第4話 襲撃

 ホテルに一旦戻った沢渡と柏木は、まず権藤へ一報を入れた。

「ご苦労だった。ホテルのセキュリティを信用しないわけではないが、資料は総領事館に預けておいた方が良さそうだな。今後のことは追って連絡する。しばらくゆっくりしていてくれ」

 資料を写した画像は既に権藤へ送ってある。その評価と方針が決まるまで数日を要するだろう。それまでは待つしかない。

「了解しました。早速総領事館へ向かいます」

 沢渡は権藤に対して了承したものの、気分は重くなっていた。在上海日本国総領事の栗栖くりすは、その立場上、当然ながら日中関係の改善に尽力している。その領事に中国による国家的テロ計画の証拠を預けることになる。民間レベルの交流の場を多く作ってきた栗栖にとっては辛い現実だろう。封筒は開けられないように処置しておいた方が良さそうだと沢渡は判断した。

「どうかした?」

 沈む沢渡を心配して声を掛けた柏木に、沢渡はゆっくりと首を横に振った。

「いや、大丈夫だ。資料を総領事館に届けて飯にしよう。ご希望の物を食べさせてやるよ」

「国民の血税で、でしょ?」

「その血税が外貨に替わるのは気が引けるか?」

「まさか。国の為に働く私達のエネルギーに替わるの」

「物は言いようだな」

 出会ってからずっと務めて明るく振る舞う柏木に、沢渡は感謝していた。緊張状態が長く続くと、いざという時の集中力が弱まる。緊張感がまるでないのでは話にもならないが、どこで養ったのか、柏木はそのバランス感覚に優れていた。


 上海の街は東京によく似ている。

 沢渡達が利用した上海虹橋ホンチャオ国際空港は、その歴史も羽田空港と似ていた。一九九九年に上海東部に上海浦東プードン国際空港が開港し、一旦は国内線専用空港となっていたが、羽田空港同様、国際線チャーター便の就航を経て、虹橋、羽田間では定期便の就航に格上げされている。

 今、沢渡と柏木がタクシーで向かっている総領事館は、その虹橋空港から五キロ東にあり、沢渡達が宿泊するホテルからも歩いて行けない距離ではない。それでもタクシーを選んだのは、ドライバーから北京ダックが旨い店を聞き、そのまま店までタクシーで行こうという柏木の提案が通ったからだ。

 だが、領事館に到着する前にドライバーから聞き出したレストランの名前は、東京にも店を出している有名店だった。

「悠平さん、どうする? せっかく中国に居るのに、東京にもあるお店がオススメだなんて。もっとこう、なんて言うんだろ。地元のタクシードライバーに人気の、知る人ぞ知る、みたいなの期待してたんだけど」

 沢渡もそう感じはしたが、あまりにも真剣な表情で思案する柏木に苦笑した。

「ホテルへタクシーを呼んで乗り込んだのが原因かもな。もし安ホテルの客なら、現地の人間が通う様な店を紹介したかもしれんが」

 柏木は沢渡の推測に納得した。

「そっか。仕方ないね。その高級レストランで我慢しよう」

 そう言った柏木の表情は、「仕方ない」や「我慢」といった言葉とは正反対のものだった。

 間もなくタクシーが総領事館前に到着すると、沢渡は柏木を車内に残して路肩に停車しているタクシーを降りた。二人とも降りれば、乗り逃げではないかとドライバーに要らぬ心配をさせる。

「それじゃあ運転手さん、すぐに戻りますので」

 ドライバーはそれに笑顔で手を挙げて応えた。柏木も後部座席で小さく頷いている。それを見た沢渡も頷いて返し、早足で総領事館内へと向かった。

「旦那さん、イイ男だね」

 ドライバーが沢渡の背中に視線を向けたまま柏木に話しかけた。

「そうですか? ありがとうございます」

 旦那ではない。そう説明するのは無意味だし、柏木は沢渡ほど中国語が得意ではない。

「お客さん、北京ダックも良いけど、上海に来たなら蟹も食べなきゃね。大閘蟹ダーヂャーシエ

「大閘蟹? ああ、上海ガニ! そうか、それも良いな。一応オススメのお店、教えてくれる?」

 柏木の笑顔に、ドライバーも笑顔になって後部座席の方へ上半身を捻って振り向いた。そのドライバーの手には、助手席に置いてあった上海のガイドブックが握られている。ドライバー本人が読む為ではなく、観光客用に乗せてあるのだろう。

 所々柏木には聞き取れないくらいの早口で、ガイドブックを捲っていたドライバーの顔から、突如笑顔が消えた。ドライバーは、首をすくめ、ガイドブックを手放して、頭を両手で守る様に抱えた。それを見た柏木も、反射的に身体中の力が入った。ドライバーの反応で何が起きようとしているのか、柏木はタクシーの後方を振り返ることなく察知していた。

