6 テーマ:スポーツ

これで作ってね:スポーツ

主人公の過去:至誠:正位置

主人公の現在:幸運:正位置

援助者:調和:逆位置

主人公の近い未来:勇気:正位置

敵対者:秩序:逆位置

結末:庇護:正位置


 主人公は現役を引退したバスケットボールプレイヤーであった。粘り強いディフェンスとセンターキャプテンとしてチームに対する貢献が大きい選手で、有名な選手ではなかったが、地元での評判が高く人気のある選手であった。(至誠・正)

 地元での評判が高いことから、地元中学からバスケ部のコーチを行ってくれないかという誘いがあった。(幸運・正)主人公は地元に恩返ししたいという気持ちもあり、コーチを快諾したものの、実は、その中学校は素行が悪いことで有名で、中でもバスケ部はその身体能力からとても恐れられていた。(秩序・逆)

 背が高くガタイがよい主人公は始めは恐れられ、従う不良も多かったが、次第に主人公が受動的なスタイルを好むことを見抜かれ、なめられてしまう。昔から、後一歩積極的であれば、日本代表も視野に入ったと言われていた主人公は、中学生にすら見抜かれてしまうことにショックを受け、一度コーチの職を辞めようとする。

 そこに、バスケ部の顧問である教員が話に乗る。彼は学校内で煙草を吸ってしまったり、不良中学生とエロ本の交換をするなど、不良教員であった。そんな教員を内心見下していた主人公であったが、その教員から話を聞くと、タバコを吸う傍ら中学生の隠れ場所に出入りして注意をしたり、相談に乗っていたりなど、不良になめられずに一人一人と向き合う力を持っていることに気付く。(調和・逆)

 そこで、不良教員から手ほどきを受けながら、もう一度中学生一人ひとりと向き合う積極性を持つ努力をする。(勇気・正)それによって、バスケから離れていた不良たちの悩みと向き合いながら、主人公はバスケ部の全国出場を目指すようになる。

 最後、主人公は見事中学バスケ部をまとめ上げ、全国出場を果たすようになる。(庇護・正)

 エピローグとして、主人公は元のチームメイトとバスケの試合に出ると、現役の時よりも対戦相手が怖くないことに気付く。その試合ではこれまでにないアグレッシブな戦い方で、MVPを獲得して、成長を実感して物語は終わる。

 (15分41秒)

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