いつか止む雨
2xxxx年、人類は植物が育つ大地を求め、血の雨を降らし続ける戦争をしていた。
そんな中、俺は日本で新兵器の開発に成功していた
「これがあれば、人が戦わずに済む」
と叫ぶと、隣にいた助手の工藤が
「やっとですね、博士、これが有れば人が苦しまなくて済む」
「ああ、これが有ればどんな植物でもどんな場所でも育つ事が出来る」
と喜んでいると研究室のドアが開き
「進藤君、工藤君、開発の状況はどうかな」
と所長の皆川がやってきたので、俺はさっき出来たばかりの新薬を説明すると
「今更解決策が出来た事で戦争が終わる訳が無い、もうこの戦争はな意地になってやっているんだ、もうどこの国も引けないんだよ、この戦争で役に立つものを作れ!」
と皆川は怒りながら研究室を出て行った
「博士、どうするんですか、せっかく解決策が出来たのに」
「ああ、そうだなぁ、どうすれば良いんだろうな」
と俺は天井を見上げていた。
オーロラの雨 ネオミャウ太 @neomyuta
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