第15話:アールツナイスキュリダエ

チャプタ―1

ここは、薬を作っている工場である。

「今回は、錠剤か。」

「かなり、小さくなったよ。」

「以前と比べればな。」

「だいぶ前のような気が。」

「ふーん。そうなんだ。」

「だと思った。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの2Fである。

そこには、リヒトドクトルとブラストが居た。

「ブラスト。こいつらをよろしく。」

「こ、こいつらって?」

そこへ、新しい二人の幹部がやって来た。

「クエーサーです。」

「アラクネよ。よろしく。」

「クエーサーとアラクネよ。行って来い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

その頃、俺達は、錠剤を詰めていた。

「今回は、何処へ?」

「診療所までね。」

「岡。行って来てくれ。」

「OK。」

俺は、スクーターに乗って、診療所へ向かった。

チャプタ―4

ここは、祖師谷である。

そこには、クエーサーとアラクネが居た。

「さてと、早速、いかがわしい力を。」

クエーサーは、いかがわしい力を集めた。

「随分、あっさりと。」

「出でよ、べテンク獣「べテンクアヌラ」。」

クエーサーは、べテンクアヌラを召喚した。

「何ゲコ?」

「街を破壊して来い。」

「任せるゲコ。」

チャプタ―5

ここは、経堂である。

そこには、べテンクアヌラが居て、街を破壊していた。

「壊しまくるゲコ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

俺は、帰る途中で、出くわした。

「また、怪人か。アールツナイアクセス。」

俺は、忍者リヒティックに変身した。

チャプタ―6

「な、何者だ、ゲコ?」

「破壊を射る忍。狙撃の忍者リヒティック。参上。」

「モノドモ。」

べテンクアヌラは、十体ものモノドモを召喚した。

「イヒヒッ。」

「シュート。」

俺は、モノドモ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「異幻衝。苦しいぞゲコ。」

べテンクアヌラは、ステータス異常を想像して術を放った。

俺は、のたうち回った。

「ウワーッ。くっ。何だ、これは?」

「苦しんでゲコ。ゲコゲコゲコーッ。」

べテンクアヌラは、俺を叩きまくった。

「ウワーッ。治幻衝。」

俺は、術を解いた。

「な、何で、解けるゲコ?」

「さあな?」

「ならば、舌ゲコ。」

べテンクアヌラは、舌を伸ばした。

俺は、引きちぎった。

「これでもか?」

「し、舌が、ゲコーッ。」

「アールツナイボウ。」

俺は、アールツナイボウを構えた。

「狙幻衝。アールツナイスナイパー。」

俺は、べテンクアヌラを狙撃した。

「ギャーッ。」

べテンクアヌラは、爆発して消え去った。

「処方済み。」

チャプタ―8

そこへ、ブラストがやって来た。

「まただな。破壊の汚水。」

ブラストは、べテンクアヌラを蘇生し、巨大化させた。

「グオーッ。」

「で、でかいな。」

そこへ、巨大なリスらしき者がやって来た。

「我が名は、アールツナイスキュリダエ。我に乗るが良い。」

「理解った。」

俺は、とりあえず、飛び乗った。

「俺は、岡。」

「岡。カイザーモードと叫んでくれ。」

「カイザーモード。」

俺が、そう叫ぶと、アールツナイスキュリダエは、人型に変形した。

「アールツナイフリート。」

チャプタ―9

「ゲコゲコ。はーっ。」

べテンクアヌラは、毒のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。くっ。毒のブレス?」

「毒か。任せろ。はっ。」

アールツナイフリートは、解毒した。

「ゲ、ゲコ?」

「お返しだ。膨幻衝。」

俺は、膨張を想像して、べテンクアヌラをパンパンに膨らませた。

「アールツナイファングだ。」

「アールツナイファング。」

アールツナイフリートは、アールツナイファングを右手に装着した。

「拳幻衝。アールツナイアクアドライブ。」

アールツナイフリートは、べテンクアヌラに拳を決めた。

「ゲコゲコーッ。」

べテンクアヌラは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、薬を作っている工場である。

「材料が届いたぞ。」

「後は、調合するだけ。」

「配合も問題無しと。」

斥は、機械のスイッチを入力した。

「速いな。あっという間。」

「最新だからね。」

「後、十錠か。」

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