第四話 閻羅人
閻羅人
世の中にはどうしようもないことが幾千万とある。嘆かわしいことに、本当に多くあるのだ。
そう悟ったのはいつの頃だったろうか。どうしようもない強敵と相対し、その才覚と力の差に絶望した時。たったひとりの友を亡くした時。ともに道を歩み、そして守り抜こうと決めた最愛の者を無くした時。気が付けば、己の髪が灰のように白くなっていた時。いやもっと前、もっと根本的なところだったろうか…。
どんな川にも源泉がある。どんな大きな出来事にも些細な原因がある。それを突き詰めていけば、己が地獄の鬼として生まれた時だろうか。
平安の時からとてつもない時を過ごしたものだ。だが可笑しなことに、“ここで終わろう”と決めるのにはそう時間はかからなかった。
馬鹿にするがいい。嘲うがいい。
妖怪が、鬼が、閻魔の使いが、自分で終わることを望むことを…。だから何も持たずに妖怪の集落に足を踏み入れた。態々あの世とこの世の禁忌を破って、地獄から地上に出て禁忌を犯したのだ。
そう、あの世の者は地上に出てはいけないという絶対の約束事を――。
自分で死ねぬ故、誰かに殺してもらおうと。
己は地獄の鬼、閻魔の使い。獄卒、
嗚呼、地上に出たのはいったい何度目だろうか…。そういえば、亡くした友と初めに会ったのも、こうして地上に出た時だった。
あの――“漆黒の角を持った鬼”に…。
※
地獄ではお目にかかれない宝石のような青い空。そして刀を太陽に掲げ、己の首を絶つのを今か今かと待ちわびる妖怪の長。
こんなに綺麗な空の下で死ねるのなら本望。長らく待ち望んだ“終わり”。平安の時から生きる鬼にも、もうこれ以上先を生きる気力はない。
これにて仕舞い。そう思って、重い重い瞼を閉じた。
だが――。
「なんだよそれっ!!」
聞こえたのは若々しい声だった。大きく、この里中に響くような声。
そしてその声を聴いた瞬間。閉じたはずの重い瞼は開いていた。そして目に入ったのは、まだ15かそこらの小僧だった。一瞬、人間の小僧にも思えたが違う。あれは妖怪だ、それも自分と似たような妖怪。つまり、鬼だ。そう確信した。
妖怪の長の矛先は小僧に変わった。少々の問答をした後、鬼は額を捲ってその慎ましい角を露にした。
そしてそれは、角というには余りにも稚拙だった。まるでコブが額についているだけだと思わせるような。
“可哀そうに”、そう思った。あれじゃあ鬼としての機能はほとんど無いも同然だった。鬼はそういう生きもんだ。
角が無けりゃ力もない、身体もデカくならない、牙も育たない、本領を発揮できない。恐らく、里も追い出されて孤独の身なのだろう…。でないと、こんな辺境の妖怪の小集落などに独りで来るものか…。
嗚呼可哀そうに…。心の底からそう思った。
しかし、そ奴の目は死んではいなかった。活き活きとしている、と言えば少し違う。だがあの野良犬のようにギラついた眼。なにか野心がある眼。それでいて何か希望を探している眼。
似ていた。己が尊敬して止まなかったあ奴の目に、唯一の友の目に。“漆黒の角”を持ったあの鬼の目に…。
そしてその眼が、まるで死んだ眼をしている己との対比かと思うと、思わず目を背けたくなった。それほどギラギラとした眼だったのだ。
―――だから…。
激高した妖怪の長がその小僧を斬りつけるその瞬間。何を思わずとも声が出ていた。掠れた老いぼれの、死にぞこないの声が出たのだ。
「……!小僧っ!」
だがその小さな鬼は、胸のところを袈裟に切られて倒れ込んだ。
そして倒れたその小僧から赤黒い液体が溢れ出す。当人の鼓動に合わせて勢いよく血が噴き出していた。砂が、草が、地面が赤に染まった。
嗚呼可哀そうに。さぞ苦労した人生だったろうが…お前さんもここで仕舞い。つくづく、世の中にはどうしようもないことがたくさんあるなと心の底から憶えさせられた。
と、そう思った瞬間だった―――。
角なしの鬼の小僧を中心に禍々しい妖気が満ちた。寒気と怖気。震え、硬直。
気が付けば、その禍々しい妖気に集落中が包み込まれ、本能的に危険を察知した周りの妖怪共は走るなり飛び去るなりしてとんずらしていた。まるで脱兎の如くその場を後にしていたのだ。
視線を遣ると、袈裟に斬られたはずの小僧は立っていた。
―――っ!?
