書いたか、書かなかったか
先日、久保良文様の応援コメントにも書かせていただきましたが、創作と言うものは何事も、為したか、為さなかったかが全てだと私は考えています。
例えば、3Dモデルのキャラクターですね。あれってその界隈では一つ作るとそのキャラのファンの人とか、モデルの出来を楽しみたい人にめっちゃ感謝されるんですよね。〇〇を作ってくれてありがとう!――みたいな感じで。あれ自体はある程度の技術とセンスさえあれば、時間を掛ければそりゃあいくらでも作れるんです。
ひとつ作ると効果も絶大で、創作の起爆剤として重要な承認要求も満たされます。所謂、△△式〇〇みたいな感じで名を冠されたりもします。ただ、残念なことに3Dモデルのモデリングはコスパが悪いんですよね。アレも作りたかったけど先を越されたとか、コレまで時間が無くて手が出せないとか。他人がその栄誉を持って行っちゃうんですよね。自分でも作れたのにって。
(これ別に自分のことだけじゃありません。他の人もこんな感じでした。なのでなんか妬まれることもあるんですよ。なんなんこいつみたいな)
で、思ったんですよ。結局、世の中にとっては作ったか、作らなかったか。為したか、為さなかったかの違いでしかないんです。為せる能力があるかどうかは関係ない。いくら為せる能力があっても、為さなかったなら世の中には何の意味も無いんですよね。
そういうわけで皆さん、承認要求は拗らせるものではありません。そして悪いものでもありません。承認要求をどんどん膨らませて、創作として消化しましょう。私が書きたかったものを先を越された!――ではなく、今ここで書くのです!
◇◇◇◇◇
あ、ちなみに言うと、私は承認要求みたいなやる気が3日持ちません。すぐ飽きるのです。まあ、あまり世間的に求められるものを作ってこなかったと言うのもあるのですが、そんなに持ち上げられませんので、影響も少ないです。一度やる気が落ちると頭が『それを作る脳』に戻りませんしね。
3Dモデルは一つ作るのに下積み込みなら半年から1年以上かかる場合もあります。慣れてて素体ありでも数週間はかかると思います。スカルプトだけなら数日で済む場合もありますが。そんな環境で何故三日坊主の私が維持できたか! 素体ありで1~3日、長くても1週間で1体作ってたからですw まあ、今は亡き某エロゲなんですが。
そういうわけで、web小説。何なら下積みも何も要りません。文字を打ち込むだけです。下手でも自分が楽しめれば十分。気軽に創作できます。これまでの創作遍歴の中では冗談抜きのぶっちぎりにコスパ良いです。同人誌の漫画出すのと比べたら天と地の違いです。思い立ったが吉日! 今書きましょう!
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