一隻の空母が失われた。戻った攻撃隊の航空機は着艦できず海上に不時着したが、低温の海は生き残ったパイロット達の命を遠慮なく奪っていった。

 戦艦1、駆逐艦6戦果をあげたものの、第一機動部隊は実質的に攻撃力を失い消滅したのであった。

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