戦闘描写が好物の私は大喜びです。
ここまでいい意味で尖った……研ぎ澄まされた作品はなかなか見れない気がします。
なんと言っても「バトル」を思いっきりメインに据えていること、そのバトルの臨場感や緊迫感、この点で非常に魅力的に感じます。
主人公は簡単に言えば最強ですが、挑む相手もまた猛者揃い。そのハイレベルな戦いが良い。
それでいて、容赦なく斬り捨てられた相手の生き様や矜恃をちら見せしたり、お国事情が絡んできたり、愉快な弟子?ができたり……物語に奥行きがあります。
最強の道をひた走りながら、様々なしがらみを負う主人公の物語に引き込まれる。
もっと読まれて欲しいな、と、拙いながら応援のレビューでした。