8 テーマ:アクション
これで作ってね:アクション
主人公の過去:信頼:逆位置
主人公の現在:勇気:逆位置
援助者:変化:逆位置
主人公の近い未来:解放:逆位置
敵対者:節度:逆位置
結末:慈愛:逆位置
過去に組織から手ひどく裏切られた主人公(信頼・逆)は、人を信用することなく臆病に生きてきた。(勇気・逆)ある日、住宅街にある小さな石碑から声をかけられる。
「後ろの神木を切り倒してくれれば、最大限の力を授けよう。これは契約だ」
始めは、疲れからの幻聴と思い、無視するが、しかし、その石碑を通るたびに声をかけられ、その声は自分にしか聞こえていないことに気付く。そこで、主人公は愚痴の話し相手として石碑を選んだ。石碑との会話は、必ず封印を解いてくれ、という言葉で終わるものの、主人公は不穏に思い、解放することは無かった。
ある日、妻と主人公がその石碑の近くを通ると、ふいに妻がおかしな動きを始め、御神木を切り倒そうとしているようだった。石碑を問い詰めると、主人公へかけ続けていた呪いが、回りまわって妻(変化・逆)に行ったようだ、と笑いながら事情を話す。
何度も止めようとするものの、普段の力とはかけ離れている妻に弾き飛ばされ、ついに御神木が切り倒される。それと同時に、石碑から黒しシミのようなものが出現し散り散りとなって空を飛んで行った。
そのうちの一つだけが主人公に近づき、「契約だからな。それに追うものが居なきゃ、張り合いがないだろぅ?」と言って、主人公へととりつく。とりつかれた瞬間主人公は、我を失い、周辺の地域を全て破壊してしまう。
我に返った主人公は、半身が分かれた妻を目の前にして、慟哭の叫びを上げる。
主人公はシミに復讐を誓い、その足取りを追う。
すでに、日本の各地では、「北海道で照り付ける太陽によって50℃まで気温が上がる」「近畿地方で最大勢力の台風が常に居続け、洪水を起こしている」「九州の各地で常に地震が発生している」「都心では人々が我を忘れて殺し合いを始めている」といった未曽有の大災害が起こっていた。
(15分)
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