行きたい大学の決め方
では次へ行きましょう。今回は行きたい大学の決め方についてです。
行きたい大学(学部)を決める点については次の三つが重要だと思います。
1、学びたいことが学べるか
2、自分の得意分野であるか
3、家からの距離(あまり乗り換えしなければならない場所にあると辛い)
本当に心から学びたいことであれば苦手な分野でもいいと思いますが、私個人的な意見からすればできるだけ得意なことであるといいと思います。私は国際系の学部へ行ったのですが、英語が得意なので、単位を落とすという心配はあまりしなくてすみました。
自分の心の中に何をやりたいか決めていることがあれば、行きたい大学(学部)を選ぶのは簡単だと思います。
しかし、なかには一体自分が何をしたいかよくわからない人がいると思います。そのときには自分を観察して、自分が何が得意なのかを分析してみましょう。「多重知能論」というのを聞いたことはありますか? ハーバード大学のガードナー教授が提唱した人間の知能を8つに分けた考え方です。
一つ目は「音楽・リズム知能」。音楽に関する能力ですね。正確に定義すると「音・リズム・メロディなどを認識し表現する能力、感受性」だそうです。絶対音感があれば、音楽的知能はかなり発達していることになります。
二つ目は「言語・語学知能」。「話をする、文章を書くなど、言葉を使って表現する能力」です。英語が得意な人は、この知能が強いということになります。
三つ目は「論理・数学的知能」。「計算や分析などに必要な論理的思考力」です。これがあれば論理的に他の人を論破できるでしょう。
四つ目は「視覚・空間的知能」。「空間のなかで物事をイメージ・認識・表現できる能力」です。この能力があれば、地図見たらどこ行けばいいか理解できるようになります。
五つ目は「博物的知能」。「自然や環境に関心が高く、観察・発見・分類できる能力、自然と共存する力」です。植物や昆虫が好きであれば、この能力が発達しているということになるでしょう。
六つ目は「身体・運動感覚知能」。「身体を使った表現力」。いわゆる「運動神経」っていうやつですね。
七つ目は「対人的知能」。「他人の感情や考えを理解できる力、コミュニケーション能力」。陽キャのもつ能力です()。
最後の八つ目は「内省的知能」。「よい面・悪い面も含めて、自分を正確に理解できる力」です。自己分析力っていうとわかりやすいかもしれません。
引用元 https://kodomo-manabi-labo.net/multiple-intelligence
では次にこの8つの能力が自分がどれだけ優れているのか5段階で評価してみましょう。例えば西澤が自分自身を評価するとこうなります。
「音楽・リズム知能」:4(絶対音感がある、作曲もしたことがあるため)
「言語・語学知能」:5(三か国語話せるため)
「論理・数学的知能」:3もしくは2(計算はまあまあ)
「視覚・空間的知能」:1(まったくなし。方向音痴で空間図形の問題もまともに解けたことがない)
「博物的知能」:4(生き物は好き、昔バッタ飼ってた)
「身体・運動感覚知能」:2(運動嫌い、人並みではある)
「対人的知能」:4(初対面でも話せるよ。『表面上』の友達はできやすい)
「内省的知能」:3(自己分析はまあまあできてる……はず)
こんな感じでしょうか。上を見ると、「言語・語学知能」と「対人的知能」、「音楽・リズム知能」、「博物的知能」が高いことがわかります。
「言語・語学知能」と「対人的知能」は結びついているので、語学系や人とかかわることがメインである国際系の学部が向いているということがわかります。
「音楽・リズム知能」は高いけれど、あの世界は「5」くらいないとまともに戦えないのでパス。
「博物的知能」はつまりは生物学の分野となりますが、生物といったら理系のため、数学が苦手な私は死ぬことになります。
また絶対に合わない学部も見えてきます。私は「視覚・空間的知能」がめちゃくちゃ低いので、その能力を使う建築学部などへ行くと死ぬことがわかります。道に迷わない人がうらやましいです。
どうでしょうか。自分の将来の道で迷っている方、もしくは理系か文系かわからなくなった人はぜひこちらをやってみてください。自分の得意分野はだいたい好きなことだと思うので、その分野を極めればいいと思います。
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オリジナリティあふれる小説を書いているので、そちらもぜひよろしくお願いします。
Fairies
https://kakuyomu.jp/my/works/16816700428703928422
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