第42話:トラッキーP
チャプタ―1
ここは、線路である。
私達は、枕木を交換していた。
「後、十個か。ふーっ。」
「そんな時は、スポーツドリンクさ。」
「汗をかくと、ミネラルも減るからな。」
「次は、ホームドアと。」
「三日ぐらいは、掛ります。」
「早くてもだな。」
チャプタ―2
ここは、キエーレビルの4Fである。
そこには、礼とスキュルが居た。
「スキュル。行って。」
「どのように?」
「任せるわ。」
「仰せのままに。」
チャプタ―3
ここは、駅である。
私達は、ホームドアを取り付けていた。
「パネル、持って来たよ。」
「とりあえず、置いといて。」
「クリア板なら、ここだ。」
「ぴったりです。」
「後は、点検、点検。」
「誤作動無し。」
チャプタ―4
ここは、上野である。
そこには、スキュルが居た。
「この芋にね。とりあえず。」
スキュルは、芋を植えて、圧迫の力を吸収させた。
「出でよ、べエーン獣「べエーンコロカシア」。」
芋は、べエーンコロカシアと化した。
「痒くしてみせましょう。」
チャプタ―5
私は、外で、ナゲットを食べていた。
「今日も明日も、ナゲット。」
そこへ、一台の獣の姿をしたスクーターがやって来た。
「俺は、トラッキーP。乎地与。行こうぜ。へへへっ。」
「何で、私の名前を?」
「トラッキーサイガから聞いた。」
「わ、理解った。」
私は、トラッキーPに乗って走り去って行った。
チャプタ―6
ここは、仲御徒町である。
そこには、べエーンコロカシアが居て、街中を痒くしていた。
「もっと、ぶり返せ。」
「ウワーッ。キャーッ。」
私は、そこへ辿り着いた。
「トラッキークロス。」
私は、くのいちセイバーに変身した。
チャプタ―7
「そこまでよ。」
「な、何者だ?」
「破壊を抑えるくのいちセイバー。参上。」
「ヘンタイ。」
べエーンコロカシアは、十体ものヘンタイを召喚した。
「エへへへッ。」
「えいっ。」
私は、手裏剣で、ヘンタイ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―8
「ぶり返すが良い。痒幻衝。」
べエーンコロカシアは、痒くなるのを想像して術を放った。
「ウワーッ。な、何て痒さなの?」
「もっと、掻きむしれ。」
そこへ、トラッキーPが走って来て、べエーンコロカシアに激突した。
「ウワーッ。」
「乎地与。今だ。」
「氷龍の冷血。」
私は、べエーンコロカシアを凍結させた。
「さ、寒ーっ。」
「斬幻衝。トラッキーブレイク。」
私は、べエーンコロカシアを一刀両断した。
「ギャーッ。」
べエーンコロカシアは、爆発して消え去った。
「終点。」
チャプタ―9
そこへ、ファーレがやって来た。
「へへへっ。破壊の活力液。」
ファーレは、べエーンコロカシアを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。トラッキーサイガ。」
私は、召喚したトラッキーサイガに飛び乗った。
「カイザーモード。」
私は、トラッキーサイガを人型に変形させた。
「トラッキーフリート。」
チャプタ―10
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
トラッキーフリートとべエーンコロカシアは、互いに攻撃しまくった。
「痒くしてくれる。痒幻衝。」
「ま、また、あの痒み。」
「盾で、跳ね返すぞ。」
「トラッキーシールド。」
トラッキーフリートは、トラッキーシールドを左手に持って、術を跳ね返した。
「か、痒ーっ。ぶり返しぬわーっ。」
べエーンコロカシアは、のたうち回った。
「拳幻衝。トラッキードライブ。」
トラッキーフリートは、べエーンコロカシアを一刀両断した。
「ギャーッ。」
べエーンコロカシアは、爆発して消え去った。
チャプタ―10
ここは、線路である。
私達は、ごみを回収していた。
「あっ、スマホだ。」
「こっちなんて、ティッシュ。」
「埃と砂ばっかり。」
「意外とありますね。」
「落し物が多いな。」
「前よりましだぞ。」
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