 タクシーを襲った衝撃は、柏木が覚悟していたものよりも遥かに小さかった。柏木の身体は、僅かに前後に揺れただけだ。タクシーへのダメージも、バンパーだけで済んでいるだろう。

 柏木がようやく振り返ると、黒いワンボックスカーのハンドルを握る男と目が合った。


「それでは栗栖領事、帰国するまでよろしくお願い致します」

「はい。私が留守の間でも取り出せるようにしておきましょう」

 栗栖はそう言いながら、沢渡の目の前で資料を金庫へ収めた。

「早く帰国できると良いですね。あなた方にとっても、両国にとっても」

「ええ」

 栗栖の哀し気な瞳の奥に、僅かな怒りを沢渡は見つけていた。栗栖のような表側の人間からは、沢渡の仕事が良く思われないのは充分承知している。承知しているが、それを詫びることは決してない。栗栖もまた、沢渡を直接責めることもしない。最終的な目的は同じで、その為にはお互いの存在が必要だと分かっているからだ。

「大きな騒ぎは起こさないで下さいね。平和に暮らす人達がとばっちりを受ける。未だに日本人だからという理由だけで襲われる事件もあります。これ以上関係を悪化させたくない」

「私も同じですよ。その為の仕事です」

 沢渡が栗栖に頭を下げて領事室を去ろうとした時、ドアが激しくノックされた。

「領事、失礼します」

 応答を待たずにドアを開けた男は、少々慌てていた。栗栖は男に向けて手のひらを広げ、落ち着かせるようにゆっくりと話した。

「どうかしたかね?」

「前の通りに停まっているタクシーが強盗か何かに襲われました。拳銃が発砲されて、怪我人が出たようです」

 それを聞くなり出口へ走り出そうとした沢渡は、栗栖へと向き直った。

「防犯カメラの映像をすぐに日本へ送って下さい」

 栗栖がそれに頷くのを確認して、沢渡は表の通りへと急いだ。タクシーが停まっていた辺りには既に野次馬が集まっている。警察の姿はまだない。救急車の到着もまだのようだ。

 沢渡が野次馬を掻き分けてタクシーまで辿り着くと、歩道の上でドライバーが横になって呻いていた。ドライバーの左膝は、出血でグレーのズボンが赤黒く染まっている。沢渡はズボンの血に染まった部分を引き裂き、ドライバーの傷を確認した。傷は間違いなく銃弾によるものだった。弾は膝の下を貫通していた。

「奥さんがっ」

 ドライバーが止血の為に傷口を縛る沢渡の腕を掴んだ。

「奥さんが、連れていかれた」

 痛みをこらえて話すドライバーに、沢渡は何度も頷いた。

「誰に撃たれた? 知らない人間か?」

「分からない。顔は目出し帽で隠していた。声も聞いていない。追突されたから外に出たらいきなり撃ってきた。でも男だ。大きい男。貴方と同じくらい、一八五センチはあった」

「そうか。ありがとう」

 沢渡はそう答え、血痕を辿った。

 ドライバーが撃たれたのは、運転席横の路上のようだ。ドライバーが横たわる歩道の次に血痕が多い。貫通した弾は、血痕の位置から二メートル先でアスファルトに傷を付け、更に五メートル先に転がっていた。

 沢渡はもう一度ドライバーの傷を確認した。今度は傷の具合ではなく、その位置を入念に確認している。そして、弾痕と血痕を睨みながら距離を測り、タクシーの後方一メートルの位置で、銃を構える格好をした。

「この辺りか」

 沢渡はその場で地面を見渡した。だが、薬莢やっきょうはどこにも落ちていなかった。

 総領事館の門を映す防犯カメラから、タクシーが停まっている通りまではやや距離がある。高解像度のカメラでも、鮮明な映像は期待できない。沢渡は警察が到着する前に、できる限りの手掛かりを探した。

 追突されたというタクシーの後部には、一見追突されたような痕跡は無かったが、僅かにバンパーの塗装にひび割れがあった。しかしそれだけだ。追突してきた車の塗装は付着していない。

 その代わり、アスファルトの上に細かくすり切れた紙片が落ちていた。初めから追突するつもりで、追突する車のバンパーに段ボールか何かを貼り付けていたのだろうと沢渡は推測し、他に落ちている物がないか注意深くバンパーの下を覗き込んだ。

