オーロラの雨

ネオミャウ太

降り続く雨

俺と妹はオーロラの雨が止んだので今日も物資を拾いに行くために街を歩く、このオーロラの雨は昔の人々のかがく?という物の産物でできた物で危ない物だと隠れ家のばあちゃんが言っていた、

「お兄ちゃん、何かあったよ」

と妹が素手で物を拾おうとしたので

「やめろ!」

と言うが言った時にはもう遅く妹はオーロラの雨で濡れた物に触ってしまう。

俺は妹にかけ寄り

「大丈夫か」

と言うと妹は何も無かったように

「お兄ちゃんどうしたの、それよりも見てみて、この色綺麗でしょ」

と妹は拾ったオーロラの雨がかかったガラス玉を見せてきたので、俺は安心して

「良かった、もう素手で外の物に触るんじゃ無いぞ」

と妹を注意すると

「分かったよ、お兄ちゃん」

と手袋をつけながら、いじけて言ってきた。


その後俺たちは隠れ家で使えそうな物を探し終えたので、隠れ家へと帰りばあちゃんに報告する事にした

「ばあちゃん、今日は色んな物見つけたぜ」

と俺はばあちゃんに戦利品を見せた

「そんなに見つけたとはすごいじゃないか」

と言われたので喜んでいると、妹がわたしも褒められたいと

「ばあちゃん、これ見て綺麗でしょう」

とさっき拾ったガラス玉を見せると、ばあちゃんが

「おお、綺麗だねどこで拾ったんだい」

と聞くと妹は嬉しそうに

「これはね、歩うっ!!」

と妹は途中で苦しみ出して倒れ込んだ、俺は妹にかけ寄り

「大丈夫か!!」

と体を揺らしながら言うと、妹に反応が無かったため、更に揺らしていると、体がドロドロに溶け始めてきた、どういう事だと混乱していると

「早くその子から離れな!!」

とばあちゃんが俺に言ってきたが、俺は混乱していて、離れる事が出来ず、しばらくすると妹の体が完全にドロドロになる、それを見た俺は放心状態になりただ成り行きを見守っているとドロドロになった妹の体がだんだんと人の形になってきたので、妹は助かったんだと思い近づこうとすると

「何近づいているんだ離れな」

とばあちゃんに言われたが、俺はばあちゃんの声が聞こえず妹に近づいた

妹に近づくと

「お兄ちゃん、お兄ちゃん」

と声が聞こえたので妹が助かったんだと思い抱きしめようとすると腹に痛みを感じた、俺は痛みより妹が助かった事に喜んでいると、急に体が寒くなり、眠くなった、眠る前に妹の顔をちゃんと見ようと見てみたら、そこには極光色の化け物がいた。




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