しかし、自分の視線は立った鬼の小僧を見ていたのではない。厳密には、立った鬼の小僧の額を見ていた。
目線を離せなかった。正しく釘付けだった。心臓が硬直してしまったのかと錯覚する時が止まってしまったかのような感覚。背中から溢れ出る気持ちの悪い冷や汗と、額に流れる脂汗。
鬼の額にあったのは、あの“漆黒の角”だった。
まるでコールタールを頭から被ったかのような底の見えない黒。光を吸収する黒。角の表面には、見たこともないような黒い炎が燃え上がっていた。そんな角が一本。一本だけ。彼奴の右の前髪を掻き分けて聳えていた。
すぐさま昔の記憶が蘇る。
その危険性を、その破壊性を…。
残っていたのは、己と、震える手で刀を掲げ続ける里長と、あの漆黒の角を持つ鬼の小僧のみ。
枷などはとうのとうに外していた。そしてさっきのさっきまで己を殺そうとしていた里長に警告した。
「お前さん、逃げろ。お前さんでは、この小僧には敵わん」
すると、里長は情けない声を出しながら身を翻して森の方へと走り出した。
小僧が追いかけようとするが、己の身体でそれを防ぐ。
自分はその角の危険性をよく知っている。その破壊性をよく知っている。
大きな大きな負の感情。とてつもなく大きな負の感情だ。そしてその負の感情にとらわれ、漆黒の角にとらわれ。死んでいった者を知っている。唯一の友だった…。
―――だからこそ。こ奴を止めなければならない、そう感じた。
小僧の目は先ほどとは打って変わり。ギラついた野良犬のような眼から、復讐を果たしに来た狼のような眼に変わっていた。
考えることは数多ある。あの角はそうそう簡単に手に入るものではない。だから問うた。
「そんなことよりお前さん…その角、どうやって手に入れた?」
そう問うが、当人は自覚してない。自覚していないということは、未だに自分に角が無いと思い込んでいるということだ。
あの角は危険だ。他人にも自分にも害をもたらすモノだ。だから警告した。
「警告じゃ、ちぃと深呼吸でもして落ち着かんか…。でないと小僧…堕ちるぞい」
そうだ。何の比喩でもなく堕ちるのだ。苦しいとか痛いとかそんなものじゃない。正しく暗闇に堕ちて死ぬのだ。友がそうなったように…。
しかし目の前の小僧は聞く耳を持たない。
禍々しい妖気が満ちる。漆黒の角が更に黒く、黒い炎が更に黒く燃え上がり、その火柱が天に向かって昇る。確かな殺気を持った眼光と圧力。殺気を行動に乗せたかのような身体の運び、動き。
―――来る!
そうカンが働いた。
だが、コチラとて平安から生きる死にぞこないの鬼。地獄で生まれ、地獄で育ち、地獄のような日々を送ってきた鬼ぞ。昨日今日力を持ったような、それも角の無かったような鬼に遅れは取るまい。いや、取れまい。
完全に見切った奴の右の腕、ハエでも止まりそうな奴の右の腕。それを躱して小僧の背後に回る。
奴の振り抜いた腕から衝撃が伝わる。その衝撃は大気を揺らし、地を揺らした。
「小僧、そのまま堕ちるでないぞ。
手刀を小僧の首に当てた。
ドサっと、小僧が身体を地面に預ける。
そしてその瞬間、あたりに満ちていた禍々しい妖気が消え失せた。小僧の額に視線を遣ると、その黒き角も姿を隠していた。
「…なくなっておる……」
本来であれば、斯様に一時的なものであるはずはない。文字通り角は角。出したりひっこめたりできるものではない。一時的な力か、それとも奪ったものか、はたまた……。
いや、考えるのは後だ。今のうちにこの里から離れるのが先決だ。もう一度こ奴が目を覚ました時、どうなるかわかったものではない。
※
地上にいる鬼は本来であればひとつの角を持って生まれるかふたつの角を持って生まれるか。そのどちらかである。
一本角は格式高い鬼の家系に多く見られ、数多くの力自慢を輩出してきている。そして二本角は妖力に恵まれている事が多く、自慢の力と神通力を使ってバランスよく戦う。そして己のような獄卒は脇差のような鋭い二本の角を持って生まれ地獄で閻魔の使いとして働く。
そしてそれに属さない角を持つ鬼が数体存在している。亡くした友が持っていた角。そしていま背中で眠りこけているこ奴が持っている漆黒の角はその部類である。力も妖力も未知数。
なぜ漆黒なのか、どのような能力を持ち合わせているのか。どのような特徴を持っているのか。全て未知である。
両親が一本角でも子どもが特殊な角を持って生まれる場合もある。全て未知なのだ。