 だが、タクシーの下で沢渡が見つけた物は、新たな手掛かりではなく、手掛かりを消す為の物だった。

 黒い十五センチ四方の箱。箱からはアンテナ代わりの銅線が十センチほど伸び、その銅線が出ている近くでLEDが赤く点滅している。

「爆弾だ! タクシーから離れろ!」

 沢渡が叫んだ直後、黒い箱は閃光と熱を撒き散らし、一瞬で沢渡から光と音を奪った。


「権藤チーフ、一番に沢渡さんです」

 時間は遡り、日本時間午後二時過ぎの霞が関。外調のオフィスで遅めの昼食のサンドイッチを頬張っていた権藤は、予想より早い連絡に、壁の時計と腕時計とで時刻を二度確認した。「ふむ」と小さく呟いて点滅する一番のボタンを押し、喉の下にサンドイッチを押しやって受話器を上げた。

「随分早かったな。接触して一時間しか経っていないだろう」

 正午に時間指定をされた情報提供者との接触。上海と東京との時差は一時間。上海は一時を過ぎたばかりだ。

「ええ。思ったよりも多くの収穫がありました。詳しくは手に入れたカルデラの資料画像と一緒にメールで送っています」

「資料? 紙ベースのか?」

「はい。メールにはスキャナーで取り込んだ画像を添付してあります。それを見て方針を決めて下さい」

「ご苦労だった。ホテルのセキュリティを信用しないわけではないが、資料は総領事館に預けておいた方が良さそうだな。今後のことは追って連絡する。しばらくゆっくりしていてくれ」

「了解しました。早速総領事館へ向かいます」

 権藤は受話器を置いて、マグカップを手に、斜め前に座る情報処理管のデスクに移動した。

「沢渡からメールが来ているはずだ。添付画像も全てプリントアウトしてくれ」

「分かりました」

 権藤の指示で、情報処理管が素早くパソコンを操作すると、窓際に置いてあるプリンターが仕事を始めた。

「二十八枚出てきます。画像もドキュメントばかりのようなので、モノクロで出しています。良いですよね?」

「ああ、構わん。必要ならまた頼む」

 権藤がプリンターへ印刷された物を取りに行ったときには、既に全てプリントアウトされていた。排出口に溜まった紙を取り、その場でざっと確認する。

「なるほど。棚から牡丹餅どころじゃなさそうだな」

 権藤は書類をアタッシュケースに入れ、スマートフォンで電話を掛けながらオフィスを出た。

「もしもし、権藤だ。新しい情報が入った。いや、情報自体は三年前の物だが、例のカルデラに関する情報だ。ああ、そうか。例の兵器だよ、火山の。ああ。私はもう向かっている。ん? そんなもの適当に切り上げれば良いだろうに。どうやってと私に言われてもな。とにかく十五分で行く。では」

 エレベーターホールの前で電話を切った権藤は溜息を吐いた。

「まったく、学者さんって奴らは優先順位が独特だ」


 霞が関某所の小さな会議室。

 ただひとりその部屋に座る権藤は、プリントアウトした書類のうち、沢渡から届いたメール本文を睨みつけていた。

「六人のテロリストが、箱を背負って阿蘇山付近に散らばっていたということか。どうやって潜り込んだ? いや、そんなことは簡単か」

 現行の法では、箱の正体を訊ねることはできても、地質調査の機械だとでも言われればそれ以上調べられない。日本は未知の脅威に対して、あまりにも無防備だ。権藤は机上に積んだ資料を万年筆の背中で叩き始めた。考えても考えが纏まらない時の権藤の癖だ。

 そこに会議室のドアが開いて、白衣のボタンを几帳面に全てはめて着ている矢動丸が入ってきた。

「あれ? 外調さんだけですか?」

「今のところは。もうすぐ内調の佐田さだ君も来る」

「総理は?」

「ニュースも新聞も読まないらしいな」

「はい?」

「総理は今頃『そのような事実はありません』を繰り返している」

 権藤の言葉に首を傾げる矢動丸の反応は放っておいて、机上に置いてあった資料の一部を渡した。

「電話で話した情報だ。そこに書いてあることは、私にはさっぱり分からん」

 権藤から書類を受け取った矢動丸は、一瞥して眉間に皺を寄せた。

「中国語は私にも読めませんよ」

 そう言いながらも、紙を捲ってメールの本文を読み進めると、矢動丸はその目を大きく見開いてゆく。

「そうか。そういう仕掛けか!」

 矢動丸はやや興奮気味にホワイトボードの前に立った。

「何が分かった?」

 権藤に頷くと、矢動丸はペンを手に図形と文字を書き殴り始めた。

「潜水艦一隻でエネルギー波を発射したとして、どうやってターゲット付近でエネルギーを変換するか分からなかったんです。マグマを構成する物質にだけ反応するのか、あるいは、そうですね、カメラのピントを合わせるように、複数の波長を使って最大限に干渉する地点を調整しているのかと考えていました」

