第13話
過去編
「優、お前痴漢したんだってなぁ」
昔は仲が良かった同級生の友達、
「俺はしてない」
「犯罪者はみんなそう言うんだよ」
完璧に俺がしてると前提で話をしてくる。
「だから俺はしてないって、本当だって。」
「証拠はないんだろう」
「・・・ないよ。でも、急に冤罪を掛けられて、いつでも証拠を出せる訳ないじゃないか!!ヒロだって、今冤罪を掛けられても、証拠出せないだろ!!」
「必死に言い訳とか見苦しい、こんな奴が友達だったとか、最悪だわ」
話にすらなってなかった。俺の言葉は一切聞いてくれなかった。
それから、ヒロも俺に嫌がらせをするようになった。
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