第16話：アールツナイＮ
チャプタ―１
ここは、薬を作っている工場である。
「今回は、液体か。」
「誤飲しないように改良された物よ。」
「まっ。とても苦いがな。」
「ボトルという訳か。」
「もう、そろそろだな。」
「後は、箱に詰めるだけ。」
チャプタ―２
ここは、キエーレビルの２Ｆである。
「クエーサーとアラクネよ。」
「何でございますか？」
「どのような？」
「クククッ。少々、強めのを使え。」
「仰せのままに。」
チャプタ―３
その頃、俺達は、カプセルを機械に入れていた。
「これだけあれば、充分だな。」
「後は、出来るのを待つのみ。」
「岡。液体を薬局へ。」
「理解りました。」
「いっつも、御免。」
「本当に済まない。」
「行って来ます。」
俺は、スクーターに乗って、薬局へ向かった。
チャプタ―４
ここは、六本木である。
そこには、クエーサーとアラクネが居た。
「今回も集めるぞ。」
「私に任せておいて。はーっ。」
アラクネは、いかがわしい力を集めた。
「ほう。やるな、アラクネ。」
「ええ。出でよ、「忍者グリフィン」。」
アラクネは、忍者グリフィンを召喚した。
「では、早速。」
チャプタ―５
ここは、有明である。
そこには、忍者グリフィンが居て、街を破壊していた。
「クククッ。魔獣剣。」
「ウワーッ。キャーッ。」
俺は、帰る途中、そこを通り掛かった。
「あいつの仕業か。アールツナイアクセス。」
俺は、忍者リヒティックに変身した。
チャプタ―６
「そこまでだ。」
「な、何者だ？」
「破壊を射る忍。狙撃の忍者リヒティック。参上。」
「モノドモ。」
忍者グリフィンは、十体ものモノドモを召喚した。
「イヒヒッ。」
「シュート。俺は、モノドモ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―７
「クククッ。破神彗星斬。」
忍者グリフィンは、俺を斬り裂いた。
「ウワーッ。つ、強い。」
「次は、忍法でも使うとするか。」
「させるか。水神の鏡照。」
俺は、術を唱えた。
「ウワーッ。面白い。」
チャプタ―８
そこへ、リス型の喋るスクーターがやって来た。
「岡。やっと見つけた。早く乗るんだ。」
「わ、理解った。」
俺は、そいつに乗って走り出した。
「俺は、アールツナイＮ。よろしく。」
「クククッ。喰らえ。忍法：雷遁雷。」
忍者グリフィンは、術を唱えたが、俺は、避け切った。
「狙幻衝。アールツナイスナイパー。」
俺は、忍者グリフィンを狙撃した。
「ギャーッ。」
忍者グリフィンは、爆発して消え去った。
「処方済み。」
チャプタ―９
そこへ、ブラストがやって来た。
「しょうがない。破壊の汚水。」
ブラストは、オファリングを召喚した。
「グオーッ。」
「召幻衝。アールツナイスキュリダエ。」
俺は、召喚したアールツナイスキュリダエに飛び乗った。
「カイザーモード。」
俺は、アールツナイスキュリダエを人型に変形させた。
「アールツナイフリート。」
チャプタ―１０
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
「グオーッ。」
アールツナイフリートとオファリングは、互いに攻撃しまくった。
「グオーッ。」
オファリングは、引っ搔きまくった。
「ウワーッ。盾は？」
「アールツナイシールドと叫んでくれ。」
「アールツナイシールド。」
俺が、そう叫ぶと、アールツナイシールドという名の盾が出現し、
アールツナイフリートは、それを左手で持った。
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
アールツナイフリートは、拳を喰らわせまくった。
「グオーッ。」
オファリングは、大旋風を放ったが、アールツナイフリートは、防ぎきった。
「拳幻衝。アールツナイドライブ。」
アールツナイフリートは、オファリングに拳を決めた。
「グウーッ。」
オファリングは、爆発して消え去った。
チャプタ―１１
ここは、薬の工場である。
「今回は、チュアブルですか。」
「なめて溶かす物よ。」
「飴とは、違うがな。」
「飴にしか・・・。」
「確かに。」
「それ以上、言うな。」
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