 話を聞きながら権藤は耳の後ろを掻いている。どうにも話が回りくどい。

「いや、その原理は分からなくとも、やり方は私にも分かった。補助装置で的のような物を作ってやる必要があるのだろう? それ以外で分かることはないのか? そこに回路図もあるじゃないか」

「この回路図は役に立ちません。電源部分の安定化回路がほとんどですから。私が言いたいのは、この兵器、カルデラを無効化できる可能性が見えてきたってことです」

 権藤は、その回答にも溜息を吐いた。

「そんなのは私にでも分かる。補助装置を使わせなければいい。そういうことだろう?」

 今度は矢動丸が権藤の回答に溜息を吐き返した。

「前回の実験で六台。本番では何台の装置を使うとお思いですか? 例え一台か二台の運用を食い止められたとしても、他が動けば威力の減衰度合いは分かりませんが、僅かな刺激で火山そのもののエネルギーが連鎖的に噴火に向けられるかもしれない」

「ではどうすると言うんだ?」

「早い段階で補助装置の一台を手に入れると言う条件付きではありますが」

 矢動丸がようやく核心を話し始めた時、権藤のスマートフォンがデフォルトの呼出音を鳴らした。画面には官房長官の國代くにしろの名前が表示されている。嫌な予感に権藤の顔が歪んだ。

「はい、権藤です」

「すぐに戻れ。君の部下が上海で襲撃された。今、本宮もとみやが君のオフィスに向かっている」

 本宮は三年前に警視総監を退官して内閣危機管理監に就任した男で、最初にこの会議室でカルデラについての報告を受けた時に居たメンバーの一人だ。

「襲撃? 二人の安否は?」

「男の方は爆発に巻き込まれて危険な状態のようだ。すぐに病院に運ばれた。女の方は拉致されたようだな。現地の映像が総領事から送られてきている。詳しい分析はこれからだが、何が起きたのかはその映像を見れば誰でも分かる」

 権藤は、電話の向こうで淡々と話す國代の声を聴きながら、足を速めた。

「外調さん! 話はまだっ、あのっ!」

 矢動丸の声も届かず、権藤は会議室から去って行った。

「まったく、お偉い役人さん達は庶民の都合を考えないな」


 永田町を包む空気は普段と変わらない。空も晴れ渡り、比較的緑の多い土地を通り抜ける秋の風は爽やかさを感じるほどだ。その風や、東京の少し霞んだ青空に感想を抱くこともなく、ビルを出た権藤はすぐに別のビルへと入った。

 エレベーターのボタンを押すも、二基のエレベーターはどちらも上の階に箱を置いている。権藤が耳に押し当てているスマートフォンからは、相変わらず抑揚を押さえた國代の声が聴こえていた。険しい表情のまま話を聞いていた権藤の隣に、一人の男が立った。あの会議室でも権藤の隣に座っていた男だ。権藤がその男を見てひとつ息を吐いた。

「長官、今ロビーで佐田君と合流しました。これからエレベーターに乗ってオフィスに向かいます」

「分かった。本宮ももうすぐ到着するはずだ。この件の対応は任せるが、分かっているな?」

「承知しています。彼らも、無論」

 権藤が電話を切ると、佐田が権藤の肩に手を置いた。

「そう怒るなよ」

 声には表れないように怒りを抑えていた権藤だったが、その目には明らかな怒りが浮かんでいた。沢渡達を襲撃した相手に向けた怒りではない。日本政府に向けた怒りだ。襲撃を受けたことで、政府としては動きやすくなった。國代の電話からは、それを良しとする心の内が伝わってきていた。権藤と付き合いの長い佐田にも、権藤の怒りの矛先が理解できている。

「慣れたつもりだったがな。現場の苦労を知らないわけでもないだろうが。長く上に立つとああなるのかね?」

 ようやく降りてきたエレベーターの箱に入りつつ、権藤は憎まれ口を叩いた。

「そうならないと上では務まらんさ。大切なのは国を守ることだ。人の命は地球よりも遥かに軽い。それが理解できていないようでは舵を切れないだろう?」

 当然、国民の生命、財産、権利を守る為に、国は最善を尽くす。だが、選択の中で利害を量る天秤に乗せられた命が軽ければ、容赦なく切り捨てなくてはならない。特に権藤の職場は、それを比喩ではなく実践してきた場所だ。割り切って職務を遂行しているはずだが、沢渡ほどの人材は、そう簡単に育つものでもない。理解と感情は別の場所にある。

「分かっているさ、そんなことは。今は沢渡の無事を祈るしかないな」

 権藤は目を閉じて沢渡の無事を祈ると同時に、電話で沢渡にゆっくりしていろと伝えた自分の発言を悔いていた。

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