ただ、唯一分かっていることは。そういう特殊な角を持っている鬼は…。
―――まともな死に方ができないということ。
唯一の友もそうして闇に呑まれて死んでいった。
だから、だからこそ。こ奴を堕とすわけにはいかない。アレを目の当たりにした自分が、こ奴をあのような目にあわせてはいけないのだ。
酷く曇った空。キャンバスを全て面白みの欠片もない灰色で塗りたくったかのような空。気が付けば、己の髪を大きく揺らす風とともに、ポツポツとぬるい雫が頬に落ちていた。
背中でスヤスヤと眠りこける小僧を数多くある大木のひとつの陰に下ろす。
すると…。
「…都へ……都へ………」
小僧の口がそう言ったのだ。ただの寝言、守り抜くと決めたあ奴を亡くしていなければ、今頃己にも斯様な孫がいたかもしれない。そう思うと、心臓に何かチクチクとしたものが刺さると同時に、肩に数キロの重りが乗ったような感覚に陥った。
「お前さんは気楽そうでいいのぉ。…にしても、都か」
幸か不幸か、あの集落から離れることに専念していたが、向かっている方角はちょうど都の方だった。逃げることが目的の進路だったが、敢えて進むことが目的の進路に切り替えた。
都には知り合いがいる。鬼ではないが鬼のような怪力を持った人間の知り合いが――。
周りを見回すと、そこは人が通る道も妖怪が通る道もない。獣道すらない山だった。茶色の地面に役目を終えた茶色い葉が蓋をしている。そんな茶色い蓋を突き抜けている大木が延々と続く山の斜面。光が差し込まないくらいの森故、草や花はない。ただジメジメとした暗い森の中に、シトシトと雨が降り注いでいた。
そして枯れ葉に雨がかかり、独特な土の香りを辺りに漂わせ、それがぬるい風に乗ってコチラまでやって来る。何もない山の斜面。
大木のひとつの影を借り、雨が止むのをスヤスヤと眠りこける小僧と過ごす。
「雨が止んだら…そうじゃな。お前さんの要望通り、都にでも行くかの」
「…都ぉ……」
寝言で都へ都へと零す小僧にため息を吐きながらも、暗くなりゆく空を眺めて時が経つのを待った。
※
「何度見ても…いい街じゃの」
街に着いたとき、辺りは暗くなっていた。しかし、その暗闇をかき消す明るい提灯光り。街は少し暗い赤色の雰囲気を纏い。待ちゆく人と人ならざる者は愉快そうに肩を組んで道を行く。
己を角を見られないよう、まじないを施して大きな通りを往く。小僧を背負って道を往くのだ。
見えるのは屋台、出店、赤と白の提灯、彩り豊かなのぼり旗、行きかう人と妖ども、そしてかすかに見える怨霊の類。昔ながらの京都の街の顔だった。しかし、都は訪れる度に新しい顔を見せてくれる。見たこともない鉄の骨組みでできた建物、一面ガラス張りの建物が新参顔で街に並ぶ。
目が右往左往し、光と酒の匂い。道行く者どもで酔いそうになる。しかしそんなことも言ってられない。宛てはあるのだ。
あの鬼のように強い人間。
目的地に着くと、そこは都の少し端のところ。郊外とまでは言わないにしろ、喧騒は少し遠くにある。そんな所だ。ここに妖怪と人間の事件を専門的に扱う事務所を構えている者どもがいる。
そこなら、或いは…。こ奴の面倒を見てうまく扱ってくれるかもしれない。
餅は餅屋に、妖怪のことは妖怪のプロに任せるのが良い。
その事務所を目の前にしたとき。寂れた門構えのところに、煙草を溝の隙間に捨てている大男が見えた。あ奴だ。
大男は、コチラを確認するなり、目を細めて鋭い目線を遣って来る。
そして、低く、渋い声が聞こえた。
「なんだじじい。また地獄から抜け出してきたのか?」
「…まぁ、そんなところかの」
「あの世とこの世の約束事なんざしらねェ。だが面倒事なら御免だ。はやく地獄にかえんな」
「まぁそういうでない」
大男はそう言う。
縁あって知り合った鬼のような人間。――佐野だ。
その佐野が、後ろに背負っている小僧を見るや否や、面倒事だと察して目を細める。
「ちょいと相談事なん――」
「やだね」
佐野が言葉を遮りながら牽制する。
「まぁ、そう言うな佐野。ちょっと頼みたいことがあるだけじゃて」
「まぁた面倒くさそうな厄介事もってきやがって」
ずれてきた小僧の位置を治すために、ドンと身体を浮かせてがっちりと足を支える。そしてその様子をみて、佐野がこの小僧関連の事だと疑いにかかって来るのだ。
「…まぁ話だけは聞いてやる。おおよその見当はついているがな…」
「……この小僧を預かってほしい」
