20 テーマ:友情もの
これで作ってね:友情もの
主人公の過去:解放:逆位置
主人公の現在:調和:逆位置
援助者:勇気:逆位置
主人公の近い未来:庇護:正位置
敵対者:至誠:逆位置
結末:幸運:正位置
主人公と友人Aはダブルスのペアであった。しかし、最近、どこか友人Aとのコンビネーションが上手くいかない。(調和・逆)それは、友人Aが慎重になりすぎることが多く、そのため、あと一歩という所で勝利を逃してしまうのだ。(解放・逆)この次の県予選では勝ち残りたい考えている主人公たちだったが、特に変化がないまま、県予選が始まってしまう。
予選一回戦目は何とか勝つことができたが、次の試合は、前回の予選で負けたことがあるペアで、積極的な攻撃が持ち味だ。(至誠・逆) 試合が始まると、予想していた通り、相手の攻撃を受けて過度に緊張してしまいミスを連発する友人A。主人公も相手の力量に翻弄され、友人Aを思いやることができないでいた。
そんな時、ふと金網越しに顧問の先生が声を掛ける。「主人公君。友人の顔を見てごらん。君は負けたような表情をしているが、友人君はそうではないみたいだよ」(庇護・正)
ハッとして友人を見つめる主人公は、確かに、友人にはまだ光が灯っていた。
そして、友人から「足を引っ張ってごめん。たぶん、君は僕に遠慮しているんだ。君がやりたいようにやってほしい」と言われる。
主人公と友人にはテニスの技術の差ができてしまっていた。しかし、主人公は友人が同列だと思い込んでしまい、友人のプレイが慎重であると誤解してしまっていたのだ。
自身の能力を信じようと決め、動き始めると、試合の展開がこちらの思うように進み始める。友人は主人公が足りない部分のフォローに回り、主人公がゲームメイクする。これによって、主人公たちは試合をひっくり返すことに成功した。
そしてなんと、そのまま新しいペアの形で県本選に勝ち進むことができるのだった。(幸運・正)
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