第79話 戦争
あれからちょっと経って私は違和感に遭遇した。それは魔力を上手く操作する事が出来なくなっていって、そしてスキルすらも発動が鈍くなったり最悪の場合は、発動すらしなくなったりと言う影響だ出てきた。
私はすぐに原因と思われる水を鑑定してみると、驚くべきことにこの水は唯の水ではないと言う事だった。
名前 聖浄の水
分類 液体
品質 高
説明 魔に属するものに対して、弱体化の効果を齎す水で逆に天使や悪魔等の神の使いは強化補正を得る
《スキル<鑑定Lv3>が<鑑定Lv4>に上昇しました》
おっ久しぶりの鑑定スキルのレベルアップかぁ暫くそのままだったから何時レベルアップするんだろうと思っていたが今上昇するのか、と言うかこの聖浄の水の影響で私は弱体化していたのかそして半死鬼は一応分類としては魔の者っぽい人類だから弱体は受けないと言う事か、と言うよりもこれが下水道を通っていると言う事はもしかしてこれがあの水の魔法の原因か?
まぁ今の私にそれを知るすべは無いしここから先は何が起こるか分からないしダストンには下水道街まで帰るように命令するかね。
「お前は下水道街まで戻りなさいこの先はただ邪魔なだけです」
「了解した主様」
そう言って、ダストンは下水道街の方に戻り私は、この迷宮を早く攻略しようと走って探索を続けた。そうして暫く探索していると大きなドアが目の前に現れこれが多分ボス部屋かそれに準ずる部屋だなと認識して、扉を開けてみると、なにも居なかった。
部屋に入ってみるが、効力が下がった魔力感知は置いておくとして、普通に使えている気配感知で探っても何も居ずにこのガランとした迷宮に違和感を覚えながら探索を続ける。
そうするとまた部屋が現れそこは、私が普段居る迷宮核がある所だと認識して扉を開けようとしてみるがビクともせずにそれ以上に、雷が降ってきて、私の皮膚を焼け焦がせた。
そうして齊瀬が終わって改めて鑑定してみる事にすると何やら書かれているのを発見した。それは...。
《この先には資格が無いため侵入できません》
そして次は資格の部分をさらに鑑定してみるとどうやら領主の証と言う奴がカギになっているらしかった。
《資格・水の都市アーナム領主・領主代行証が必要》
これは町に戻って、領主の館を襲撃する必要があるな。
と思いながら私は、疾走を活用した速さで迷宮を駆け上り領主の館を襲撃するために準備をする。だがこれで撤退なんかしようものならその娘よりも強いと言われる領主が帰ってくるらしいから今できる範囲で済ませないと言えないな。
それから素早く領主の館に向かい襲撃を開始する。まぁ準備と言ったがするような準備も無く多少消費した魔力と、下がったスキルの効果が戻るのを待ってから襲撃を開始しようと思い私は下水道街の近くてちょっと休憩していた。
そして休憩が終わり魔力やスキルの効果も戻ってから地上に戻ってみるとそこはスラム街の辺りだがおかしい事に探索者がかなり多く俳諧していて、私はそれを怪しく思い一先ず1人を捕まえて情報を聞き出そうと思って捕まえてみた。
それから時間も経たずに私は1人を捕まえて手足を怪力のスキルで強化された筋力で抑えながら情報を吐かせるために先ずは普通に聞いてみる
「おっお前はアイシス・テルメシア...だと」
「ほうお前は私を知っているのか...それでなぜスラム街に探索者が居る普段ならこんな場所にはいない筈ではないか?」
「くっそんな情報をペラペラ喋るかよ拷問でもなんでもしやがれ」
ふむ...まぁ私が侵略を吹っ掛けたのが原因と思うけれど、まさか迷宮の方には何もせずに地上をこんなに探索者で溢れさせるとはもしかしたら今この町は、探索者や衛兵で溢れてるかもしれないな。
そう考えながら私はこうしても時間の無駄だと思いこの物を離して、直ぐに逃げようとしたところと血槍波で殺す。
「まぁこの程度の存在ならこれで即死か」
そう考えながら私は領主の館に向かって歩き出すが本当に探索者が多くて、隠密などで隠れながら館に歩き出しているが、まぁ探索者の強さ事態についてはかなり弱くあの戦鬼や炎人などに比べれば倒すこと自体は結結構容易く場合によっては筋力だけで殴り殺す事も出来る程に脆弱だった。
「まぁそれにしてもこいつらは弱すぎる...何か原因があるのか?」
そんな事を考えながら私はスラム街を抜けて町まで出ると今度は衛兵が多くいてここからは油断のならない場所になると感じながら今度は隠密と忍足を併用して隠れながら進む事にする。
《スキル<隠密Lv6>が<隠密Lv7>に上昇しました》
《スキル<忍足Lv5>が<忍足Lv6>に上昇しました》
あれからスキルがレベルアップしてから余計に周りから発見されなくなり今も隠密行動を心掛けながら領主の館まで歩いていく。
そうして領主の館まで歩いていく道すがら色々観察してみたけれどどうやら衛兵はかなり警戒しているが普通の探索者はそれほど警戒している様でも無くもしかしたら私が攻めてると言う事は、衛兵などの層にしかしれれていなく普通の探索者は町を警備しろとクエストを出されただけの可能性を考慮しながら私は、この街を歩んで、領主の館に向かって歩いていく。
あとがき
普段から私の作品を楽しんでくれている人たちにお知らせです。
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