「ほらな…やっぱりだ」
「なんじゃ、いかんか?」
「なんで俺がクソガキのお守りなんざ…」
「いいから話を聞け」
そういうと、佐野は何かを考えるようにして少し黙った。
「………話せ」
「なにもずっと面倒を見ろと言っているわけでは無い。儂が次に迎えに来るその時まで、少し預かっていてほしいだけじゃ」
「その“少し”がいつになることやら…。お前ら妖共の『少し』は人間にとってのどれくらいなんだ? え?」
「たったの50年程じゃ」
「…話にならねェよ。50年もたちゃ俺ぁ死んでる」
「この小僧…役に立つやも知れぬぞ」
そう言った瞬間。佐野の纏う雰囲気が変わる。
面倒事を如何に避けようとするかではなく。話を聞いて損得を勘定する眼になったのだ。
「…詳しく聞かせろ。そのクソガキが一体どう役に立つってんだ?」
「そうじゃの…言ってみればこ奴は原石じゃ。宝石にも石くずにもなる得る原石じゃ」
「…ほう」
「ただ、こ奴を地獄に連れていくことはできん。儂が宝石に育て上げることはできん。故に、お前さんに育ててほしい」
「そりゃ都合がいい。コチラもポテンシャルのある人材をスカウトしようとしているところだ。だが本当に役に立つのか? そんなクソガキが。いったいそのガキにどこに惚れ込んでいる?」
「……それは言えん」
「じゃあ話にならねェと言わざるを得ないな。此処は仕事場であって学校じゃねェ。ガキのお守りをする場じゃねェんだ」
「じゃが地獄に連れて帰ることはできん。頼む佐野。この通りじゃ……」
己の首を垂れ、佐野に頼み込む。
佐野はその姿を見てチっと舌を打つと、また話し出す。
「そもそもなんだそのガキ? どこで拾ってきた? 親は? 名前は? 年は? 種族は? まさか攫ってきたんじゃねェだろうな?」
「見えないかもしれんが、こ奴は鬼じゃ。角なしの鬼。親も名前も知らんが、妖怪の里で切り捨てられているところを拾った。凡そ、角が無いことでいろいろあったんじゃろ」
すこし話を改変しているが、ほとんどは真実である。
「ほう」
佐野は顎の髭をさすりながら、吟味するような目で小僧を睨む。
「角は無いが“鬼”か。力は強く育ちそうだな…」
「………?」
「いやコチラの話だ。何でもない」
暫しの沈黙。
「改めて聞くが…この小僧、引き取ってくれるか? 秘めた力は充分以上。生かすも殺すもお前さんの腕次第」
「少々面倒だが、良い話には思えてきた。ただ問題は、そいつが目覚めた時に俺の下で過ごすことをどう納得させるかだ」
「それはお前さんに任せる」
「…なるほど……。――やっぱりやめだ。そんな面倒くさいことしたくねェし、何よりガキのお守りは性に合わねェ…。それに…じじいにまんまと言いくるめられるのば一番癪だ」
「……左様か…なら仕方ないのぉ」
佐野はため息を吐く。
「参考程度に聞くがじじい。そのガキ、どうするつもりだ?」
「仕方のないことじゃ、お前さんが引き取ってくれぬのならそこらにでも捨てて帰るかの…。なにせ地獄にこの世の者は連れていけぬ。邪魔したの佐野…」
そう言って、己の踵を返す。またずれてきた小僧の位置を治しつつ、来た道を戻る。
そうしようとするが、背中に佐野の低い声がかかる。
「そうか…明日は“燃えないゴミ”の日だ。ゴミにでも出しとけば“誰かが回収してくれる”かもな」
「ほっほ…。燃えないゴミか。いやはやかたじけない。感謝するぞ…佐野」
己は地獄の鬼。己は閻魔の使い。あの世とこの世は、然るべき時分以外不干渉が絶対の約束事。故に。こ奴を地獄に連れていくことはできない。
どうか強く育ってほしい。どうか堕ちないでほしい。
理由は本当にくだらなかった。ただ、昔の友と同じ角を持っていたからほっとけなかった。だからここまでしてこ奴の引き取り先を探した。
小僧の面倒は見たいが地獄には連れていけない。そのジレンマの果て、佐野にこ奴を託すことにした。
背中から小僧を降ろし、“燃えないゴミ”の指定日が書かれた場所に小僧を降ろす。
背中から小僧の体温が消えていく。スヤスヤと眠りこける寝息が遠のいていく。
自分にも孫がいたら、友が生きていたら…。いろいろな考えがよぎるが、そんあ考えと共に小僧をここに置いていく。
―――小僧、どうか堕ちてくれるなよ…
そう言い残し、己は地獄に帰った。
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